むかしむかし かよと言う女の子の お母さんが死んだ
お母さんは ふちの欠けたお椀で かよに 三度のめしをたべさせてくれた
そんなおもい出を 抱いて いつも お椀を手ばさなかった かよ
そんな時 村に 火くいばあが現れる(火をたべる)
村人達は 火くいばあを恐がり どうしたらいいか話し合った
その話を聞いた かよは おとうに村の真ん中に 小屋を建ててくれとたのみます
火くいばあは かよのいる 小屋の火をめざし やって来た
なつかしい おかあの 子守歌が聞こえたんだと・・・・
かよには なつかしい おかあのことが 思いだされて・・・
火くいばあは かよのおかあだったのですかね?
かよの おかあを 求める気持ちが 子守歌として 現れ
火くいばあが 優しい顔に 見えたのです
昔話のもの悲しさが 心に残るお話でした