新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

話題
かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば

かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)

これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!

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おるがん

ママ・40代・愛知県

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おるがんさんの声

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自信を持っておすすめしたい わが子に贈りたい!   投稿日:2013/11/23
おかあさん、すごい!
おかあさん、すごい! 作: スギヤマ カナヨ
出版社: 赤ちゃんとママ社
子育てをしていた頃を思い出しました。
子どものお陰で知ることもたくさんありました。
娘が吹奏楽部にはいったので、音楽の素晴らしさを知りました。
息子が陸上部だったので、陸上競技に詳しくなりました。
苦手だった納豆も離乳食を作っているうちに、食べられるようになりました。
人生の幅が広がったと感謝しています。
わが子が結婚するときには、この絵本を贈りたいと思います。
子育ては、自分育てなんだと気づかせてくれる絵本です。
そして子どもは自分の存在が、母親に良い影響を与えていると、自尊心を持ち温かい気持ちになれます。
子育てを卒業したお母さん、おばあちゃん、どんな方でも共感できる絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい ニュースとは違う   投稿日:2013/11/04
隣人。38度線の北
隣人。38度線の北 著: 初沢 亜利
出版社: 徳間書店
映画やニュースで見る北朝鮮とはまったくイメージが違う写真集です。
初沢さんはこの写真集を「日本の家庭で、寝る前に親子で絵本のようにページを捲れるものにしたい」と語られています。

北朝鮮で写真を撮ることは命がけです。まして地方での撮影の許可はなかなか下りないそうです。
初沢さんは、信頼関係を作るために努力されました。

まずは、写真を一枚一枚じっくりと見て、初沢さんの滞在記を読みながら写真を見ると、また違った目で見ることが出来ます。
「クロッシング」という映画を観てショックを受けましたが、平和に暮らしている人々もいるのだと分かりました。
しかし、飢えに苦しむ人々がいるというのも事実でしょう。

他国を知ることの大切さを改めて感じました。
滞在記は興味深い内容で、読み応えがありました。
中学生以上だと理解できると思います。

ただ、気になるのは案内人がその後無事でいるかどうかということです。
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自信を持っておすすめしたい 痛いほど思いやる心   投稿日:2013/11/04
バンヤンの木
バンヤンの木 作: アーファン・マスター
訳: 杉田 七重

出版社: 静山社
1947年のインドで実際におこったインドとパキスタンの分離という、大動乱の時代にを背景にしてあります。
その背景を知らずに読むと内容を理解しにくいので、作者のあとがきを先に読むといいと思います。

主人公は13歳の少年ビラル。
母親は5年前に亡くなり、父親も余命わずかで家で寝ています。
ビラルは、父親の世話をしながら学校に通っています。
ビラルには3人の親友がいます。同じ宗教の子も違う子もいます。
インドとパキスタンに分離するために、今まで仲の良かった人たちが対立するようになり、町では暴動が起き以前のような平和な町ではなくなっています。
ビラルはその状況を父親には知られたくないと考え、3人の友だちに協力してもらってだれも家に入れないと決心します。
父親が新聞が読みたいといえば、自分で新聞を作ってしまいます。
宗教上、嘘をつくことは許されません。ビラルは父親が最期の時を迎えるときまで、悩み苦しみます。

現在でもインドとパキスタンの紛争は続いています。
大きな歴史の変動のなかで、この親子や周りの人々がどう暮らしていたのか知ることの出来る本です。
平和について考えさせられました。

この本の中で心に残った言葉があります。
ビラルの父はたくさんの本を持っていて、元気な頃は町の人々に話を聞かせていました。
「物語というのは、語り終わってあとも、聞き手の胸の内に長いこととどまっていないといけない。物語の世界が聞き手の目の前に広がらないとな」
「本を通じて、人は千もの異なる人生を生きて、百万もの冒険をすることができる」
これは、ストーリーテリングの講座などで言われる事と同じで嬉しくなりました。
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なかなかよいと思う できた!   投稿日:2013/10/13
ぐりとぐらのかいすいよく
ぐりとぐらのかいすいよく 作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
いつもの青と赤の服ではなく、水着姿のぐりとぐら。
白とのシマシマ模様がかわいいですね。

ぐりたちが浜辺で遊んでいると、手紙の入ったビンが流れてきます。
泳げないと言うのに、手紙に書いてあるしんじゅとうだいまで行こうとするぐりとぐら。
本当に好奇心いっぱいで、読み手の気持ちをぐいぐいひっぱってくれますね。
海の上でも、「あわてちゃ だめだめ のんびり いこう」と楽しんでいます。
こういう間も後の展開を期待させてくれますね。

想像とは違って、さわやか青年のうみぼうず。
ぐりたちと同じような水着を着ています。
お互いに助けられたり、助けたり。
小さくても役に立てて、読んでいる子どもの気持ちも喜びを感じるでしょう。

泳げなかったぐりたちは、うみぼうずさんに泳ぎを教えてもらうおまけつき。
その泳ぎは見ていて楽しくなりますね。
最後の絵は、ぐりたちが助けた成果が描いてあって、さすが中川さんですね。
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自信を持っておすすめしたい 子どもに必要な存在   投稿日:2013/10/13
町かどのジム
町かどのジム 作: エリナー・ファージョン
絵: エドワード・アーディゾーニ
訳: 松岡 享子

出版社: 童話館出版
ファージョンの作品と知って読みました。
ユーモアとあたたかさがあって、読み終わるともっと続きが読みたくなる本です。
8才の男の子デリーと80才のおじいさんジムの友情が、その後も続いていると信じさせてくれます。

ジムの船乗り時代の話は、どこまでが本当なのか分からないですが、大人でも心おどる冒険物語です。
そして心温まるエピソードが必ず入っています。
松岡さんの訳は、とても読みやすく、特に註釈が分かりやすいです。

高学年から一人で読めると思いますが、ジムの代わりに大人が語ってあげると、自分がデリーになった気持ちで聞けでしょう。
こんなお話をしてくれるおじいさんがいたらどんなに幸せでしょう。
決して説教くさくなく、ユーモアをまじえて人生で大切なことを教えてくれるおはなしです!
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自信を持っておすすめしたい 画集のよう   投稿日:2013/10/13
こんなおみせしってる?
こんなおみせしってる? 作・絵: 藤原マキ
出版社: 福音館書店
1941年生まれの作者の体験した時代なのでしょう。
それぞれのお店の様子や、人々の服装など見ていて飽きません。

散髪屋では、ひげのサンプル写真なのか絵なのかが、時代を感じさせます。
駄菓子やでは、実在するお菓子がそのまま描いてあります。
たまごだけのお店があったんだ!こんなお店があったの?と驚きの連続です。
サンプル店のショーケースはどうなってるのでしょう?
ふしぎな陳列なのです。

もしかしたら、絵本にするつもりで描かれていないのかな。
文章が無理やり入っているような感じで残念です。
この時代を知っているお年寄りにも喜ばれそうな絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 読み継がれてきた理由が分かります   投稿日:2013/10/13
ぐりとぐら
ぐりとぐら 作: 中川 李枝子
絵: 大村 百合子

出版社: 福音館書店
ぐりとぐらが誕生して50年。世界中でどのくらいの子どもたちに読まれたのでしょうね。
何代にもわたって読み継がれているのでしょう。

ぐりとぐらのキャラクターに加えて、たまごの存在が子どもたちの心を掴んでいます。
50年前から卵は身近な食品で、好んで食べられているものです。
形も元祖ゆるきゃらという感じで、かわいらしい癒し系です。
ぐりとぐらが、森で大きな大きなたまごを見つけるのですから、子どもたちが大好きなるわけです。

ぐりとぐらが、かすてら作りをする過程もわくわくします。
たまごをどう運ぶのか。
どんな道具がいるのか。
たまごをどう割るのか。
クライマックスに向かって、階段を上るように盛り上がっていくところが、子どもたちのテンポに合っています。

焼けるのを待っているシーンでは、森の動物たちが近づいている様子が絵だけで描いてあります。
読み手もこの動物の仲間になって、焼き上がりを待ちます。
いよいよ焼きあがって、ふたを取る瞬間は、ぐりとぐらだけを描かれています。
読み手もその場にいるような気持ちになれますね。

最後まで楽しませてくれるおはなしです。

他のシリーズに比べて字が小さめなのはどうしてでしょう。
紙面の角が丸くカットされています。
50年前は他の本もそうだったのでしょうか?
原画を見る機会がありましが、繊細な色づけをされていました。
中川さん山脇さん姉妹の、子どもたちへの愛情を感じる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい ピーターラビットのかも版   投稿日:2013/09/14
かものプルッフ
かものプルッフ 作: リダ・フォシェ
絵: フェードル・ロジャンコフスキー
訳: 石井 桃子

出版社: 童話館出版
かものたまごから誕生した8羽の子がもたちの成長物語です。
かもたちは、好奇心いっぱいでやんちゃなとこともあって、かわいいです。
それだけでなく、かもの生態が詳しく描かれているので興味深いです。
挿絵もかもだけでなく、ほかの鳥たちや植物が忠実に描かれているので、どんな暮らしをしているのかよく分かります。

途中で子がもごよみという、表があるのですが、それが分かりやすくて素晴らしいです。
このページをコピーして、子がもを探しに行きたくなります。
図鑑と絵本を合わせたような本です。
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自信を持っておすすめしたい おおきいともだち   投稿日:2013/09/14
ともだちつれてよろしいですか
ともだちつれてよろしいですか 作: ベアトリス・シェンク・ド・レーニエ
絵: ベニ・モントレソール
訳: わたなべ しげお

出版社: 童話館出版
ぼくは、王様から招待をされるたびに、大きな友だちと一緒に行きます。
こんな大きな動物を連れてきたら、びっくりしてしまうでしょうが、さすが王様とお妃は喜んで歓迎してくれます。
懲りることなく、何度も招待してくれるのです。
なんて大きな心の王様でしょう。
でも王様とお妃の表情を見ると、やっぱり迷惑そうでもあるんです。
やりたい放題の動物たちに我慢しているのです。

次はどんな動物が来るのか、どんなに王様たちを困らすのか、読んでいてワクワクします。
子どもたちも、動物と一緒にお城で遊んでいる気分になれるでしょう。
繰り返しも子どもにとって安心して読めます。
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自信を持っておすすめしたい 素晴らしい絵   投稿日:2013/09/14
かわせみのマルタン
かわせみのマルタン 作: リダ・フォシェ
絵: フェードル・ロジャンコフスキー
訳: 石井 桃子

出版社: 童話館出版
かわせみの夫婦が主人公ですが、まわりに住む動物たちもたくさん出てきて、その生態を知ることが出来ます。
語り手である人物の創作の部分もありますが(動物たちのせりふなど)それが、邪魔にならず読めます。
石井桃子さんの分かりやすく無駄の無い訳のおかげでしょう。

夫婦の深い愛情に感動します。
それを子どもたちも受け継いでいくのでしょう。
動物の生態を知ることで、自分たちの生活を大切にしようという気持ちが生まれると思いました。
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