ロングセラー
ゆびたこ

ゆびたこ(ポプラ社)

  • びっくり
  • 役立つ
新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ひとつのねがい」 ムスカンさんの声

ひとつのねがい 作:はまだひろすけ
絵:しまだ・しほ
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2013年11月19日
ISBN:9784652200261
評価スコア 4.7
評価ランキング 1,785
みんなの声 総数 22
  • この絵本のレビューを書く
  • やり遂げた人生は尊い。

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、女の子6歳

    6歳の娘と読みました。

    落ち着いたシンプルな表紙の絵を見て一緒に読む相手に
    娘(6)を選んだものの、
    読んでいくうちにこれは幼児向けではない、
    小学生の長男と読むべきだったか、
    いやむしろ大人向け、私向けではなかったかと思い始めました。

    町はずれに立っている一本のがい灯がこの絵本の主役。
    ずいぶんよぼよぼの年をとったがい灯ですが、
    そのがい灯の持ち続ける願いが一冊の本を通して描かれ、
    そしてがい灯が最後を迎える時で物語も終わります。

    一見とっても無理なように見えても、
    みんなからバカにされても、他からどう思われようとブレることなく、
    それでも強く持ち続ける願い。
    そしてそれが達成されたときに一生を終えたがい灯。

    外野の声や周りの目線を気にすることなく、
    自分がよいと信じる子育てをしていいんだよって
    私に語り掛けてくれているようで、最後ちょっと涙目になりました。

    そして、最後は悔いなく終わったであろうがい灯の一生。
    最後はヨレヨレヨボヨボでも、その志を遂げた終えた一生が
    とってもとっても、尊いものに思えました。

    一人一人にこのように命の最後を迎えてほしい、
    そして私自身もそうありたいと強く思わされた一冊でした。

    投稿日:2017/11/06

    参考になりました
    感謝
    2

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「ひとつのねがい」のみんなの声を見る

「ひとつのねがい」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / もこ もこもこ / おつきさまこんばんは

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

みんなの声(22人)

絵本の評価(4.7)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット