にんきものシリーズ、今回は女の子が主人公でした。
努力に努力を重ねて、作り上げられた「自分」、演じている「自分」の人気。
こまつくんとは描かれ方が随分と違いますが、それが女の怖さでしょうか…
でも彼女がそういう思考になってしまった理由が、大人のせいであるが故に切ない。
女子に嫌われても、自分の偽りの姿を貫き通した彼女が、自分の気持ちに正直になったことで、日陰の身に・・・
でもそこでも、純朴なこまつくんに救われて、本当の自分へと変貌していくところは、子供ならでは強さを感じました。
女ってやっぱり強い! たくましい!
でもいじらしさも感じる、面白いお話でした。