もうすぐ三歳の子供と読みました。お蕎麦を打つところからもう興味津々なお蕎麦やうどんが大好きな子供。蕎麦打ちの工程が自分の粘土遊びみたいにみえたのか「一緒、一緒」と大喜びして聞きはじめました。
話が進むうちに登場するお料理がまた素敵なメニューばかり。これは私も美味しそうなイラストに見いってしまいました。
子供は特にわんわんうどんがお気に入りでわんわんうどんのページは一番長く開いています。
オモチくんをはじめハッサク蕎麦屋一家がお客さんに喜んで貰おうと、お客さんから要望があればメニューにないものにもすぐ応えていくのは商売抜きの相手を思いやる優しさからできる行動ですね。
この巻に限らずからすのパンやさんシリーズすべてに言えることですが、毎回読むたびに接客の原点ってこういうことかな?と思える良い物語でした。