天体望遠鏡は今まさに我が家で興味のある品で、それが登場するとあって、興味津々で読んでいました。
顕微鏡が悩む気持ち・・・
何だかわかるような気がしますね。
それを慰めてみたり、励ましてみたり。
理科室のメンバーの偽らざる気持ちに、優しさがにじんでいます。
天体望遠鏡の本当の環境を知っても、顕微鏡の態度がゆるぎなかったところに、本当の心の優しさを感じました。
このシリーズは毎回ドタバタで、同じようなくだりがありますが、それが読み手には安心感があり、楽しく読めます。
他の作品も読んでみたいなと思いました。