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世界の国からいただきます!(徳間書店)

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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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ひだまり☆はは

ママ・40代・京都府、男の子24歳 女の子20歳

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ひだまり☆ははさんの声

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自信を持っておすすめしたい ハラハラドキドキぷち冒険   投稿日:2013/04/04
こんた、バスでおつかい
こんた、バスでおつかい 作・絵: 田中 友佳子
出版社: 徳間書店
ある日子ぎつねのこんたは、お母さんからおつかいを頼まれます。
おばあちゃんちにおいなりさんを届けるおつかいです。
「赤いバスに乗って、五つ目のバス停で降りるのよ。青いバスに乗ってはだめよ」
お母さんの言いつけを忘れて、青いバスに乗ってしまったこんたは…?

おつかいといえば、子供にとってはちょっとした冒険ですよね。
母親となった今では、「ちゃんと頼んだもの買えるかな」「間違った場所でバスを降りたらどうしよう」なんて、我が子をおつかいに出すのがハラハラドキドキの挑戦だったりしますが(笑)
そんなドキドキ感をうまく表現した一冊だと思います。

お母さん方なら、読んでいるうちにいつの間にかこんたの母親のような気持ちになって「がんばって」と励ましている自分に気づくはず。
もちろん、読んでいる子供達はこんた自身に自分を重ね合わせて、一緒におつかいに出かけているような感覚が味わえるのではないでしょうか。

バスが進むたびどんどん不安が増して、うるうるしてくるこんたの表情もたまりませんが、やっぱりおじいちゃん・おばあちゃんと会えた時の表情が一番最高ですね。
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自信を持っておすすめしたい どたばたスイーツ作り☆   投稿日:2013/04/04
おさるのパティシエ
おさるのパティシエ 文: サトシン
絵: 中谷 靖彦

出版社: 小学館
パティシエのおさるくん。
店のオーナーから、「うちの店でも、大ヒットしてお客さんの行列ができるような商品を作ってくれ」と頼まれます。
依頼を受けたおさるくんは、大はりきり。
早速スイーツづくりに励みますが…?

「だっておいら、おさるだもん」が口癖のおさるくん。
スイーツ作りの途中楽しいことを見つけては何度も脱線してしまうところは、どこか幼稚園児のよう。ほら、楽しいことを見つけるとうずうずして、ダメだとわかっていてもやらずにはいられなくなる感じ、お子さんをお持ちのお母さんならわかりますよね?
でも、それだけでは終わらないのがおさるくんのすごいところ。
たび重なる失敗にもめげずにスイーツ作りに没頭するところは、まさに職人魂のたまもの。
そして完成したスイーツの数々は、なんともバラエティに富んだ数々でした。
食べてみたいものもあれば、「う〜ん、これはどうかなー??」と尻込みしてしまうものまで。
こんなにたくさんの品ぞろえがあるお店なら、のぞいてみたくなるかも?

最後のオチは、くすっと笑っちゃうものでした。
失敗してもにくめないキャラクターおさるくん、これからどんなスイーツを作ってくれるのかな。
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自信を持っておすすめしたい だるまも楽じゃない!?   投稿日:2013/04/04
だるまのしゅぎょう
だるまのしゅぎょう 作: ませぎ りえこ
出版社: 偕成社
ケンカをしてしまった、さくらちゃんとるりちゃん。
一緒に行こうと約束していただるま祭りの会場で、ばったりはちあわせします。
「ふんっ。私からは絶対あやまらないもん!」
知らんぷりしていた二人に、だるまを売っていたおばちゃんが話しかけてきます。
「だるまさんにお願いごとをすると、きっといいことがあるよ」
するとおばちゃんから買っただるまが、二人の手から飛び出して…?

行きついた先がだるまの国とは、なんてユニークなんでしょう。
だるまも、立派なだるまになるためには修行を積まないといけないとは苦労してるんですねぇ。

どのページを開いても、だるまだるまだるま…。
その表情がひとつひとつ違うところも圧巻の一言でした。
中でも、だるま道場の親分はなんとも存在感が濃い(笑)
しばらく記憶から離れそうにはありませんが、親分の「合格!」の一言だけは言ってもらいたいなと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 遠い日の約束   投稿日:2013/03/29
ふでばこのなかのキルル
ふでばこのなかのキルル 作・絵: 松成 真理子
出版社: 白泉社
ぼくが見つけたへんてこな生き物。
「キルルキルル」って泣くから名前はキルル。
ずっと昔におじいちゃんからもらったわらで編んだ古い筆箱がお気に入りで、その中で眠ります。
緑色の小さな体に、赤い二つの目玉、あくびをしたら小さな火を吹きました――もしかして、竜?
でも竜なら、珠(たま)を持っているはず。
ぼくがおじいちゃんに聞いてみると…?

小さな竜キルルがとにかくかわいい!
お母さんの宝石箱にもぐりこんで真珠のネックレスの上で眠っている場面が、特に印象に残りました。
竜にとっての珠は特別なもの。
その珠を使って人助けをしたキルルに胸を打たれました。

別れは寂しいけれど、『ぼく』とはまた会える時が来るような気がしました。
でもその時キルルは、今よりずっと立派な竜になっているのでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい 帽子の中の不思議   投稿日:2013/03/27
にげだした てじなのたね
にげだした てじなのたね 作・絵: 田中 友佳子
出版社: 徳間書店
あるところに評判の手品師がいました。
「よーくごらんください。たねも仕掛けもございません」
いえいえ、それは真っ赤なうそです。
手品師の帽子の中には、『たねぼうず』という名前の不思議な力を持った小さな男の子が隠れていたのですから。
ある日、手品師とたねぼうずはひょんなことからケンカをしてしまいます。
「おまえなんかいなくても、わしひとりでできるわい」
その言葉を聞いたたねぼうずは帽子を飛び出して…?

手品師の帽子の中に『たねぼうず』が隠れている、という発想が面白かったです。
言い過ぎたと後悔した手品師は、大慌てであちこち探し回ります。
どのページにもたねぼうずが隠れているので、読んでいるこちらもちょっとした絵探しを楽しめますよ。
今回のことをきっかけにますます絆を強くした、手品師とたねぼうず。
やっぱり手品もチームワークが大切ですよね。

王様の前で見せた手品の場面では、気持ちがぱあっと明るくなりました。
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自信を持っておすすめしたい 出前は楽じゃない!?   投稿日:2013/03/27
うどんのうーやん
うどんのうーやん 作: 岡田 よしたか
出版社: ブロンズ新社
『特急おべんとう号』を読んで以来、岡田ワールドにハマってしまった私。
もちろん今回も期待を裏切らず、子供達にも大ウケでした。

とあるうどん屋さんに出前の電話。
「はい、きつねうどん一丁ですね。まいどおおきに〜」
店は人手不足のため、なんとうどんのうーやんは自力で出前に行かなければならないのです。
その途中うーやんは腹ペコの痩せたネコに出会って、うどんを半分食べさせてしまい…?

ネコと別れた後、様々な食材と出会ってどんぶりの中に入ってくれるようお願いするうーやん。
「あ〜、これはいいダシ出るかも。…えっ、なんかちょっと違うんじゃないかな?……えええっ、これは絶対マズイやろ!!」
読んでるこっちまで関西弁でつっこんでしまうほど、どんぶりの中身は意外な食材であふれていきます。
ですが心配していたラストも、なんとか丸く収まって一安心。

うーやんのにぎやかうどん、食べてみるにはちょっと…勇気がいるかも(笑)
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自信を持っておすすめしたい いい夢の素敵な使い道   投稿日:2013/03/25
いい夢ひとつおあずかり
いい夢ひとつおあずかり 作: 小松原宏子
絵: 北見 葉胡

出版社: くもん出版
山奥で静かに暮らしていたバクのバク太郎。
昔は仲間が大勢いて、村人達から悪い夢をもらってはそれを食べて暮らしていました。
でも村人が減って食べられる夢がなくなってくると、みんな住み慣れた山を離れ先祖が暮らしていた大陸へと渡って行きました。
毎日おなかがペコペコだったバク太郎も、人がたくさんいる町で暮らすことに。
知り合いのおじさんから、「夢を預かってちょっぴりおまけをつける夢銀行を始めたらどうだい」とすすめられたバク太郎は…?

『バクだけに』というわけではありませんが、すごく夢のあるお話だなと思いました。
バク太郎の夢銀行は、悪い夢を引き取ってもらう代わりに、いい夢をカイコが作った『夢玉』に入れて預けておけるのです。
しかも預かってもらったいい夢は、バク太郎の不思議な力で夢の中身を少しだけ変えてもらえるというおまけつき。
預けた夢をもう一度見たい人は夢玉におでこをくっつけておき、その日家に帰って眠ればそのとおりの夢が見られるなんて、素敵じゃないですか。

目が覚めてしまった後、「ああ、もう一度あのいい夢が見たいな」とか「あの夢の、ここさえこうだったら…」と思ったことはありませんか?
そんな望みをかなえてくれる夢銀行、近所にあったら毎日でも通ってしまいそうです(笑)

漢字がまじっているので小学校の中学年向けくらいかな?と感じましたが、難しい漢字にはふりがながふってあるので、二年生の娘でも一人で読むことができました。
長いお話が大好きなお子さんにおすすめです。
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自信を持っておすすめしたい やっぱりお兄ちゃん   投稿日:2013/03/23
おにいちゃんはアニマン
おにいちゃんはアニマン 作: あきやま ただし
出版社: Gakken
えみちゃんはお兄ちゃんが大好き。
だって、失敗したり困った時にいつもえみちゃんのことを助けてくれるから。
今日も妹のピンチにお兄ちゃんが立ち上がります。
そう、えみちゃんのお兄ちゃんは実は正義の味方、『アニマン』なのです!

読んでみて、まるでうちの兄妹みたいだな〜と思いました。
我が家も兄(12歳)妹(8歳)のきょうだいです。
いつもはケンカばかりしていますが、お兄ちゃんが妹にベタぼれで、妹もお兄ちゃんのことが大好きなのは親も知っています。
妹をかまわずにいられない兄と甘え上手な妹のコンビは、えみちゃんとお兄ちゃんの関係そっくりでほほえましく思えました。

お兄ちゃんと妹の話も多く、きょうだい関係をすごく理解しているあきやまただしさん。
もしかしてお子さんも兄妹なのかな?なんて感じました。
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自信を持っておすすめしたい まだまだ現役!   投稿日:2013/03/23
しゃもじいさん
しゃもじいさん 作: かとう まふみ
出版社: あかね書房
活躍の場がなくなって、住み慣れた街を離れ一人旅に出たしゃもじいさん。
「わしはまだまだ働ける。どこかでわしを使ってくれるところがあるはずじゃ」
そう信じて歩いて行くうち、自分と同じように使われなくなった様々な道具達と出会います。
みんなと自分達を必要としてくれるところを探しますが…?

表紙のしゃもじいさんの使い込まれた、でも優しげな瞳が印象的でした。
物があふれている時代、まだまだ使えるものを処分したり新しいものに買い替えたりしていないでしょうか。
道具に対する感謝を忘れていないでしょうか。
――そんなふうに問いかけてくる一冊でした。

お話の中で道具達が修理される場面は、大人にとっても勉強になります。
子供達もこのお話を読んで、道具を大事に扱うことや感謝の気持ちを持ってくれるといいなと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 胸いっぱいの桜   投稿日:2013/03/23
じいじのさくら山
じいじのさくら山 作・絵: 松成 真理子
出版社: 白泉社
さくら山には、桜の木がいっぱい。
何か嬉しいことがあるたびに、じいじがこっそり植えた桜。
『ちびすけ』と呼ばれる孫は、いつもさくら山にじいじと桜を見に行きます。
木の調子を調べたり、草花で遊んだり、虫のことを教えてもらったり。
でもある雪の日に、じいじが病気になって…?

おじいちゃんと孫のあったかい関係に、えもいわれぬ懐かしさと切なさがこみ上げてきました。
おじいちゃんの存在が孫にとってどれだけ大きなものか――病気になったおじいちゃんのために、ちびすけが桜の木に向かって「じいじを元気にしてください」と何度も何度もお願いする場面で、よくわかります。
そしてそのことを「桜に聞いた」と答えたじいじにとっても、孫はかけがえのない存在だったんでしょうね。

見開きのページに咲き誇る桜の絵は圧巻の一言です。
さくら山の桜と、じいじから教えてもらったこと・じいじとの思い出は、ちびすけの中にいつまでも咲き続けるだろうなと思いました。
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