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星モグラサンジ

その他の方・40代・群馬県、男12歳 男10歳

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星モグラサンジさんの声

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自信を持っておすすめしたい 気持ちが消化したら   投稿日:2004/11/14
くまのこうちょうせんせい
くまのこうちょうせんせい 作: こんの ひとみ
絵: いもと ようこ

出版社: 金の星社
涙が出そうな本を人前で読むときは、読み込んで読み込んで気持ちを消化してから。
まだ、私には人前で読む自信がありません。丘の上でのひつじくんの叫びのところで、どうしてもつまってしまう。

作られたお話であまりこの手の話は好きではないのですが、この本は別。本当のことだけに心をグイとつかまれる思いがします。命のひとしずく、ひとしずくを校長先生の言葉に感じます。

泣かないようになるまで、読み込むぞ!
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なかなかよいと思う カエルちゃんの七変化!?   投稿日:2004/10/14
かえるがみえる
かえるがみえる 作: 松岡 享子
絵: 馬場 のぼる

出版社: こぐま社
これ以上ないほどの、「超」シンプルな言葉遊び絵本

「カエルが、○○る」だけが最後まで。
みえる・あえる・こえるなどたくさんの言葉が出てきます。
そして、馬場のぼるさんのちょっととぼけたようなイラスト。ただこれだけ。

でもね、すごく可笑しいのですよ。クスクス笑いが出ちゃう。10歳と12歳の男子(うちの息子達)にも大受け。

縄をなっているカエル…「かえるは なえる」
湯あたりしてのびているカエル…「かえるは 萎える」
結婚しているカエル…「かえるは 添える」

このあたりは、普段ちょっと使わない言葉ですね。でも絵をみると、理解できる。大きい子と読むときは、「○○る」のところを付箋で隠して当てっこするのも、楽しいかも。

一度読んでみてください。久々に声に出して笑えた本です。
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自信を持っておすすめしたい すてきなミステリー   投稿日:2004/10/09
こじまのもりのきんいろのてがみ
こじまのもりのきんいろのてがみ 作・絵: あんびる やすこ
出版社: ひさかたチャイルド
「きんいろのてがみ」が来ると「秋」がどんなものかわかるさ…
のねずみのおばあさんに教わった子リスは、手紙の正体を探して、もりのあちこちへ出かけていきます。森のみんなは知っている「きんいろのてがみ」って…?
すてきな秋のミステリーの始まりです。

のねずみのおばあさんはいつもせっせと働いていますが、
冬ごもりの準備だったのですね。瓶を洗い、鍋を磨き、かごを編み。
小物だいすきな子どもさんはきっと、見入るでしょうね。かわいい小物がいっぱい出てきますので。

あっという間に通り過ぎていく秋に寂しさを感じた子リス君、おばあさんとのお茶会で「秋は豊かなもの」って思うことができたと思いますよ。
原色を使わない抑えた色づかいがステキ。
アザミの丘での夕焼けの場面は、みとれるほどきれいな色です。
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自信を持っておすすめしたい はじめて獲った鮭の味   投稿日:2004/10/09
ひぐまのあき
ひぐまのあき 作・絵: 手島 圭三郎
出版社: リブリオ出版
秋の絵本を探していて出会った本です。
燃えるような紅葉の中で、冬ごもりの準備をするひぐまの親子。今日は、こぐまが生まれて初めて、川に鮭を捕りにいくのです。
月明かりの中で、いよいよ漁が始まります。「自分で獲りなさい」と言われたこぐまは、どきどきしながら川のなかへ…。でもなかなか捕まえることができません。
「そうだ、かあさんのように もぐってみよう」
自分で初めてつかまえた鮭の味は…

美しい色彩と、力強い版画の絵は、教室の後ろからでもよく見えます。学校での読み聞かせに向いてると思います。
川に映った月の光が、大きな鮭に見えて飛び込んでいくこぐまが、とっても愛らしい。いろんな「初体験」を積み重ねて大きくなるんだね。
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自信を持っておすすめしたい 題名がいいなぁ   投稿日:2004/09/30
セミくん いよいよこんやです
セミくん いよいよこんやです 作: 工藤 ノリコ
出版社: 教育画劇
長い間、土の中で過ごしたセミの幼虫が、「いよいよ今夜」地上にでてくることに。
幼虫クンと、地上で待ついろんな虫たちの様子が楽しく描かれています。
土の中で住んでいたお部屋が、とってもかわいいんです。その部屋を出るとき、振り返って「さよなら おうち、ありがとう」と言うのですが、この場面、6年の息子は「ちょっと ぐっときちゃうね」なんて言ってましたよ。
 地上で待つ虫たちは、セミくんの誕生を祝ってパーティの準備に余念がありません。
演奏を練習する鈴虫たち、サラダを作る青虫、蜂蜜ジュースを盛りつけるミツバチ達…。
踊りのフォーメーションを確認するホタルたちには、思わず微笑んでしまいますよ。

本を選ぶとき、題名に惹かれる場合が多いですが、この本は
「読んでみたい」とそそりますね。素敵な題名だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 大繁盛のハンドメイド帽子やさん   投稿日:2004/09/16
カリカリのぼうしやさん
カリカリのぼうしやさん 作・絵: つちだのぶこ
出版社: 偕成社
細かいところまで、遊び心いっぱ〜い。
描いていて楽しかったろうなと思わせるような愉快な絵本ですね。
「カリカリ」って名前は、忙しくっていつもカリカリしてるから?
白いペンを使って手書きで書いたセリフが(落書きみたいな)いい味だしてますよ。

お月様の帽子、三日月でも満月でもOKのサイズフリーなんですね。おまけに星のデザインがキュート。

わがままをなんでもきいてくれそうな、でも口うるさいおばちゃんみたいなカリカリさん。
そんな人が、周りを探せば見つかるような気がします。
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あまりおすすめしない あなたならどんな解釈を?   投稿日:2004/09/06
いちょうやしきの三郎猫
いちょうやしきの三郎猫 作・絵: 成田 雅子
出版社: 講談社
いつも心の痛いところをついてくる成田雅子さんの絵本デビュー作。
ある日突然いなくなった猫の三郎を捜して、飼い主の麻美は森の奥のおやしきにたどり着き、三郎と再会します。家に帰ろうと促す麻美に「わるいけど、ぼくは麻美ちゃんといっしょには 帰りません」という三郎。
三郎を追っていちょうやしきに入った麻美は、三郎の本当の世界を目の当たりにして、とまどいを隠せないのでした。

抑えた色づかい、締め切った部屋の中、会話中心の文。
小劇場のお芝居みたいな感じを受けました。
描かれていることは、猫と飼い主のお話なんだけど、ちょっと味方を変えると、芸術家と恋人…という風にも感じられます。
ラストがまぁ、かろうじて「子ども向け」になっています。
色んな解釈が人によって出来る1冊ですね。あなたなら、どういう印象を持ちますか?
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自信を持っておすすめしたい さすが建築士!   投稿日:2004/09/05
ドワーフじいさんのいえづくり
ドワーフじいさんのいえづくり 作・絵: 青山 邦彦
出版社: フレーベル館
作者は建築のプロ。だからこその説得力です。文句なし。

気むずかしいドワーフじいさんは、最高に居心地のよい家を造ろうとしますが、次々に助っ人が現れて…

木材で骨組みを作り、「理想の家」ができあがっていく様子が素晴らしく緻密な絵で描かれています。物を作ることの大好きな子どもだったら、食い入るようにみるでしょうね。
さらに素晴らしいのは、「助っ人」である動物たちの姿が正確に描かれていること。

完成した家は、ちゃんと内部まで紹介されています。家造りに協力した動物たちの希望は叶えられたけど、肝心のドワーフじいさんの理想の家とはかけ離れ…。
いえいえ、設計図を前にうたたねするじいさんの顔、幸せそうだよ。
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なかなかよいと思う 初恋みたい?   投稿日:2004/08/31
ぼくのともだち おつきさま
ぼくのともだち おつきさま 作・絵: アンドレ・ダーハン
訳: きたやま ようこ

出版社: 講談社
秋の読み聞かせの本を探していて、出合った本。
絵本ナビの皆さんの評価はとても高くて、わくわくしながら
借りてきました。

「ぼく」の短い言葉+グレーがかった絵…短い話なのに、とっても中身の濃い、牧場で食べたアイスクリームみたいに濃厚なファンタジーの世界でした。
「いっしょにいるとあっという間に時間が過ぎて…。」
こりゃまるで、初恋みたいではないですか!

秋の夜空を見上げて、「お月様」にひもがついてるか見るとしましょう。
もし、ひもが切れて落ちてきたら子どもと走って拾いに行くよ。
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自信を持っておすすめしたい ハッカの味だと思う   投稿日:2004/08/31
お月さまってどんなあじ?
お月さまってどんなあじ? 文・絵: マイケル・グレイニエツ
訳: いずみ ちほこ

出版社: らんか社
左のページには文、右のページには絵。
和紙をくしゃくしゃにして貼り付けたような絵が、お月様の質感をよく表していてステキです。
澄んだ夜空にポッカリ浮かんだお月様、誰でもが手に持って見たくなると思います。まして子どもなら「どんな味?」という発想には興味津々になるでしょう。そこをうまくヒットさせていますよね。

そしてビックリは、言い出しっぺのカメさんが一番下になるところ。普通は一番上に乗っかって自分がお月様の味見をしたいでしょ。でも、そうじゃない。ここが私にとっては驚きです。

子どもたちに読んでみたら、「お月様の味」としていろんな答えが返ってきました。
…わたしなら、ハッカ味。
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