新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

話題
てのひらを たいように

てのひらを たいように(フレーベル館)

歌うと元気が湧いてくる!

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読み聞かせパパ

パパ・60代・群馬県、女の子27歳 男の子25歳 女の子22歳 男の子19歳

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読み聞かせパパさんの声

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自信を持っておすすめしたい 子どもの世界の大事件!   投稿日:2011/02/26
ろくべえまってろよ
ろくべえまってろよ 作: 灰谷 健次郎
絵: 長 新太

出版社: 文研出版
たいへんだ!たいへんだ!子どもたちにとっての大事件。
それが大人にとっては、日常的に普通に出くわす単なるアクシデント。
こんなたぐいのことってたくさんあります。

通りがかりの大人の冷たい視線や、心ない一言にもめげず、子どもたちは一致協力します。
そんなとき、子どもの心の中では何が起こっているのか!

一年生、二年生の子たち5,6人に読み聞かせたとき、彼らは登場する子たちとまるで一体。いっしょに心配したり、ホッとしたり、そして喜んでいました。

こんな場面で、実は子どもたちは傍観者の冷たさも、言葉の力も、みんなで知恵を出し合うすばらしさも、大きく言えば社会を、漠と感じ取り、学んでいるのかもしれない。

さすがに谷川さん!
子どもの世界を教えてくれる名作です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい つぶむこの ひたむきさ   投稿日:2010/10/04
つぶむこ
つぶむこ 作: 小林 輝子
絵: 飯野 和好

出版社: 福音館書店
 つぶむこの「ひたむきさ」が 心に残ります。
 田んぼの水もれを止めたら、「娘を嫁にくれてやる」と言われ、懸命に どろをぬる つぶむこ。
 あのページの 表情のりりしさが 目に焼き付きます。

 約束を守るって どういうことか。
 人のがんばりを尊ぶって どういうことか。
「それはこんなふうに 返ってくるよ」と、 じんわり 訴えかける ハッピーエンドです。
 愚直に努力する男は かっこいい!
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自信を持っておすすめしたい 「空の月」がわかるようになったら   投稿日:2010/10/03
おつきさまこんばんは
おつきさまこんばんは 作: 林 明子
出版社: 福音館書店
 おつきさまが 雲から出たときの笑顔は そのまま 子どもの笑顔に 重なります。
 おつきさまの笑顔と 我が子の笑顔を つい、見くらべてしまうはず。
「このおつきさま、なんか○○ちゃんと にているね。
でも、○○ちゃんの方が かわいいや」
 などと、我が子に語りかける人、けっこういるのでは?

 そんな貴重な 親ばかタイムを 楽しめるのも 期間限定です。(年少さんくらいまで?‥)「空の月」がわかるようになったら、旬です。ぜひ 読んであげて。
 忘れられない一冊に なります。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 天真爛漫なまゆ、ド肝を抜かれるおに   投稿日:2010/10/02
まゆとおに−やまんばのむすめまゆのおはなし
まゆとおに−やまんばのむすめまゆのおはなし 作: 富安 陽子
絵: 降矢 なな

出版社: 福音館書店
「まゆ」シリーズは 本当に楽しい!
こどものともで 読んでから いっぺんで 親子共々ファンに なりました。

おにのたくらみを ことごとく 打ち返してしまう まゆ。
「天真爛漫なまゆ、ド肝を抜かれていくおに」
その表情の コントラストが おかしく 痛快なこと!
思わず 吹き出します。
結局 まゆとやまんばの 手のひらの上で 転がされていくおに。

「悪なんて、こんなふうに粉砕されてしまうものさ!」という感じが 残るところが 私は好きです。

小2の次女が 野性系なので、「まゆ」と重なって し方ありません。
寝る前に 4歳の末っ子に 読んであげようと 読み始めたら、次女がやってきて のぞき込み、最後まで 楽しんでいました。
何を思ったか、そのあと「まゆとおに」を小脇に抱え 部屋の中を しばらくウロウロと 動き回っていました。
「してやったり」的な いたずらっぽい笑顔でした。
何かが 呼び覚まされたのか?
そんな 我が家の「まゆ」を 見ながら、こちらが 楽しめました。
参考になりました。 6人

自信を持っておすすめしたい 読んだあと黙り込んでしまう   投稿日:2010/09/29
いわたくんちのおばあちゃん
いわたくんちのおばあちゃん 作: 天野 夏美
絵: はまの ゆか

出版社: 主婦の友社
あの日の広島で、女学生だったおばあちゃん。
やっとたどり着いた 自宅。
そこで初めて知った あまりにもむごい 家族との別れ。このページは読んでいて 言葉がつまりそうでした。
「家族の死を知ったとき、どんな気持ちだったろう?」―想像を絶します。淡々と語られるだけに、よけい胸に迫ります。

9歳の女の子と読みました。「ひどいね‥‥」のほかには、何も言葉にしていませんでした。岩田さんちの写真も ズシッ!と重かった。

「死者○○人」などと 亡くなった人の数で聞くと、生身の人間の苦しみが かき消されてしまう気がします。
「岩田ちづこさん」の身の上に起こったこと、味わった悲しみとして具体的に語られるので、胸にズーンと沈み込むものがあります。

読んだあと、しばらく黙り込んでいたくなりました。
参考になりました。 4人

自信を持っておすすめしたい 人形なのにへん‥でも、人形じゃないのかも   投稿日:2010/09/26
ゆめみとぷりん
ゆめみとぷりん 作: らる・いしはら
出版社: 福音館書店
人形のぷりんが立ち上がり、ゆめみを森へ案内していきます。
森の不思議な部屋では不思議なことが次々と‥‥。
でも気にせず、ぷりんはゆめみをひっぱっていきます。
ちょっとこわい。でも、「ぷりんについて行けばだいじょうぶかな」と思えるぷりんのいきおい。
読んだとき3歳だった娘に、
「ゆめみのことどう思った?」
7歳の今たずねると、
「人形なのにへん‥‥でも、人形じゃないのかも‥と思った」とのこと。なにか意味ありげだけど、深追いはせずにおきました。
ふだんはお世話している人形に、不思議の森では助けられ‥‥
『こんとあき』のことを思い出します。
不思議探検が終わったときにぷりんが動かなくなるのは、子どもたちにとっては、現実にもどるオフスイッチのように感じられるのかも。
読んでいた私は「これで不思議が終わりかな」と、妙に安心感を覚えました。
不思議な夢を見たあとのような気分になります。
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自信を持っておすすめしたい パパとママになる前に読みたかった!   投稿日:2010/09/26
しろくまくん と しあわせいろ みどりのくまとあかいくま
しろくまくん と しあわせいろ みどりのくまとあかいくま 作・絵: いりやま さとし
出版社: ジャイブ
これは大人のための絵本だなぁ〜と思いました。
これからパパとママになるために、
「こんなふうに子どもと過ごしたら?」
「こんな言葉で語りかけたら?」
子どもが感じることを「こんなふうに受け止めてあげれば?」
そんなヒントが、くまの言葉でちりばめられています。
赤ちゃんくまが初めて口にした「マ‥‥パ‥‥」を、
パパは「パパ」と、ママは「ママ」と聞こえてしまうところは、ほおがゆるみます。

くまパパとママの絵を見ていて思いました。
「できることなら、(ウチの)4人の子が生まれてからの1年くらいを、もう一回ゆっくりすごしてみたいなぁ」と。
長女の最初の1年間は長く感じましたが、仕事が多忙だったため長男は
「知らないうちに2歳になっていた」感じでした。
やっぱり子どもとは「今が大事」ですね。
「そのときの思い」「そのときの顔」「そのときの子どものコトバ」と出くわすのに、巻き戻しはききません。
くまパパが最後に投げた星の輝きは、日々のできごとです。

まもなくパパになるという同僚に、この本をプレゼントしました。
「よかったです」と言っていました。2人目ができたときに贈る本も決めてます。
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自信を持っておすすめしたい ぼくの「最後の一言」は‥‥?   投稿日:2010/09/25
おっぱい
おっぱい 作・絵: 宮西 達也
出版社: 鈴木出版
たくさんの動物たちの「おっぱい」と「赤ちゃん」が登場します。
リズム良くトントン進む語り口で登場します。
そのたびなんだかホンワカした気持ちになっていきます。
最後にお母さんのおっぱいが登場したとき、語り口が変わります。
ぼくの「最後の一言」は
お兄ちゃんらしさの芽生え?それとも、やせがまん?
それとも何かちがうもの‥‥?
女の子だけじゃありません。男心だって微妙にゆれます。
お兄ちゃんになった子たちに読んであげたい。
どんな表情を見せるでしょうか。
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なかなかよいと思う 不思議な世界へ寄り道   投稿日:2010/09/25
じろう ひとりで でんしゃにのる
じろう ひとりで でんしゃにのる 作・絵: 中西 恵子
出版社: 福音館書店
電車大好きの4歳の息子が、何度も「読んで」と言います。
「一人で」電車に乗るじろうに、「すごい!」と少しあこがれを抱いているよう。
じろうのくしゃみとともに現れたおじいさんは、じろうのまんじゅうをねだったり、そのまんじゅうをのどにつまらせたりして、茶目っ気たっぷり。
じろうがまんじゅうを口にしたままが、「らいひょうふ?(=だいじょうぶ)」と聞くと、息子は「アハハハハ!」と大笑い。そのセリフを繰り返し読まされています。
じろうは、おまんじゅうとひきかえのおみやげをたくさんもらい、おじさんが待つ駅へ到着。
電車の旅を不思議な世界へ寄り道させてくれたおじいさん。
「いっしょに乗ってみたい!」と息子は言ってます。


※本当におこがましく、作者様に申し訳ありませんが、おじさんの「か みさまだよ」という説明で、じろうの不思議な体験の余韻が消えてし まうような気がしました。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 水色がいい!   投稿日:2010/09/22
とべ!ちいさいプロペラき
とべ!ちいさいプロペラき 作: 小風 さち
絵: 山本 忠敬

出版社: 福音館書店
保育園年中の息子にせがまれるまま、よく読みます。
息子にとっては、「小さいプロペラ機は自分」
ジェット機や他の大きな飛行機たちに気後れしながら、初飛行に臨もうとする不安、ドキドキ感。
前の晩にジェット機からかけられた優しい言葉。プロペラ機が背中を押すように教えてくれた空の大きさ。
このあたりで息子も、不安よりワクワク感が大きくなる感じです。
気持ちはプロペラ機と一緒に飛び立ちます。空を大きく旋回しているときの気持ちよさ。ページいっぱいに広がる水色がすがすがしく、「ワァー」と声を上げてます。
何かにチャレンジするときは、最後は自分で「エイ!」と踏み出すもの、なんて野暮なことも言いたくなりますが、まずは水色の空の広がりを一緒に楽しみたいですね。
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