前作「うちはお人形の修理屋さん」から始めたお人形屋さんは順調なようで良かったです。
ロシアから移民してきたアナとおない年のいとこタニア。
言葉も生活習慣も違う国で暮らすのだからタニアの態度も分かる気がします。
なかなか心を開かない彼女にとってアナが贈ったお人形はとても大切な存在で唯一といっていいお友達だったのだろうと思いました。
ネコに対するアナの態度は彼女の姉が言うとおりたいへん勇気のある行動で私もネコを哀れに思っても思うだけでアナのように行動はできないでしょう。
杉浦さんのかわいい絵も好きです。こんなすてきなお人形、私も欲しいです。
まだ子供たちなのにみんなお人形づくりもお人形の洋服づくりもすごい技術だなーとうらやましく思いました。