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はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

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かおたいそう

かおたいそう(偕成社)

0歳から100歳までみんなで楽しめる!

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R☆

その他の方・50代・北海道

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R☆さんの声

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自信を持っておすすめしたい 奇跡のおこり方   投稿日:2015/12/20
クリスマスイヴの木
クリスマスイヴの木 文: デリア・ハディ
絵: エミリー・サットン
訳: 三原 泉

出版社: BL出版
「奇跡」って
だれかの小さな親切や、
だれかの優しい心や、
だれかの小さな願いが
ちょっとずつちょっとずつ重なって・・・
そういうところに
ある日生まれるものなのかもしれない。
そんな風に思える、あたたかくて素敵なお話です。

クリスマスを祝う街や人々の
華やかな様子の絵を見ていると
見ているこちらもクリスマス気分が盛り上がります。

それとともに、
きびしい現実の中にも
「楽しむ」という心の余裕を忘れない少年の姿が
印象に残りました。

あの少年、将来立派な大人になって
とても幸せに暮らしていそうな気がします。
奇跡がおきた、あのもみの木とおなじように。
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自信を持っておすすめしたい 世界のすべてがここにある   投稿日:2015/12/16
世界で一番美しい元素図鑑
世界で一番美しい元素図鑑 著: セオドア・グレイ
写真: ニック・マン
監修: 若林 文高
訳: 武井 摩利

出版社: 創元社
著書のことばの通り、「世界の全てがここにあります」!
世界の全てのものは元素でできているんですものね。

昔、化学の教科書が
私を化学の世界から遠ざけたのとは正反対に
(私は化学がとっても苦手な生徒でした。)
この図鑑は、知らず知らずのうちに
私をグイッと化学の世界に引き込みます。

もしも私が
教科書より先に、こんな素敵な図鑑に出会えていたら!
私をとりまく世界は、現在とはまた違ってたものになっていたかもしれません。

化学が苦手な大人の方にもお勧めです。
序文から謝辞に至るまで全ての文章にユーモアが散りばめられつつ、
元素記号の名前の由来や、科学者にまつわるエピソードなどなど
とにかく、化学が“楽しい!面白い!”と感じられる話がぎっしりです。

子どもと一緒に開いて、化学の世界を楽しむもよし。
ただただ美しい写真を堪能するもよし。
「科学の読み物」としてじっくり味わうもよし。

家族全員で色んな楽しみ方のできる図鑑だと思います。

ちなみに著者は、「周期表テーブル」を作って
2002年にイグノーベル賞(化学部門)を受賞されたそうです。
きっと、人生の楽しみ方をよ〜く知っている方なのですね。

この図鑑を手に取った子どもたちの中から
もしかしたらもしかして、
将来のノーベル賞受賞者が誕生するかも!
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自信を持っておすすめしたい 一度は読むべき!   投稿日:2015/12/03
ギリシア神話
ギリシア神話 作: 石井 桃子
絵: 富山 妙子

出版社: のら書店
ギリシア神話を1冊の本として味わったのは、親子ともども初めてでした。
読むまでは、「ギリシア神話って、子どもにはなんとなくハードルが高そう…」なんて思っていたのですが、
実際には決してそんなことはありませんでした。

登場する神々や英雄たちの名には、子どもでも『その名前、どこかで聞いたことある!』というものが大変多かったようです。
親の私も、読みながらあらためて、ギリシア神話がいかにその後の世の中に生まれた無数の物語に影響を与えているかを感じずにはいられませんでした。

このギリシア神話を通して、
数千年前を生きた古代ギリシアの人々の
優れた感性に触れることが出来ます。

また、石井桃子さんの訳は期待通りに
物語の面白さとともに、うつくしい日本語の響きを楽しませてくれます。

本の最後には「索引」があり、登場人物や登場する地名など
「少し前の章に出てきた名前なんだけど、だれだったかな?」
なんて言う時に大活躍。おかげで、ストレスを感じることなく読み聞かせることができました。

読んであげるなら、小学校中学年くらいから楽しめると思います。
また、中学生や高校生、それ以上の人たちにも
ぜひ一度は読んでもらいたい、素晴らしい物語です。
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なかなかよいと思う 待ちに待った最新刊!   投稿日:2015/12/03
狐物語
狐物語 編・画: レオポルド・ショヴォー
訳: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
福音館古典童話シリーズ、4年振りの最新刊が
ひっそりと本屋の棚に並んでいて
思わず「おぉーっ!」と手に取りました。

ずっしりとしたこの重み。「読むぞ!」と箱から取り出すトキメキ感。
やっぱり好きです、このシリーズ。
『これぞ、本!』と思わせるこの存在感は、
今の時代、ますます貴重に思えます。

さて、「狐物語」というと、同じ福音館書店の「きつねものがたり」を思い出したのですが、読んでみると全く別の物語でした。

こちらの「狐物語」は、フランス中世で生まれた数々の狐物語(ルナールという狐を主人公に、色々な人が物語を書いていたようです。)を
レオポルド・ショヴォーが編集しなおしたものです。

この主人公の狐ルナールが、本当にずる賢い!
周りの動物たちを次々に騙し、裏切り、王様まで騙してしまうのですから。
しかし、当然いつもルナールだけがいい思いをするわけではなく、彼はたくさん失敗もするのです。

ルナールとさまざまな動物たちが繰り広げる攻防合戦は
時には、野生のままの生々しさを感じさせ
時には、まるで人間社会そのままのように描かれ
長い物語も飽きることなく読み進めることができます。

ルナールのずる賢さに、親子で思わずあきれたり、
やり返されて「ほらみたことか!」とニヤニヤしたり。

この世の中は、残念ながら
決して「良いこと」「美しいこと」ばかりではありません。
うちの子もこれからの長い人生の中で
誰かに裏切られて悔しい思いをしたり、涙を流す日々が
全く無いとは思えません。
そんなことを含めて、
ルナールの物語を通して
子どもと一緒に色んなことを感じながら
有意義な読み聞かせタイムを過ごすことができました。

たくさんの章に分かれているので、
毎日少しずつ読み聞かせするのに向いている本だと思います。
挿絵は作者ショヴォー本人によるもので、独特の雰囲気があって
これもなかなか面白いです。(読みきかせしている途中で、子どもがイラストに見入ってしまい、なかなか次のページが開けない…なんてこともたびたびありました。)

意外だったのは、訳者が
絵本「ぐりとぐら」の絵などで有名な山脇百合子さんだったこと。
翻訳もなさる方だったとは今回初めて知りました。
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なかなかよいと思う 怖い!   投稿日:2015/03/09
学校ななふしぎ
学校ななふしぎ 作: 斉藤 洋
絵: 山本 孝

出版社: 偕成社
絵本ナビのレビューを読んで、
「なんだか面白そうね♪」と思って図書館から借りてみました。

期待通り、怖かったです!
お話の内容は、そこまで怖くは無いハズ・・・なのですが、
絵が!絵が!
絵がすごーく怪談を盛り上げてくれます。

まずは私が先に読んでから、
あとで子どもにも読んであげようと思ったのですが。
低学年の下の子には、拒否されてしまいました。
たぶん、先に一人でこっそりこの本を開いたんだと思います。
そうしたら予想以上に怖かったんだと思います。
‘一人で読むから怖いのよー。一緒に読めばきっと、『コワおもしろ感(?)』を楽しめたのにー!’
・・・と、思わず心で呟いた私です。

高学年の上の子は、
「うわぁ〜!この本、結構怖い〜!ふふっ。ふふふっ。」…と、面白そうに読んでいましたよ。
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自信を持っておすすめしたい 子ども目線でも大人目線でも楽しめそう♪   投稿日:2015/03/09
たぶん ほんと マッシュノートのおしゃれ絵本
たぶん ほんと マッシュノートのおしゃれ絵本 文: 間部 香代
絵: ナタリー・レテ

出版社: マッシュノート
イラストも、文章も素敵!
クスっと笑える感じも、
なるほどって思える感じも、
好きです。

「おとなは ときどき
ものすごく おいしい
チョコレートを たべたりします
ごめん ごめん」

わわわ!それは、子どもにはヒミツなの〜!
だけど「ほんと」なので、ドキッとしました・・・(笑)

子どもの目線でも
大人の目線でも
それぞれに楽しさを味わえそうな絵本ですね。
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自信を持っておすすめしたい 楽しい!そしてあったか〜い!   投稿日:2015/02/23
きょうはマラカスのひ
きょうはマラカスのひ 文・絵: 樋勝 朋巳
出版社: 福音館書店
元気なパーマさんと
はずかしがりやなフワフワさん
それに、何事にも一生懸命で心優しいクネクネさん。
3人で、クネクネさんのおうちで
マラカスの発表会をやることになったのですが・・・

**********************

出てくる楽器が「マラカス」っていうところが、まず楽しい!

それぞれが奏でるマラカスのリズムも、
それに合わせた動きも、
読んでいるだけで、「うふっ・・・うふふふっ」と
思わず笑ってしまう楽しさです♪

泣いてしまったクネクネさんを
一生懸命なぐさめるパーマさんとフワフワさんの様子や
2人になぐさめられて、元気を出してもう一度ステージへ上がるクネクネさんの様子に
3人のあったかい友情を感じます。とっても仲良しなんでしょうね。

楽しくて、最後はほんわかとあったか〜い気持ちで読み終わります。

クネクネさんの夢の中から
「チャッ ウー チャチャ ウー」と
軽快なリズムが聴こえてきそう!
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自信を持っておすすめしたい みんなのねがい   投稿日:2015/02/20
けんこうだいいち
けんこうだいいち 作・絵: マンロー・リーフ
訳: 渡辺 茂男

出版社: フェリシモ出版
復刊されてるのを見つけた時、うれしくて迷わず買いました。

この本、私が小学校2年生の時に担任の若い先生が
「お給料が入ったので、みんなに読んであげようと思って買ってきました!」
と、学級文庫に加えてくれた1冊です。
先生は、毎日少しずつクラスのみんなに読んでくれました。
読んでもらうたびに、みんなはゲラゲラにやにや、笑って笑って聴きました。

ウン十年振りに開いた「けんこうだいいち」を
小学生になった我が子に読みました。
うちの子は、それはもうウン十年前のあの教室の光景さながらに
期待通りに爆笑しながら見入っていましたよ。

本の中で、いろんな場面で健康に気をつけていない人のことを
「まぬけ」という言葉で表現していますが(例えば、“すききらいまぬけ”など。)
思わず力の抜けてしまうような笑える絵と「まぬけ」という表現が
何ともピッタリ&ユーモアたっぷりなので、ちっとも嫌な感じがしません。
面白おかしく書いてあるけれど、
とっても大事なことも書かれています。

『げんきで じょうぶな からだになりたいのは
みんなの ねがい。
じょうぶなら、おおきくても ちいさくても
することが ちがっていても
みんなの やくにたてるし、じぶんもたのしいから。』

そうですよね。『健康』はみんなのねがい。

『げんきな からだは ふだんがだいじ。
よく かんがえて、かんたんな ただしいことを まい日 つづければ、
じょうぶなからだで たのしい まい日が おくれます。』

ほんとほんと!そうですよね。特別なことをしようというのではなく、
簡単な正しいことを毎日続ければ、
きっと健康な楽しい毎日が送れるはず。

ゲラゲラと笑いながらも、
そういう大切なメッセージに気付くことのできる本だと思います。

ただ、内容を楽しめるのは
やはり小学生くらいになってからかな〜と思います。
文章は易しいので、もっと小さい子に読めそうには感じますが
このユーモアと皮肉のニュアンスを楽しめるのは、
あまり小さい子では無理だと思うので。

そして、小学生ではあっても
一人で読むのではなく、誰かに読み聞かせてもらってこそ
この本は威力を十分に発揮できるのではないかと思います。
誰かと一緒に思い切り笑うって、「健康」にいいですものね♪
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自信を持っておすすめしたい 人々の魂の輝きを見つめて・・・   投稿日:2015/02/20
アラスカの詩 極北に生きる人びと
アラスカの詩 極北に生きる人びと 写真・文: 星野 道夫
出版社: 新日本出版社
『人間の風景の面白さとは、
私たちの人生がある共通する一点で同じ土俵に立っているからだろう。
一点とは、たった一度の一生をより良く生きたいという願いであり、
面白さとは、そこから分かれてゆく人間の生き方の無限の多様性である。』
(―「極北に生きる人びと」‘生まれ持った川’より)

星野道夫のアラスカの詩三部作のうちの1冊で
星野道夫がそれまでに出会った、
極北のアラスカに生きる人びとに焦点をあてて書かれたものです。

人の生き方とは、こんなに多様性のあるものなのだと
深く感動しました。

作品中で(星野道夫の友人)アル・スティーブンスが
「ミチオ、誰もが自分の人生を書きつづる力があったらいいだろうな。どんな人間の人生も語るに値するものだと思う・・・。」
と言っています。

生きて行くということは、楽しいことや幸せなことばかりではありません。
時には果てしない悲しみや苦しみの渦に巻き込まれてしまうことも。
それでもひたむきに生きる極北の人々。
そういった人々が発する魂の輝きを
星野道夫は同じ土俵に立ってしっかり捉え、見つめ、耳を澄まし、
愛情を込めて綴ったのが、この本なのだと思います。

今を生きる全ての人への
応援歌のようにも感じられる素晴らしい1冊です。
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自信を持っておすすめしたい 力強いメッセージ   投稿日:2015/02/20
教室はまちがうところだ
教室はまちがうところだ 作: 蒔田晋治
絵: 長谷川 知子

出版社: 子どもの未来社
「教室はまちがうところだ!」

って、先生が笑顔で
こんなに力強く明るく宣言してくれたら
きっと多くの子どもたちが、心底ホッとして

「手・・・ちょっと、あげてみようかなぁ・・・」

という気持ちになることでしょう。

『どの先生も、心の中でみ〜んなそう思っているんだよ。
“教室はまちがうところだ!安心して手を上げていいんだよ。安心して間違えていいんだよ。”ってね。
だから、安心して手を上げてごらん♪
みんなでいっぱい間違えて、みんなでいっぱい考えて、
それで、みんなで一緒にグーンと成長しよう♪』

そんなメッセージが、子どもたちの心にまっすぐ届きそうな1冊です。
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編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

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