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はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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はまぼうふう

ママ・40代・北海道、女17歳

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自己紹介
 自分のこどもに読んであげる時代は遠い昔に終了しています。18年間保育園で保育士をしていました。今は、小・中学校での読み聞かせや、朗読のサークルで活動しています。ブルースハープやクラリネット、ピアノなどの演奏とのコラボで、いつも感動のステージを目指しています。
好きなもの
 絵本にとどまらず、詩やエッセイなどの朗読が好きです。心に響く文章なら、新聞でも声に出して読んでます。
ひとこと
 ひょんなことから、このサイトを知りました。若い方たちの感性には、ちょっとウザイ?と思われることもあるかもしれませんが、いつまでもピュアな気持ちを忘れないように、みなさんからもいろんなことを学びたいです!

はまぼうふうさんの声

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自信を持っておすすめしたい 生まれてくれて、ありがとう   投稿日:2011/07/24
いつか、きっと
いつか、きっと 作: ティエリ・ルナン
絵: オリヴィエ・タレック
訳: 平岡 敦

出版社: 光村教育図書
新聞の図書紹介で知りましが、まず表紙にインパクトがあり、
一目ぼれして、購入しました。

子どもが小さな島からいろんな世界を見て、「いつか、きっと」と
子どもらしい目線で、希望を語ります

その一つ一つ、1ページ、1ページに、平和であること、学ぶこと、平等に生きること、自然とは?・・・・と、あらゆることの原点をシンプルに伝えてくれます

絵の色彩も美しく・・・

ラストシーンには本当に心から感動します

あんまりよい世界ではないけれど
ちゃんと希望をもって生まれてくる子どもたちのために、平和な世の中にしなくちゃ・・・ってじんわりと思える作品です
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自信を持っておすすめしたい 平和な未来を   投稿日:2010/11/14
いわたくんちのおばあちゃん
いわたくんちのおばあちゃん 作: 天野 夏美
絵: はまの ゆか

出版社: 主婦の友社
原爆ドームから一番近い小学校の子ども達に、いわたくんのおかあさんとおばあちゃんが被爆体験を語ります


疎開前に家族写真を撮ったその直後の8月6日の原爆投下で、一瞬にして家族全員を失い、当時16歳でひとりぼっちになったおばあちゃんの体験を、真剣に聞くこどもたち

8月6日の惨劇を、当時16歳の少女が家族を探す姿をとおして描かれている場面は、淡々としているがゆえにつらいのですが、話を聞いて、なぜいわたくんちのおばあちゃんがその後も家族写真を撮るのがいやなのかを4年生の「ぼく」がちゃんと理解をしていきます。

そして、
「ぼく」が、こどもの素直な疑問として「なんで戦争なんかするんかね」と問いかける

その素直でまっとうな疑問に胸が苦しくなるのは、今だ、戦争が地球上から消えない現実があるから。

でも、こどもの「おとなになっても 戦争せんよ」という宣言には、胸が苦しくなるだけじゃだめだな。本当にそういう未来をはやく実現しなくては・・・と願わずにはいられません。

毎年夏に行っている地元の原爆展での朗読会で、ぜひ読んでみたい1冊となりました。 
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自信を持っておすすめしたい 読んでもらいたい気持ちの強さが・・・   投稿日:2010/11/13
ママ、お話読んで
ママ、お話読んで 文: バシャンティ・ラハーマン
絵: ローリ・M・エスリック
訳: 山本敏子

出版社: 新日本出版社
 本が大好きな少年、働き通しで少年を育てている母親、そのふたりの日常の生活ぶりと親子関係がしっかり伝わってきます。
 その親子の日ごろの信頼関係がベースとなり、息子のために文字を読めるようになりたいと願う母親と、母親が本当は文字を読めないとわかったときの少年のおどろきを、すぐにママを助けるにはどうしたらいいのだろうとの考えに変える息子の姿が胸にしみます。
 物語の中に、母親が、なぜ読み書きができないのか、くわしい説明はありません。でも、その暮らしや黒人のおかれていた状況などが、伝わってきます。
 
 この「本が好き」という少年の強い気持ちと知的な好奇心が、母親を動かす・・というところが、子どもから大人までの読み語りをしているわたしにとっては、本の持つ力の大きさを改めて感じさせていただいた作品となりました。
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自信を持っておすすめしたい この知的好奇心に光を   投稿日:2010/11/13
ぼくが一番望むこと
ぼくが一番望むこと 文: マリー・ブラッドビー
絵: クリス・K・スーンピート
訳: 斉藤 規

出版社: 新日本出版社
生きるために必死に働く黒人の家族
字を読めるようになりたい、おそわりたいという強い気持ちをもつブッカー・・・

ママから手渡された本の文字

文字は歌のように音になるものだ・・・と文字の読めないママに教えてもらうブッカー

そんなふうに文字を初々しく捉えた表現に胸がいっぱいになりました。

とめどなくあふれてくる文字への好奇心は、ついに教えてくれる人を自分で探し出す

はじめて文を声に出して読んでもらったよろこび、自分の名前を文字で書いてもらった時のよろこび・・・

暗闇の中のランプのやさしい光の中で、希望に満ちたブッカーの絵本の中の表情から、いつまでも目が離せませんでした。
いつまでもブッカーといっしょに希望の光を見つめてしまいました。
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自信を持っておすすめしたい ひさしぶりに読みました   投稿日:2010/11/13
モチモチの木
モチモチの木 作: 斎藤 隆介
絵: 滝平 二郎

出版社: 岩崎書店
 はじめてこの絵本を手にしたのは、まだわたしが小学生のときですから40年以上前です。
 その後、勤め先の保育園でも、娘にも何度も何度も読んできた大好きな本でしたが、最近は本棚にしまったままでした。すでに絵本はそうとう色もあせてきてしまいましたが、久しぶりに幅広い年齢の方への読み語りの機会を得ました。
 暗記するほど読み込み、豆太が我が子のように思えました。

 私自身も、娘も、そうとうの臆病です。

 でも、「にんげん、やさしささえあれば、やんなきゃならねえことは、きっとやるもんだ」そのじさまのことばに、どれほど勇気を与えられたでしょうか

 モチモチの木に灯がついたときの、あのうつくしいきり絵は、何度そのページを開いても、新鮮な感動があります。まるで、灯がともったときにいっしょに音が聴こえてきそうなくらいの美しさです。

 今も昔も時代を超えて、人の心の成長を描く昔話は、ぜひ語り継いでほしいな、語り継いでいきたいなと改めて思いました。
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自信を持っておすすめしたい 開くのがドキドキ   投稿日:2009/11/14
きんぎょ
きんぎょ 作・絵: ユ・テウン
訳: 木坂 涼

出版社: らんか社
 新聞の児童書の紹介コーナーで見つけて、購入しました。
 表紙の装丁からして、素敵です。

 まず、そこで心がつかまり・・・チラッと開いてみて、久しぶりにドキドキしました。

 おじいちゃんの働いている図書館に、大好きなきんぎょとはじめて来たジェジェが、不思議な体験をします。

 不思議なことが起こったり、空想が広がる図書館の存在・・・
しずかな光と影の描き方が演出となって、自分も子ども時代に戻って空想の中で旅をしたり、お話の主人公になったころのことを思い出したりしました。

 赤い表紙と、おはなしの舞台となる古い図書館のセピア色のコントラストがとっても美しく、まさに赤い額縁の中の芸術のようです。さらにきんぎょの赤色に、とっても引き込まれます。

 宝物にしたい一冊です。
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なかなかよいと思う わからないうちに・・・   投稿日:2009/11/14
ちいさな へいたい
ちいさな へいたい 作・絵: パウル・ヴェルレプト
訳: 野坂 悦子

出版社: 朔北社
 戦争はある日とつぜん、なぜ起こったのか、何が起こったのかわからないけれど、多くの人々が犠牲になるということが、単純に、淡々と描かれています。

 絵もわかりやすく親しみやすいので、小さいお子さんにも、平和を伝えるには、よい絵本だと思います。

 家をなくしたり、家族や友人を戦争で亡くしたりすることのむなしさを語り合うことができる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 豊かな暮らしとは   投稿日:2009/11/14
にぐるま ひいて
にぐるま ひいて 作: ドナルド・ホール
絵: バーバラ・クーニー
訳: もき かずこ

出版社: ほるぷ出版
数年前に友人に薦められて手にした絵本・・・
その時も感動しましたが、結局手元におきたくて、購入してしまった絵本です。

1年12ヶ月・・・自然の移り変わりにぴったりと合わせていけば、家族が生きていくための生産と労働がちゃんと無駄なくできる・・・

たとえば・・・とうさんが刈り取ったひつじの毛を、かあさんがつむいで織ったショール、娘が編んだてぶくろ・・・

とうさんが切り出しやねいたのたば むすこがナイフでけずって作った白樺のほうき・・・・

それらをすべて荷車に乗せて、とうさんが何日もかけて市場へ行き、それを売り、生活に必要な最低限のものを買って、帰ってきます。

といった具合に、家族みんなのそれぞれの役割で、家族の暮らしを支えあっている・・・そんな自然の営みと家族の営みが一体化した生き方をしていた時代があったんですね。

お金があれば、簡単に何でも買えるし、物があふれ、使い捨ての時代だけれど、本当の豊かさって、こういう暮らしのことをいうんじゃないかなって思います。
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自信を持っておすすめしたい ちずから読み取ったもの   投稿日:2009/10/25
おとうさんのちず
おとうさんのちず 作・絵: ユリ・シュルヴィッツ
訳: さくま ゆみこ

出版社: あすなろ書房
戦争で故郷も家も今日食べるものさえ失った家族

パンを買いに行ったはずのおとうさんが買ってきたものは
ちずでした。

お腹がみたされず、おとうさんをゆるさないと思った息子が
壁一面のちずをみて、イメージで世界中を旅します。

色もなくすなぼこりのたつ暗いすみかで
ちずの彩りがあふれたとき、
どんなにぼくにとって生きる夢を与えられたことでしょう。

ぼくと絵本の中で、いっしょに旅をし、
最後には心が満たされ、希望が感じられる絵本です。

ユリ・シュルヴィッツのおとうさまは、
いっときお腹を満たす満足よりも
これからの人生を満たすことへのしあわせを、
息子に与えたかったのかもしれません。

何度読んでも、じんわり心にあたたかさがひろがります。

物があふれた現代のわたしたちへの問い返しとして
受け止めました。
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自信を持っておすすめしたい いつもいっしょ   投稿日:2008/10/18
くまとやまねこ
くまとやまねこ 作: 湯本 香樹実
絵: 酒井 駒子

出版社: 河出書房新社
 ほとんどモノトーンで描かれた酒井駒子さんの挿絵が、物語のすべて伝えてくれます。くまとやまねこの表情、しぐさにまず泣けます。

 どれほどなかよしだったのか・・・

 どれほどなかよしの死がつらかったのか・・・

 本当にせつなく伝わってきます。

 悲しみとどう向き合って、どう残されたものが生きていく希望を見出していくのか・・・

 こんな難しい問題を、心を包むように教えてくれます。
 絵本に抱きしめられたような感動でした。
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