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ねむれないよるのこと

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おるがん

ママ・40代・愛知県

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おるがんさんの声

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なかなかよいと思う 実話に感動   投稿日:2014/12/08
ありがとう、フォルカーせんせい
ありがとう、フォルカーせんせい 作・絵: パトリシア・ポラッコ
訳: 香咲弥須子

出版社: 岩崎書店
今では教育現場では知られている学習障害ですが、作者が子どもの頃には知っている先生は少なかったようです。
その立場の子どもの苦悩がひしひしと伝わってきます。
周りの大人が、どう寄り添ってその苦悩を分かってあげることの大切さをあらためて感じました。

素晴らしい大人との出会いで、子どもは救われるのですね。
子どもの声に丁寧に耳を傾けるそんな大人になりたいです。

本を読み始めるときの儀式がとても素敵でした。

最初と最後のページの文章の文体ですべて書かれていたらよかったと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 想像を掻きたてられます   投稿日:2014/12/08
床下の小人たち 小人の冒険シリーズ1
床下の小人たち 小人の冒険シリーズ1 作: メアリー・ノートン
絵: ダイアナ・スタンレー
訳: 林 容吉

出版社: 岩波書店
子どもの頃に読んだのでなつかしくなって読み返しました。
借り暮らしの小人たちの部屋の様子が、子どもの頃は分からなかったものも、大人になって読むと頭にちゃんと浮かんできます。
(チェスの駒、吸い取り紙、ゆびぬきなんて分からなかったので)

小人たちは小さいけれど、人間たちと同じように(それ以上かも)プライドがあって、頑固で欲深で、行動的です。
小さいからかわいらしいだけではないのです。

もう会えなくなったほかの小人たちの悪口を言ったり、おかしかったのが人間を自分たちを養う奴隷だと思っているところです。
妖精のような純真な存在ではないのです。
とても親近感が沸いてきて、より物語に引き込まれました。

小人たちが見つかってしまうところでは、どんなにハラハラしたことか。
自分の読む速度にいらいらしてしまうほどでした(汗)

この物語を語っているおばさんの体験を最後に語られますが、こんな終り方は本当にすてきです!
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自信を持っておすすめしたい チベットの民話   投稿日:2014/12/08
犬になった王子 チベットの民話
犬になった王子  チベットの民話 文: 君島 久子
絵: 後藤 仁

出版社: 岩波書店
絵本を通してその国を知ることの出来るのは、民話の魅力です。
穀物が生えていなかった頃、種を求めて大冒険をする王子の物語です。

チベットの風景や服装や慣わしが、美しい絵で描かれていて、とても興味深いです。
もちろん、君島久子さんの文章も無駄がなく、ひきこまれます。

三人の姉妹の一番下の娘が幸せをつかむところや、王子が動物になっているとことは、他の昔話にもよくみられます。
その国、土地にあわせたもので、読み比べるのも楽しいと思います。
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ふつうだと思う 何度も読み返えしました   投稿日:2014/12/08
3つのなぞ
3つのなぞ 作・絵: ジョン・J・ミュース
訳: 三木 卓

出版社: フレーベル館
この絵本が面白いと思えるには準備が必要だと思いました。
まず読み手が、主人公の少年の疑問に共感できていなければいけないでしょう。
なんでこんな疑問を持ったのか説明が欲しいところです。
よい人間になりたいということは共感できますが・・・

三つの疑問への答えは、その時その時で変ることが分かりましたが、一度読んだだけでは難しすぎます。

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なかなかよいと思う こどもらしい発想   投稿日:2014/11/23
てぶくろ
てぶくろ 作・絵: いもと ようこ
出版社: 講談社
子どもは大人には考えられないような発想力があります。
わが子もよく面白いことを言っていたのを思い出します。
そんな「金言」をメモをしていたので、読み返したくなりました。

大人がそんな子どもたちの感動に共感して、一緒に感動してあげることが大切なんだとあらためて感じました。
大人が忘れていた心を思い出させてくれます。
子どもらしさが大人を癒してくれます。
子どもたちに笑顔を見せて、「あなたのお陰で幸せよ」と伝えたいですね。
そうやって育った子どもは、大人になって同じように子どもの感性を大切にできるのだと思います。
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なかなかよいと思う 子離れ   投稿日:2014/11/23
たまごのカーラ
たまごのカーラ 作: 風木 一人
絵: あべ 弘士

出版社: 小峰書店
この絵本を子育て時代に読むのと、わが子が巣立ってから読むのとでは、まったく違った気持ちになると思いました。
ずっと自分だけを頼りにしていたわが子が、もう親の手は借りず自分で壁を乗り越えていこうとしている姿は、淋しい気持ちもあります。

親は(特に母親)中身がカラッポになってしまったように思ってしまうけど、そんなことはないんです。
親も生まれ変ったんだと教えてくれる絵本です。

思春期のお子さんがいる方々におすすめです!
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なかなかよいと思う あったかい   投稿日:2014/11/23
きつねのおふろ
きつねのおふろ 作・絵: 国松エリカ
出版社: 偕成社
お風呂に入りに来る動物を食べてやろうと考えるきつね。
そんな思惑とは違って、きつねのお風呂は動物たちに大好評です。
みんなが喜ぶ姿を見て、きつねの気持ちもだんだんと変ってきているように思えます。
心をこめてお風呂を沸かしているきつね。
自分が役に立つ喜びを得ているようです。

見開きにはっぱや木の実が書かれています。きつねはそれに包まって眠る絵につながっているところがいいですね。読み終わって余韻になります。
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なかなかよいと思う ことばあそび   投稿日:2014/11/23
うみちゃんのまど
うみちゃんのまど 作: 中川 ひろたか
絵: 長 新太

出版社: 偕成社
うみちゃんが呼ぶと飛行機がきます。
その飛行機のせりふがおもしろいのです。
子どもが自分で黙読してはこの面白さは判らないと思いますので、ぜひリズムよく読んで聞かせてあげてほしいですね。
若いお父さん、お母さんにはなじみのない洒落で読み方が分からないのでしたら、おじいちゃん、おばあちゃんに読んでもらってください!

途中から太文字が出てきます。その洒落も考えながらお子さんと楽しんでもらいたいです!
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ふつうだと思う 内田さんの感性   投稿日:2014/11/23
ちょっとだけ
ちょっとだけ 作: 内田 麟太郎
絵: 梶山 俊夫

出版社: くもん出版
山火事の熱でとけた大雪が大水になって町へなだれ込みます。
ほのぼのとした絵に似合わない恐ろしい話なのかと思ったら、驚きの展開です。
梶原さんの絵が生きてきます。

本当に自然災害に対して、こんな対応が出来たらどんなにいいでしょうね。
昔話にあるホラ話のような展開です。
もう少し、大水が感情的でなかったらもっと楽しめるのかなと思いました。
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自信を持っておすすめしたい もっと生きて欲しかった   投稿日:2014/10/30
アンネの日記
アンネの日記 著: アンネ・フランク
訳: 深町 眞理子

出版社: 文藝春秋
子どもの頃に読んだ「アンネの日記」の印象とはまったく違っていて驚きました。
アンネは自分のことも、周りの友だちや大人たちを観察する力に優れています。
日記にだけは包み隠さずに、辛らつな言葉を使って自分の気持ちを思いっきり書くことができたのでしょう。
子どもにとって隠れ家の生活は、窮屈という言葉では言い尽くせない閉塞感があったでしょう。
それでも、最後には戦争が終って、元の生活に戻ったなら、隠れ家での経験もよかったと思えるでしょうが、そうではない結果を知って読むと胸が張り裂けそうになりました。
アンネのいきいきとした文章を読むと、どんなにその才能を将来に発揮できたであろうと想像します。
せめて最後まで日記をつけることができたら、どんなに慰めになっただろうと思います。
今の子どもたちは日記を手書きすることはないでしょうか。
手書きをすることで、気持ちが落ち着いてきて、自分自身を見つめられると思いますよ!
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