新しい絵本があると、真っ先に読むのは小学校1年の次男ではなくて、中学校2年の長男です。
この絵本も、長男は良いと評価してました。
ペンギンが突然家を訪ねて来たので、まいごだと思って回りに尋ね、南極まで舟を漕いで連れて行ってあげます。
そこで、ペンギンを置いてくるのですが、主人公はどうして尋ねて来たのか?このとき気づくのです。
ぺんぎんが傘の舟に乗ってきて再会できたシーンは、何とも言えず心に来るものがありました。
ぺんぎんは話をしないのですが、主人公と一緒に旅支度をするときなど、仕草がユーモラスに描かれていて、一緒にいることが幸せなんだろうと思わせてくれます。
読後にとてもほのぼのとした気持ちにさせてくれる絵本でした。