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やきたてのお話♪
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投稿日:2014/06/18 |
どんぐりですよ!
パン屋さんですよ!
そしてこのタッチ、色使い。
こどもたちも、ママも、もうぜったい好きでしょう?
こどもたちが一度は憧れる「パン屋さん」というおしごと。
だけどパン屋さんは朝早くからとっても忙しい!
「ふたつぶのこども、だって」
「どんぐりさんのリュックは、きっととっても小さいよね」
「おしごとをするママはとっても大変なのね」
可愛らしく描かれた表情や、お道具を見ながら、
親子でいろんなお話を追加できそうですが。
絵を見るだけでも十分な可愛らしさ、楽しさなので。
まだストーリーが理解できないちっちゃい子から、
仕事に追われる大人の休憩時間にまで、
想像力や心の和みへの貢献度が高そうな絵本です。
(そしてもちろん食欲にも!)
さぁ、今日も。
やきたてのお話で美味しい時間をいただきましょう♪
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心がふんわりするお話です
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投稿日:2013/01/29 |
いもとさんの描く動物たちは、
元気そうで、温かそうで、柔らかそうで、
いつも愛に溢れていますね。
私がこの物語を選んだ理由は、
姪の「ゆきちゃん」に、
「ゆき」がテーマの絵本を贈る習慣があるから。
小さな心にとって、
なかなかに勇気が必要な言葉「ごめんなさい」。
今はもう高校生になったゆきちゃんに、また、
この絵本を贈りたくなりました。
相手への思いやり、素直な心、許す心、
忘れて欲しくないものがたくさん詰まったお話は、
ゆきちゃん自身の思い出も、
たくさん引っ張り出してくれる気がします。
この愛らしさですから、心の深いところにも、
スルスルっと、すんなり入り込んでくれそうですね。
パティシェを夢見ているゆきちゃん。
彼女なら、並んだ雪だるまたちのページで、
きっと笑顔でこう言うのです。
めっちゃ可愛くて、めっちゃ美味しそうやね!!
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ちょっと残念…だと思ったら!
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投稿日:2013/01/28 |
花が好きな母(60代)の誕生日用に購入したのですが、
サブダさんのファンの私に取っては、仕掛けが甘くて残念な感じ。
恋愛の訳詩も、ちょっと難しい感じで、
年配の女性向きではないんじゃないかなぁ…
母の好きな色のリボンをかけて、準備はしたものの、
乗り気じゃなく、(失敗したなぁ…)という気持ちで一杯。
だったのですが!
母は最初「え〜?絵本〜?」という顔で受け取ったものの、
ページをめくったら…
「これすごく綺麗!
絵本って聞いてたけど、大人の詩で素敵!ありがとう!」
と、こっちが驚くほど、とても喜んでくれて。
逆にこちらが、嬉しい贈り物をいただいた気分になれました。
思い切って購入して大成功でした。
(でもまぁ「しかけ絵本」としてのレベルを評価するなら★3つ)
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自信をくれる本
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投稿日:2012/05/31 |
若いころは、
他人に自分の考えを知って欲しくて、
一生懸命言葉を選んで並べたものでした。
今は、
相手の考えを知りたくて、聞かせて欲しくて、
一生懸命頷きながら耳を傾けます。
様々な考えを受け入れるために、
頭や心を常に柔らかく開いておきたいです。
難しいことを、
易しく変換できる人間になりたいです。
そんなことを常日頃思う私に、
この絵本のシリーズほど、
ぴったりなツールはありません。
学校で習う道徳にも、こんな教科書が欲しいですね。
子どもたちが、
みんなと考えの違う誰かを攻めなくてもよいように。
他人と考えの違う自分を、責めなくてもよいように。
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絵本は、愛情そのもの。
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投稿日:2012/02/28 |
絵本の効能には、
親子間の気付きが多く挙げられると思いますが、
子供のいない私の場合は少し違っています。
自分自身の育て直しです。
ファーストブックを見て、
楽しいと感じて、可愛いと感じて、
自分の目を触って、顔を触って、
そうそう、人間はそれだけの生き物だよ、
それ以上にはなれないし、それでいいんだ。
そう感じたことで、心がストンと素直に返り、
暗く長いトンネルを抜けられた経験を持ちます。
なので、
どうにもうずうずする感情を持て余してしまう子たちにも、
そのお母さんお父さんにも、
優しい効能があるような気がします。
ただ、あまりに苦しいときは、
メッセージの強すぎる文章は避けた方がいいです。
同調できない自分を責めてしまうからです。
そういう時、こういうガイドブックが本当に本当に有り難いのです。
少しずつテイストを見比べることで、
「これは好き」「これはまだ強すぎる」と判断できますから。
絵本は子供だけのものじゃありません。
様々な人たちのために、様々な作家さんが、
とびきり素敵にラッピングしてくれた、愛情そのものなのです。
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ひたむきな心の物語
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投稿日:2011/08/18 |
子供は、目の前の出来事にその場その場で対応します。
考え方が大人のように複雑ではないからこそ、
その足りない言葉の中にくっきりと浮かぶ真実があります。
その不安定な表情に、隠し切れない真実があります。
先の震災で親を亡くした子供は、1500人にもなるとか。
みんな寂しいでしょうね、辛くてたまらないでしょう。
時には思い出し、大きな声で泣いてください。
時には忘れ、大きな声で笑ってください。
そして、
命を大切に、新しく手に入れたものを大切に、
まっすぐ生きて行きましょうね。
パパやママにいつか会えたら、その時ほめてもらえるように。
自慢話やお土産話も、たくさんたくさんできるように。
心強い応援団長、ネリーの声が聞こえて来ます。
「あなたは1人ぼっちじゃない。強く生きて行きましょう、私と一緒に。
大丈夫。私たちは必ず、誰よりも優しい人間になれるのだから。」
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少年の日の思い出
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投稿日:2011/04/01 |
このお話を読んで、一度も「懐かしい」と言わない人がいる?
それが第一の感想です。
小さい生き物を自分だけのものにしたい気持ち、
年上の友達をかっこいいと思う気持ち、
年下の友達に優しくしてあげたい気持ち、
橋の下に基地を作りたい気持ち、
親友と秘密を共有したい気持ち。
誰もが経験したことのある、
無邪気で純真で、照れ臭いほど一生懸命な思い出。
そしてこの絵。
緑がいっぱい、水がいっぱい、
活き活きと溢れ出しそうな、力強い情感でいっぱい。
関西弁もいいですね。
標準語よりノスタルジックに思えます。
こんな思い出は、
少年たちにとっては日常であり、何でもないことなのですが、
大人になってから思い出した時にキラキラと輝き出して、
一生心を支えてくれる宝物となるのです。
作者くせさなえさんの周りにも、おおはしくんのように、
かっこよくて優しい男の子が存在したのではないでしょうか。
どの子供の周りにも、ぜひ、
おおはしくんのような友達がいて欲しいと願ってしまう、
そんな、瑞々しく匂う夏草のようなお話です。
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7歳の姪が大喜びです
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投稿日:2011/02/01 16:49:00 |
姪がうちに遊びに来た時に、一緒に組み立てました。
女の子だし、どうかなぁ、興味持つかなぁ…?と、
少し心配していたのですが、
工作が大好きな姪は本当に気に入って、
「そらくん」という名前まで付けました。
(青いから、らしいです)
そして、厚紙で作ったカバンを持たせたり、
ままごとをして、何やら会話をしたり。
帰る時には、「そらくん、おうちに帰ろう」と言いながら、
バラして、本に戻して片付けています。
そして、また遊びに来ると、
「そらくーん!」と言いながら本棚に駆け寄り、
また組み立てて遊んでいます。
お腹を押すとしゃべりますが、
「ハロー、レッツプレイ!」と言ってるのか、
「ハロー、ベストフレンド!」と言ってるのか、
私にはよく聞き取れないのですが、
まぁどっちでもね、楽しい言葉ですよね。
出したり片付けたり、大事に触ったり。
楽しいだけじゃなくて、色んなことが学べる気がします。
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想像力が広がるお話
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投稿日:2010/12/28 |
なぜでしょう。
涙が出ました。
ものすごい大冒険じゃないのに、
ものすごい悲劇でも、ものすごい喜劇でもないのに、
温かくて、温かくて、優しくて、
じんわりと胸が詰まって、鼻の奥が痛くなりました。
少ない色が、見るものの集中を誘うのか、
主人公の気持ちを引き立てているようです。
そしてたくさんのカットケーキのページ。
あれは絶対、子供が大好きなページになりますね。
それと、このお話はきっと、その後の想像も楽しいのです。
動物たちはどこへ行ったんだろうね。
帰り道も、そっと見送ってくれたかもね。
いやいや、もうすっかり忘れて、
仲間たちでお祭りのように盛り上がっているかもね。
つぶれちゃったケーキはどうなったのかな?
みんなで笑いながら食べたかな?
そしてまた迷子を招いて、送り届けてあげたりするんだろうね。
白い文字が、ちょっと読みにくいところもあったので、
読み聞かせの時は、
予習してから、ゆっくり読んであげてください。
難しいお話ではないので、幼い子にも向きますし、
作文がかけるくらい大きくなったら、
続きを書かせてみたりするのも面白いですよね。
ストーリーに決め付けのない、いい本だと思います。
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「あきらめないこと」が呼ぶ力
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投稿日:2010/09/10 |
そうですね。
「死」は、考えれば考えるほど理不尽なものです。
少しのタイミングで助かることもあり、
少しのお金の不足で助からないこともあり。
体が弱くても助かることもあり、
体を鍛えていても助からないこともあり。
瀕死の大怪我から助かることもあり、
わずかな傷口が元で助からないこともあり。
人の努力、心がけ、それだけでは測りきれない何か。
確かに「シニガミ」はいるのでしょうね。
でも、もっとすごいのは、
シニガミの心さえ変えてしまうような、
りんとした勇気や、あたたかい純真があるということ。
あきらめないことが呼び込む力は大きいということ。
『決められていると思えた運命でも、変わることがある』
何かにつまづいてしまった心に、そっと訴えるものがありそうです。
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