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ラテールとアースセイバー  絶滅危惧種が教えてくれること

ラテールとアースセイバー 絶滅危惧種が教えてくれること(フレーベル館)

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ひだまり☆はは

ママ・40代・京都府、男の子24歳 女の子20歳

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ひだまり☆ははさんの声

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自信を持っておすすめしたい いつも見守ってくれているんだね   投稿日:2013/11/02
すなばのスナドン
すなばのスナドン 作・絵: 宇治勲
出版社: 文溪堂
遠くの町から引っ越してきたばかりのたっくんには、まだお友達が一人もいません。
「つまんないなぁ」とつぶやきながら公園の砂場で砂遊びを始めると、砂がもこもこ動き始め、砂場の神様スナドンが現れて…?

大きな卵型をした灰色の体に短い手足、つぶらな瞳とにんまりした大きな口、なぜか頭には黄色い小さなバケツを乗せた『砂場の神様スナドン』
この体から漂う安心感とキャラクターは、タダモノではありません。

一緒に遊ぶうち、友達がいないことを寂しそうに打ち明けたたっくんの気持ち、スナドンはちゃーんとわかってくれていたんですよね。
念願のお友達ができたたっくんのとびきりの笑顔に、胸の中がほっこり温かくなりました。

残念ながら我が家の近所の公園には、もうほとんど砂場がありません。
「いたずらされるから」「ネコのトイレになってしまうから」というのが理由のようです。
この絵本を読んで、昔遊んだ砂場のひんやりした感触を懐かしく思い出すことができました。
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自信を持っておすすめしたい あっぱれ、どじにんじゃ   投稿日:2013/10/16
どじにんじゃ
どじにんじゃ 作: 新井 洋行
出版社: 講談社
クロヒョウ忍者がおとものかげまるを従えて、華麗な忍法を操り、囚われたお姫様をお城の天守閣から救い出す――というと聞こえはいいけれど、実際はなんともドタバタな痛快劇でした。

クロヒョウ忍者、敵地に乗り込みながらかげまるに忍法を指南しているようなのですが、どれもこれも見事にうまくいかないのです(笑)
これだけどじ忍法を繰り出せるというのも、ここまでくると才能なのかも!?
作中に出てくる忍術も、どじ忍者の失敗ぶりと合わせて楽しく覚えられること間違いなしです。

どじなお師匠様を持ってかげまるも苦労するだろうなぁ。
背表紙のイラストを見て、思わず笑ってしまいました。
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自信を持っておすすめしたい 家探しなら、ちゃまるにおまかせあれ!   投稿日:2013/10/04
それなら いい いえ ありますよ
それなら いい いえ ありますよ 作: 澤野 秋文
出版社: 講談社
ぎんたは怠け者で、家は年中散らかし放題。
ある時ノラネコのちゃまるがやって来ると、家を見るなり「ふん」と鼻を鳴らして出て行きます。
ぎんたが後を追ってみるとちゃまるは二本足で立ち上がり、様々な生き物やケモノ達に家を紹介し始めて…?

題名の「それならいいいえありますよ」というのは、ノラネコちゃまるのセリフからきていたんだと読んで納得。
ちゃまるの敏腕不動産屋さんぶりには感心させられます。
怠け者のぎんたも、ちょっとはこりたかな?(笑)
読み終わった後にくすりと笑える内容で、すごく楽しかったです。

どこか懐かしい雰囲気の絵もすごく細かく書かれていて、細部までじっくり眺めたくなるほど。
表紙裏には家を探してほしい動物達のリクエストが書かれていて、背表紙の裏側にはちゃまるが見つけたそれぞれにぴったりな家が描かれていますよ。
どれも「さすが!」とうならされること間違いなしのおうちです。
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自信を持っておすすめしたい 心が癒されます。   投稿日:2013/09/05
おまつりのねがいごと
おまつりのねがいごと 作: たしろ ちさと
出版社: 講談社
もみのきマンションに住んでいる仲良し四人組――ウサギのはなちゃん、キツネのこんくん、アヒルのがあおくん、リスのりすこちゃん。
今日は、楽しみにしていたつんつく村のお祭りの日です。
四人はお祭りの準備から参加して、いろんなお手伝いをします。
ピーヒョロロ、ダンドコドン。
お昼を過ぎた頃、にぎやかな音が聞こえてきました。
さあ、楽しいお祭りの始まりです。

みんなが待ちに待った、つんつく村のお祭りの様子が楽しく描かれています。
中でも、登場する住人達の表情が生き生きと輝いているところが素敵でした。
圧巻なのはお祭りの最後、ランタンに火をともしてお願い事をする場面。
一見の価値ありですよ!

お祭りのにぎやかさ、終わってしまった後の少し寂しい気持ち、楽しかった余韻で心が温かくなる――そんな感情がうまくまとめられた一冊だと思います。
たしろちさとさんの優しい絵と文章に、ほっこり癒されました。
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自信を持っておすすめしたい 飲んでみたい!ほおずきジュース   投稿日:2013/09/05
じっちょりんのなつのいちにち
じっちょりんのなつのいちにち 作: かとう あじゅ
出版社: 文溪堂
じっちょりんシリーズは、見かけたことはあっても今まで知らなかった草花の名前を知ることができるので、娘と私のお気に入りです。

今回は夏のお話。
じりじりと焦げ付くような日差しに、急に降り出す大粒の雨、雨上がりの草花にしずくがきらめく様子など、季節感たっぷりに描かれていました。
中でも気に入ったのは、ほおずきの中で雨宿りするシーン。
実際のほおずきは食用ではないけれど、じっちょりん達が『ほおずきのジュース』を味わうところは、思わずこちらまで飲んでみたくなりますよ(笑)
それに、とっても居心地がよさそう。

いつもちょこまかと長い距離を歩き回っている印象が強いじっちょりん家族も、時にはこんな交通手段を使うんですねー。
彼らのひそやかに、でもしたたかに、たくましく生きる側面を再発見できた一冊でした。
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なかなかよいと思う ワーリーを思い出すかも?   投稿日:2013/09/05
わりばしワーリーもういいよ
わりばしワーリーもういいよ 作・絵: シゲタ サヤカ
出版社: 鈴木出版
ワーリーはラーメン屋さんのわりばしです。
たくさんの仲間達の中で、「おーい!ぼくをつかってよ!」と誰よりやる気満々。
でもなかなか使ってもらえず、とうとうお店を飛び出して…?

使ったら捨てられるだけの割りばしが主人公になるとは、目からウロコの驚きでした。
でも、割りばしを綺麗にパッキーン!と割れた時の爽快感は、誰でも感じたことがあるはず。
かくいう我が家も回転寿司屋さんなんかで、子供を交えて「誰が一番きれいに割れるか!?」なんて競ってます(笑)

自分を使ってもらうために奔走するワーリー、なかなか憎めないキャラクターでした。
今度どこかの飲食店でたくさん立てられた割りばしを見かけたら、間違いなくワーリーのことを思い出しそう。
これこそが、作者さんの狙いだったりして。
シゲタサヤカワールド、恐るべし。
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自信を持っておすすめしたい こんなお隣さんと仲良くなりたい!   投稿日:2013/08/23
おとなりはそら
おとなりはそら 作・絵: 赤川 明
出版社: ひさかたチャイルド
ひっこしてきたばかりの『てんちゃん』。
お隣の『そらさん』のおうちが気になって仕方ありません。
ある時てんちゃんがお隣を見ていると、女の子が出てきて「あそぼ」と手招きしました。
勇気を出してドアを開けたてんちゃんが見たのは…?

題名から予想はつくでしょうが、その後の展開は思いもよらぬことばかりです。
ドアを開けた後の景色に、子供は夢中になること間違いなし!
お隣がこんなおうちだったら、絶対に楽しいだろうなぁ。
個人的には、スリッパちゃんが欲しいです(笑)
なんとも爽快なお話でした。
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自信を持っておすすめしたい 心が晴れた時の歌   投稿日:2013/08/23
バスガエル
バスガエル 作: 戸田 和代
絵: シゲリ カツヒコ

出版社: 佼成出版社
細密に描かれたシゲリカツヒコさんの絵に、引き込まれました。
カエル達の豊かな表情や、バスの装飾、日用品の金具まで――じっくり見れば見るほどいろんな発見があって、見飽きなかったです。

バスガイドのカエル=バスガエルになりたいクコくんの一生懸命さが、読み手にも伝わってきます。
胸の中のモヤモヤを抱えたまま歌う歌よりも、仲直りした時の晴れやかな気持ちで歌う歌の方がずっと素晴らしいですよね。

昔住んでいた場所が田んぼの傍だったので、夜に響き渡るカエルの大合唱を懐かしく思い出してしまいました。
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自信を持っておすすめしたい あの日の帰り道   投稿日:2013/07/30
ぼくのかえりみち
ぼくのかえりみち 作: ひがし ちから
出版社: BL出版
読んだ瞬間に、懐かしさがぱあっとこみ上げてきました。
そういえば小学校低学年くらいの頃は、こんなふうに自分の中でルールを決めては家に帰っていた覚えがあるなぁ…。
毎日帰る家までのいつもと変わらない道――でも、今日は歩道の縁石の上を、今日は白線の上を、電信柱にタッチしながら、石ころをずーっと蹴り続けながら。
日ごとに趣向を変えながらたどった帰り道が、懐かしく思い出されてきます。

表紙のそらくんの固く決意したような表情と、家にたどり着いた時の笑顔とが深く印象に残りました。
大人も子供の頃のことを懐かしく思い出せる一冊、おすすめです。
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自信を持っておすすめしたい どちらが化かされた!?   投稿日:2013/06/24
おばけにょうぼう
おばけにょうぼう 文: 内田 麟太郎
絵: 町田尚子

出版社: イースト・プレス
おばけのお見合いという発想が、なんともユニークで面白いなと思いました。
お婿さん側の要望に応えて、バッチリ理想どおりの嫁に化けた娘さん。
人間の世界では結婚する時に己を偽ったりしたら大問題でしょうが、化かすのが仕事のおばけの世界では当たり前のことなんでしょうね(笑)

最初はお嫁さんの化けの皮がはがれないか心配でしたが、お話を読み進めていくうちに――あれれ?ひょっとして、お婿さんも化けてる?
もしかしたらどこかでお嫁さん側の好みを聞いていて、そのとおりに化けたのかな?なんて想像して、にんまりしてしまいました。

化けて化かされて、おばけ話らしく最後まで白黒つけずに「???」という気分を残した終わり方でした。
こういうのを『化かされた』っていうのかも?
これからの季節にぴったりのお話です。
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