娘が面白いと大変気に入った絵本です。
なんでもできるいくらくん、うちにもお願いしたいです。
ある日、突如現れたおすしのいくらくんのお店。
怪しいと家来を調査に送り込んだお殿様。
何でもできるらしいとの報告に怒って
いくらくん本人をよびつけたところ・・・
お殿様はいくらくんのなんでもできる能力に魅了されてしまうのでした。
「あいよ」
何でも快諾、いくらくんが可愛いです。
そしてすごい、さすが!と惚れ込み、
堕落してしまったような
お殿様にバツが下るわけでもなく、
それでいいのかな?というゆるーい結末。
(娘にも「作ったいくらくんは暑くないのか?」などの疑問もあり)
気楽に楽しく読めてしまいます。
「ぺぺぺ」と漫画のコマ割りになって
いくらくんが手品のように頼まれたものを出すページは笑えます。
初めに出したぶどうは少しはいくらに似ているものの
いくらの温泉?いくらのふとん?
どんどんいくらとはかけ離れた物が出てきて面白いです。
おすしの可愛い、ユーモアのある絵本です。
シゲタさんの中でもお気に入りです。