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極上のファンタジー
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投稿日:2013/11/10 |
怖い泥棒三人組に、無邪気なティファニーちゃんが加わることで、思わぬ展開となり、ラストは、ハッピーエンド。
前半の、黒を基調にした、影絵のようなシャープな絵。
中盤の、明るい色彩の絵。
後半の、柔かな線と、深く穏やかな色彩。
ストーリーと、絵の雰囲気がぴったりと一致して、子供も大人も、スーッと、引き込まれます。
子どもの大好きな、ちょっと怖いお話。
リズミカルで、明るく楽しい場面。
誰もが心癒され、安心し、心穏やかになる終わり。
盛り沢山の要素が、しっくりと1冊の絵本にまとまった、極上のファンタジーです。
1冊の絵本の中に、様々な表情があり、読み手自身、いつ読んでも楽しいし、また読むのが、とても楽しみです。
小さな子ども達は、大好きですし、大人も、高学年でも、楽しんで聞いてくれます。
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いっしょに、グテーッと……。
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投稿日:2013/09/20 |
キャベツくんと、ブタヤマさんの、「こうなる!」「ブキャ!」と、言う掛け合いがおかしい。さまざまな動物が、キャベツを食べると、どうなるのか……?予想を裏切る展開に、笑い声が…。
小さなキャベツくんが、主人公です。が、ナンセンスなお話なので、リズミカルに、可愛らしく読むより、摩訶不思議な雰囲気で、ちょっとけだるく、ダラーッ!(?)と読むと、より絵本の世界感が広がります。
読み聞かせって、お勉強じゃないんだよ。肩の力抜いて、一緒に、グテーッて、楽しもうよ。と、言う感じが、大好きです。
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小さな子も、大人も…。
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投稿日:2013/09/16 |
リズミカルでユーモアたっぷりの詩と、白と黒2色だけの切り絵で構成された、楽しい絵本です。
小さなこどもたち向けのおはなし会では、多少ざわついていても、すっと引き込まれて、笑いが漏れてきます。
2歳から4歳ぐらいの、小さなこどもたち向けの絵本です。が、小学生も、大人も、一緒に楽しんでくれます。
年齢層に幅のあるお話し会の、初めの1冊にお薦めです。
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幻想的な、七夕の世界へ…。
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投稿日:2013/09/09 |
初山滋さんの神秘的な美しい絵が、満天の星の煌めく、夏の夜空に導いてくれます。
たおやかな織姫、純朴な彦星、美しい天の川、健気なこども達、ページをめくるごとに、幻想的な七夕伝説の世界引き込まれていきます。
中国の伝承を基にしているので、私たちの馴染んだ、恋人たちの悲恋の物語とは違い、家族の絆や、雄大な天の世界のお話なので、小さな子どもたちには、少し解り難いかもしれません。が、小学校中・高学年、特に、女の子は、グイグイと、引き込まれていきます。
夏の気配を感じ、笹の葉に短冊を吊るすころ、読みたくなる1冊です。
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キャンプに行きたーい!
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投稿日:2013/09/09 |
大きな大きなページから、猫たちの楽しいキャンプの様子が、次から次へと、あふれてきます。
3匹のこねこ達の仕草が、本当に可愛らしく、色鮮やかな背景が、とても綺麗です。
読み聞かせでは、15分以上かかる長いお話です。が、キャンプの準備かから、事細かに順を追って、丁寧に綴られているので、かなり小さなこどもでも、途中で飽きる事無く、非常によくついていてきてくれます。
大きなページいっぱいに、キャンプでの仕事の分担や、周辺の地図、美しい自然の風景、楽しい森の動物達と、隙間なびっしりと書き込まれていますので、親子で話をしながら、じっくり読むと、楽しい時間を過ごせそうです。
次の日、こどもが、「キャンプに連れてってー!」と、言いだすかもしれません。
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隠れたかえるは…どこ?
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投稿日:2013/09/07 |
渋い青色の背景に、緑のかえる。
地味な、小さな絵本です。が、ちょっとしたたかな4ひきのかえるたちが、生き生きと、伸び伸びと描かれています。
亀や鷺に襲われて、隠れてしまうかえるたちを探そうと、子供たちが、身を乗り出して、目を凝らして聞いてくれます。
たくさんの卵が、魚に食べられてしまったり、冬になると冬眠したり、自然の営みと、ユーモア溢れるかえるたちが、しっくりと、ひとつのお話としてまとまっています。
最小限の文章に、無駄な装飾の無い、青と緑、2色だけの絵。余計なものが、すべてそぎ落とされた、モダンでシンプルな美しさが、初版から50年の、時を経ても、子供たちを、夢中にさせます。
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なぜ?
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投稿日:2013/08/14 |
読み聞かせの定番で、民話らしい、言葉のリズムが、読み手には楽しい絵本です。が、なぜ、子供たちに、こんなにも支持されるのか?はっきり言って、よく解りません。
あの、恐ろしいトロルの顔や、大きいやぎがトロルを八つ裂きにする絵は、あまりに衝撃的で、大人でも、引いてしまいます。が、この本を「怖い」と、言う子に出会ったことはありません。
「子供はかわいいものが好き。」と、言う神話を覆されます。
未就学の子供たちは、何度聞いても、誰もが夢中になる、テッパンの絵本です。
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絵が、90度くるり…。
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投稿日:2013/08/13 |
絵や内容から、女の子向き、と、思われがちです。が、途中2回、絵が90度回転してしまう、絵本の仕掛けに、男の子、女の子を問わず、どの子の目も、一斉に釘付けになります。
小さな女の子たちが、主人公のお話です。が、おませな女の子たちの会話の、たくましい想像力や、微笑ましい様子など、お話の面白さ自体は、ごく小さい子供より、少し大きくなった方が、より楽しめるかもしれません。
ほとんどが、女の子の会話で構成されているうえ、途中で本の向きを変えなければならないので、読み聞かせでは、しっかり読み込んでおく必要を感じました。
とはいえ、誰が読んでも、読んでもらっても、楽しい絵本です。
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とにかく、笑えます。
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投稿日:2013/08/13 |
単純にくおかしく、文句なく楽しい。
読み聞かせでは、ちょっと不貞腐れた、生意気な小6生でも、声を出して笑ってくれる。希少な1冊。
「本って、楽しいよ。お話って、面白いよ。」と、言う、読み聞かせの、最も大事なメッセージを、ストレートに伝えてくれます。
原書初版から、50年近く経とうとしているのに、古臭さを微塵も感じさせない、近未来の表現は、信じがたいものがあります。
ペーン・デュボアのセンスには、感動を通り越して、驚愕です。
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ちょっと、オ・ト・ナ?
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投稿日:2013/05/11 |
常に、明るくて前向き。
嫌な事があっても、他者の所為にせず、気に病む事無く、発想の転換で、前向きに、しかも漂々と、乗り越えていく。
読んでいて、あぁ、こんなふうに生きていけたら……、なんて、思えてしまいます。
ユーモアたっぷりの絵とおはなしで、子供たちも、楽しそうに聞いてくれます。大人の本の様な、ハードカバーの分厚い装丁も、子供たちには新鮮な様です。長いおはなしなので、小さな子などは、集中が途切れてしまう事もあります。が、途中、何度もでてくる、「Oのまき」と、いう表現が面白いらしく、再度、聞き入ってくれます。
個性の強い作品なので、読み聞かせでは、かなり読み込んで、自分のものにする必要を感じました。でも、しっかり読み込めば、子供とともに、楽しい時間を過ごせる、素敵な絵本です。
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