話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

新刊
はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

  • 笑える
  • びっくり

きいろい花見つけた」 汐見台3丁目さんの声

きいろい花見つけた 作:レナーテ・シュップ
絵:マリー・ジョゼ・サクレ
訳:佐々木 田鶴子
出版社:ペンタン
税込価格:\1,282
発行日:1993年09月
ISBN:9784885543852
評価スコア 4
評価ランキング 32,412
みんなの声 総数 1
「きいろい花見つけた」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • この黄色い花は....

    赤い花しか存在しないお城に、ある日、黄色い花が咲きます。その日から、庭師VS黄色い花応援団の静かなる戦いが始まります。そして、最後に敗れたのは... という話です。

    とてもシンプルな話なのですが、私にはこの話がとても意味深いものに感じて、何度も何度も読み返してしまいました。自分の仕事に誇りを持って忠実に任務や自分のモットーを通そうとする庭師が、ある意味、格好いいと思うのは、私が年を取ったからでしょうか? でも、段々と庭師が狂気じみてしまうところが、とても現代に通じるものもあり、ちょっとひきつるものを感じました。

    結局、どんなことにも、新しい風は吹くものです。変わらないものなんて何もない。淘汰ではないけれど、こうやって、新しいものは根付いていくのだなぁと、一種の感慨深いものを感じました。

    本当は、この話にはこんな難しい感想は全く必要ないのかもしれません。ただただ本当にシンプルに笑える話です。そして、描かれている絵もシンプルなので、とてもお勧めです。特に、びっくりして長熊手の柄が顔にぶつかってしまった翌日の庭師のおじさんの顔が、私の中での大ヒットです!

    この黄色花の正体は、日本だったら、タンポポなのでしょうかね。この話の西洋では、バターカップといったところでしょうか? でも、バターカップは綿毛になるのかしら?!

    投稿日:2014/01/04

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「きいろい花見つけた」のみんなの声を見る

「きいろい花見つけた」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

もこ もこもこ / おつきさまこんばんは

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

みんなの声(1人)

絵本の評価(4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット