小林敏也氏の絵ではなく
佐藤国男氏の版画の絵本です
なんとも独特です
でも、怪しい雰囲気がぴったりなんです
カバーに
詩人生野幸吉氏が解説していて
「オペレッタ」のようーとのこと
なるほど
そうかも!
何で???
って、思ってはいけない(^^ゞ
なんだかわからない世界を
楽しむ感じですよね
オノマトペ「カンカラカンのカアン」や
風にふかれて「すいすいすい」
風にふかれて「さんさんさん」
霧、「ぽっしゃん ぽっしゃん ぽっしゃん」・・・等
不思議な感性です
風の又三郎のような節も出てきます
フクロウ
山の木々
「見下す」感じ
1等賞から順列を決めてみたり
そうかと思うと
何度も同じやりとりを繰り返す
お笑い!?みたいな
絵描きは、賢治自身なのかな?
この時代に、どうしてこうな感性を
表現出来たのか
本当に感心してしまいます
版画もとにかく雰囲気ぴったり
荒削りな雰囲気
動き出すようなデッサンです