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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

『世界一受けたい授業』で紹介!京大の動物博士監修の「答えのない問いに向き合う力」を育てる新感覚の絵本

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新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

わんこ!

パパ・50代・青森県、男の子22歳 女の子18歳 女の子15歳

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わんこ!さんの声

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自信を持っておすすめしたい しっぽはフシギ   投稿日:2015/04/07
しっぽが ぴん
しっぽが ぴん 作: おくはら ゆめ
出版社: 風濤社
5才と9才の娘二人は、今、ねこに夢中。

近所の野良猫は、しっぽをぴんとたてながら、
ゆっくりと近づいてきます。
いつも利用している自然食品のお店に、
日曜日になると姿を見せる「ねこ店長」は、
しっぽをいつもたらりとさせて、
娘二人に抱っこされています。

二人とも、ねこのしっぽに興味津々。
どうして、あんなにもくねくね動くんだろう?
いつも、じっと「観察」しています。

おくはらゆめさんの「しっぽが ぴん」は、
そんな子どもの好奇心が、
そのままエネルギッシュに描かれている感じがしました。

「ほら ぴん、たらり」
呼びかけてくるリズム、強弱のある線、鮮やかな色の対比。
5才の娘はひらがなが読めるようになったので、
今日も楽しく「ぴん、たらり」、にこにこしながら読んでます。
姉と二人で「ぴん、たらり」、抑揚をつけて読んでます。
二人の読む声聞いてる私も、
ついつい笑ってしまいます。

「まんまるがかり」の猫も好きですが、
「しっぽが ぴん」のねこ家族、表情がとてもステキです。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい ぬくもりの記憶   投稿日:2014/12/10
てぶくろ
てぶくろ 作・絵: いもと ようこ
出版社: 講談社
冬が来ると、私の住む北国には、毎年必ず雪が降ります。
北国では、てぶくろは必需品。
でも、落としたり家に忘れてきたりすることも、よくあります。
てぶくろ無しで、雪払いや雪かきをしなければなりません。
手がかじかむと、体の芯まで伝わって、
心まで冷え切ってしまいます。

保育園の帰り道。
それでも、
私と娘は、てぶくろを外して雪玉を作ります。
それから、
濡れて冷たくなった手をつないで、ゆっくり歩きます。

そういえば、
私も小さかった頃、母親と手をつないで帰った記憶があるような。
母親の手は、冷え切った私の小さな手を包んで、
そしてその小さな手は、いつの間にか温かくなっていたような。

おねえちゃんとみみたんの、無垢な心のやりとりに、
てぶくろよりも温かなぬくもりを感じました。

そんなぬくもりが、この絵本の最後のページのように、
どんどん広がっていくといいですね。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 今を生きる、全ての人に。   投稿日:2014/07/13
泣けないサボテン
泣けないサボテン 文: なす かつら
絵: KINA

出版社: 扶桑社
「そして いつのまにか きみじしんが トゲだらけになった」

ストレスの多い現代社会。
誰もが、トゲだらけになり、自分を守っています。

表紙のかわいい女の子には、トゲなんてありません。
「でも いじわるなことを されたり
心ないコトバを なげられたりして」、
トゲだらけのサボテンになってしまいます。

そして、「がまんすることを おぼえ」、
泣くことさえも我慢して、砂漠でも生きていけるようになります。

でも、そんなサボテンを、ずっと見つめる「ぼく」がいます。
潤いの「雨」をふらせ、
サボテンに「花」をさかせることができる「ぼく」。

そんな「ぼく」だって、「じょうずに雨をふらす」ことはできません。
「ぼく」自身、乾いた世の中で必死に生きています。
それでも、サボテンを「おうえん」し、
ずっと「みかた」だと励ます「ぼく」。

8歳の娘と一緒に読みながら、
自分は、娘に優しい「雨」をふらせているだろうか、
「心ないコトバ」を投げつけていたのではないかと思い、
隣にいる娘の顔をのぞき込むと、
頬にひとすじ、涙が流れていました。
私の心も潤い、ふるえました。

無味乾燥な現代社会を生きている多くの子どもたち。
そして、泣くことさえ奪われてしまった、
多くの大人たちに読んで欲しい一冊です。

ちなみに、
堅いトゲだらけのサボテンに十分な水を与え、
優しい気持ちで育てると、
だんだんトゲが柔らかくなります。
お試しを!
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 繰り返し読みたい絵本   投稿日:2014/05/15
ピヨピヨ スーパーマーケット
ピヨピヨ スーパーマーケット 作: 工藤 ノリコ
出版社: 佼成出版社
登場するのは、5ひきのひよこたち。
おかあさんと一緒に、スーパーマーケットへお買い物。
何か買ってもらえると思い、ワクワクします!

うちの子どもたち3人も、買い物に行くと言えば、
必ず「いっしょに行く!」とついてきます。
買い物カゴに、こっそりチョコレートを入れることも・・・。

子どもの気持ちや行動が、
絵本全体にちりばめられています。

家族で何度も読みたい絵本です!
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい みんなが笑顔のゆうえんち!   投稿日:2014/05/14
ピヨピヨ もりのゆうえんち
ピヨピヨ もりのゆうえんち 作・絵: 工藤 ノリコ
出版社: 佼成出版社
ピヨピヨシリーズ第3弾は、一家そろって、ゆうえんちへお出かけ。
表紙を見ただけで、わくわく感いっぱい!

おかあさんは、朝からサンドイッチのお弁当作り。
台所には、パンダの形のキッチンタイマー。
おとうさんの運転で、めざすは「もりのゆうえんち」。

娘と一緒に絵本を読んでいる途中、
ページをめくろうとすると、「ちょっと待って!」
ひよこたちを探したり、迷路に挑戦したり、
気球に乗った気分で、今まで通ってきた場所や
おとうさんを見つけてみたりと、大はしゃぎ。

ピヨピヨシリーズの魅力はこれ!
じっくり絵を見たり、何度も見返したり・・・。

いつもは泣いたり心配したりしているひよこたちも、
毎回だだをこねているビーバーの子も、
どの子もみんな、笑顔で力いっぱい遊んでいます!

「くるくるきのこ」の動力は何か分かりませんが、
それ以外は、すべて自然のパワー。
とっても素敵なゆうえんちです。

テレビや携帯ゲーム機に囲まれた、現代の子どもたち。
こんな自然の中で、遊ばせてみたいです。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 大自然の中で過ごす豊かさ   投稿日:2014/05/14
ピヨピヨ はじめてのキャンプ
ピヨピヨ はじめてのキャンプ 作: 工藤 ノリコ
出版社: 佼成出版社
ピヨピヨシリーズ5作目。
今回は、一家でキャンプをします。

「みんなの しごとは たきぎひろいですよ」
いつもは、おかあさんが料理しているのを見ているだけのひよこたち。
張り切ってたきぎを拾い始めたと思ったら、「あっ、きのこ」
あっという間に森の奥へ。帰り道がわからなくなってしまいます。

でも、森で暮らす、ある一家に助けられます。
一緒に料理を作り、おいしく食事をし、いつも通りのハッピーエンド。
誕生日に買ってもらった望遠鏡、持ってきたんですね。
箱に入れて、大事に使っているようです。

うちの上の子は、サマーキャンプで味をしめ、
ウインターキャンプや自然塾など、
宿泊体験的なイベントが大好きになりました。
この絵本も、「へえー」「これやってみたい」と言いながら、
興味深く読んでいました。

自然は楽しいばかりではなく、知らないと怖い目にあうこともあります。
人間は、自然の中で知恵を身に付け、生活してきたのだということ、
そして、その知恵を伝えること、受け継ぐことが大切だということを、
絵本を通して感じることができました。
電気を使うようになり、人間は本当の豊かさを失ったのかも知れません。

家族でキャンプ、行きたいです。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 平凡で、素敵なクリスマス!   投稿日:2014/05/14
ピヨピヨ メリークリスマス
ピヨピヨ メリークリスマス 作: 工藤 ノリコ
出版社: 佼成出版社
ピヨピヨシリーズ第2弾は・・・
「まちに まった クリスマス!」
年に一度のわくわくイベント、クリスマスのお話です!

折り紙で飾りを作るひよこたち、
サンタさんがちゃんと来てくれるか心配です。

「いいこの ところには ちゃんと きて くれますよ」
おかあさんやおとうさんに言われても、サンタさんにおいのりしても、
やっぱりちょっと、心配です。

子どもたちのために、ケーキを作るおかあさん。
買ってきたアイスクリームで おいしそうなフロートを作ったり、
子どもたちが作った飾りを 壁につけてあげたりするおとうさん。
素敵なパーティーが始まる場面は、
何度見ても、心がほんわりしてきます。

いつものように、買い物してきて食事を準備し、
いつものように、子どもたちをお風呂に入れて、
みんなそろって楽しい団らん。

どこかに出かけるわけでもなく、
平凡かも知れないけれど、
とっても素敵なクリスマスの一日。

読む人みんなが幸せを感じる、素敵な絵本だと思います。
個人的には、ビーバー親子に注目して欲しい!
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい わすれものだよー!   投稿日:2014/05/12
プリンちゃんとおかあさん
プリンちゃんとおかあさん 文: なかがわ ちひろ
絵: たかお ゆうこ

出版社: 理論社
「ここは おかしのくに。」
プリンちゃんシリーズ第2弾!
プリンちゃんのおかあさんが登場します。

アイスクリームのおかあさんは、おでかけの準備。
「こっちのほうが にあうよ」
おしゃれのすきなプリンちゃんは、
おかあさんのコーディネーター。

おめかししてパフェになり、出かけるおかあさん。
一緒におでかけしたいプリンちゃんは、いいことを思いつきます。

「おかあさん、まってー!わすれものだよー!」
自分も着飾り、プリンちゃんが言った言葉は・・・。

「わすれもの」を身に付け、きらきら笑顔のおかあさん。
プリンちゃんも、もちろん笑顔のハッピーエンドです。

うちの娘もおしゃれ好きです。おでかけの時だけでなく、
学校に行く時も、着ていく服をいつも楽しそうに選んでいます。
この絵本を読んでからは、
「パパ、こっちの方がいいんじゃない?」と、
ネクタイを選んでくれる?ようになりました。
もちろん、おでかけのときは、一緒に連れていきます!
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 幸福感に包まれる日   投稿日:2014/05/12
ピヨピヨ ハッピーバースデー
ピヨピヨ ハッピーバースデー 作: 工藤 ノリコ
出版社: 佼成出版社
ピヨピヨシリーズ第4弾は、お誕生日のお話。

おかあさんと一緒に、ケーキ屋さんに買い物に行くひよこたち。
今日こそは、じぶんたちですきなものを選べると思い、
いろいろ迷いながらも、プリンに決定!

でも、おかあさんは、もう買うものを注文していました。
やっぱり今日も、何を買うかはおかあさんが決めてしまい、
ひよこたちは、好きなものを買ってはもらえません。

一方、いつもより早く会社を出たおとうさん。
誕生日のプレゼントを受け取りに行きます。
こちらも、買うものはもう注文済み。

家族がそろったら、いよいよバースデーパーティーの始まり!
おかあさんが作ったデザートに、おとうさんが買ってきたプレゼント。

「ぼくたち ぐんぐん おおきくなろう」
「みんな げんきに おおきくなってね」
ひよこたちの幸せそうな様子と、
それを見つめる、おとうさんとおかあさんの表情。
ゆっくり絵を見せながら、読んであげたい本です。

ピヨピヨシリーズの他の作品を読んでからこの作品を読むと、
さらにおもしろく読めると思います。
「ピヨピヨ メリークリスマス」の時は「ポッポ号」をもらって
喜んでいたひよこたちが、少し成長したようにも感じます。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい おばあちゃんの優しさ   投稿日:2014/05/11
プリンちゃんとモンブランばあば
プリンちゃんとモンブランばあば 文: なかがわ ちひろ
絵: たかお ゆうこ

出版社: 理論社
「ここは おかしのくに。」
プリンちゃんシリーズ第3弾には、
プリンちゃんのばあばが登場します。

プリンちゃんが、ばあばの家の前でひろった小さな種。
何の種だか、プリンちゃんには分かりません。
ばあばに聞いても、「さあね、そだててみたら?」

種を植え、水をやり、色々と想像を膨らませるプリンちゃんと、
それを優しくおだやかに見守る、モンブランばあば。

うちの子どもたちも、保育園の帰り道、よく
小石や種、草花を拾い集めながら帰ってきたものでした。
「これは何?」と聞かれると、「これは藤の種だよ。」などと、
すぐに教えていたのを思い出しました。

モンブランばあばは、何の種かをちゃんと知っていて、
でも、すぐには教えずに、
プリンちゃんのわくわくした気持ちを大切に育てます。
眼鏡をかけて、何かを作りながら・・・。

ハッピーエンドで読み終えたら、
もう一度読んであげるのをオススメします。
今回も、巻末に「プリンちゃんのうた」がのってます!
参考になりました。 0人

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