新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

話題
移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

  • 泣ける
  • 学べる

あおいめのめりーちゃん おかいもの 」 渡”邉恵’里’さんの声

あおいめのめりーちゃん おかいもの 作:かこ さとし
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:2014年02月
ISBN:9784032063004
評価スコア 4.42
評価ランキング 12,328
みんなの声 総数 11
  • この絵本のレビューを書く
  • 温かいお祝

    めりーちゃんが、お母さんと一緒に買いものに出かける話。
    何を買って、何をするかは、最後のお楽しみ。

    2014年刊行。前作は1972年「あおいめ くろいめ ちゃいろのめ」。42年ぶりに続編を作った筆者は、後書きに、前作の時の状況と今回の違いを述べている。42年もたって、いろんな持病ができたり、「特に視野欠損」との闘いもあり、時間も手間もかかったのに、納得できる出来栄えにはならなかった…という。作者の努力もすごいが、長年たってから「続編が書ける」という珍しい機会を得たことなども素晴らしい。
    いろんな人の思いや働きがあって、1冊の本が出来上がっているのだと実感。

    わかりやすいお話で、最後はハッピーエンドでほっこりする。
    特に事件も起こらず、ハラハラドキドキもしない世界だが、実はこのような平和で温かい家庭環境が守られていること自体が奇跡だと私は思う。ことに最近は「毒親」「親ガチャ」など、家庭崩壊や親族関係の悪化・陰惨な事件が多く報道されているし、「結婚離れ」も進んでいるとか。
    家庭を持てば幸せになるというのが幻想にすぎないと、自分たちの両親や周囲の大人たちを見て、あるいは自分の仕事や生活・収入などの現実をみて、家庭を作らないと決める人も増えているという。

    そんな最近の風潮とは全然違う70年代の作品。
    それが今も読まれているのは、時代や人の考え方が変わっても、幸せを求める気持ちは変わらないからだと思った。

    投稿日:2022/06/12

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「あおいめのめりーちゃん おかいもの 」のみんなの声を見る

「あおいめのめりーちゃん おかいもの 」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

いないいないばあ / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり / おつきさまこんばんは / ねないこ だれだ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(11人)

絵本の評価(4.42)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット