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金に目がくらむと・・・
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投稿日:2011/10/24 |
テンポのいい落語絵本です。
落語のオチがわかるようになる小学校高学年からの読み聞かせにぴったりだと思います。
大人にもおススメできます。
子どもが生まれたというのに、どうしようもなくふがいない男の前に
現れた、しにがみ。
ところがこのしにがみ、名前とは裏腹にえらく親切なんです。
題名が「しにがみ」でなく「しにがみさん」としてあるのも、この妙に人間臭いどこかユーモラスな、しにがみの雰囲気を表している気がします。
情け深いしにがみのおかげで、金持ちにしてもらったのに
お金を湯水のごとく使い果たして、男はまたどうしようもない状態に
逆戻りします。
またもや、しにがみの情けで助けてもらうのですが、そうそう現実は
甘くありません。最後は落語お決まりのオチがつきます。
人間の寿命を表すロウソクが、一面に出てくるシーンは圧巻です。
悲しいかな、金に目がくらむと人間こうなるという戒めの絵本ですね。
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心の中もカラフルにしてくれる一冊
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投稿日:2011/10/24 |
小学校5年生に読み聞かせしました。
表紙を見たときは、「うわぁ、赤いネコや」と言っていた子どもたちも、読みはじめるとすぐに絵本の中に入り込んでいきました。
カラフルネコちゃんのページでは、歓声があがりました。
メッセージ性のあるストーリーと、遠目にもはっきり、でも何だかとても暖かい絵が、読み聞かせにはぴったりでした。
幼い子には、「人と違っていても自信を持って、自分を好きでいて
あげようよ」と言っているようでもあり、
思春期の子には、「もし今の自分がありのまま受け止めてもらえないと思っていても、一歩踏み出せば、必ず受け止めてくれる場所があるよ」
と言っているようでもあり、
子育て中のお父さんお母さんには、「人と同じを基準にすることなく、そのままの子どもの個性を受け止めてあげようよ。」と言ってるようでもあり・・・
いろいろな年代の人に読んでもらいたい一冊です。
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アリたちの熱きバトル、炸裂!
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投稿日:2011/10/18 |
アリたちの前に突然落ちてきた、白い巨大な物体。
それは伝説の「あんまん」なるもので、その日から「あんまん」を
巣に運ぶための、アリたちの命懸けのプロジェクトがはじまる。
ストーリーは至って単純なのですが、少年マンガの王道バトルを連想させる熱いストーリー展開と、よしなが先生のキモくて力強い絵がたまらない!
インパクトのあり過ぎる表紙に、最初はドン引きしていても
不思議なくらい絵本に引き込まれてしまいます。
小学校高学年で、ぜひ読み聞かせしてみたいと思います。
実際のアリの世界では、エサを巣に運ぶのはメスだけらしいのですが、
この強烈なストーリーを繰り広げるためにあえて、オスのアリを
登場させたそうです。
マンガ好きの人なら、子どもも大人も絶対はまってしまうでしょうね。
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幼児〜小学校低学年にはバカ受け
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投稿日:2011/10/04 |
小学校の読み聞かせをするのに、あまりにも大胆な表紙に
自分が読む前は、少しひいていました。
が、読むにつれてうんこくんが、だんだんいとおしくなってきます。
軽妙なダジャレとハッピーエンドに、ニンマリ。
韓国の絵本「こいぬのうんち」にストーリーはよく似ていますが、
あちらが哀愁をおびた内容で小学校高学年〜大人向けなら、
こちらは明るくてストレートな内容で、幼児や小学校低学年には
まちがいなくうけますね。
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いろいろいろあそび
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投稿日:2011/09/20 |
素朴なちぎり絵でこんなすてきなストーリーが作れるということに
私は感動しました。
子どもが幼稚園の頃に読んだのですが、うちの子は青色と黄色が
混ざると緑色に変わるということに、とても興味を持ちました。
なので紙に絵の具で、実際にあおくんときいろちゃんを再現してみると
もう大喜び!
あおくんたちのお友達もできるよ、といって勝手にあかちゃんときいろ
ちゃんとか、あおくんとあかちゃんというお話も作って、
だいだいいろやむらさきいろも登場させたりして、色遊びした
思い出の絵本です。
色の理屈がわからない小さい子も楽しめる、ぜひ一度は手に取って読んでほしい一冊です。
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小学校高学年から大人向けかな?
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投稿日:2011/09/18 |
小学校の5、6年生に読み聞かせしました。
さとりくんはうまれつき「さとっている」とりです。
不測の事態にもいつも冷静沈着で、乱れません。
「ぱっくりまるのみこみ」が趣味のながーいヘビが来ても、
「がぶりまるかじり」が好きなオオカミが来ても、
まったく動じないので、相手の方が気味悪がって去っていく
というシーンに、子ども達は大笑いしていました。
そんなさとりくんにも思わぬ弱点が・・・
さとりくんもやっぱり男の子。
恋とは偉大だ!
この本の面白さがわかるのは、小学校高学年以上かな〜と思います。
大人にもおススメ。
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