もも猫

その他の方・20代・愛知県

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自己紹介
 一見絵本を読まなそうなOL。でもかなりの絵本好き。
 絵本を買うのは自分のため。
 そんな私でもいつか、我が子のために読んであげる日がくるのかなぁ〜。
好きなもの
絵本。
コーヒー。
チョコレート。
ショッピング。
映画。
ひとこと
 小さい頃から絵本が好きで、その気持ちはずっと変わらずに今日まできました。
 どうぞよろしくです。

もも猫さんの声

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自信を持っておすすめしたい おとぎの世界に入り込める一冊   投稿日:2007/11/01
ゆかいなゆうびんやさん おとぎかいどう自転車にのって
ゆかいなゆうびんやさん おとぎかいどう自転車にのって 作: ジャネット・アルバーグ アラン・アルバーグ
絵: ジャネット・アルバーグ アラン・アルバーグ
訳: 佐野 洋子

出版社: 文化出版局
 本屋で見つけた時、もうこれは買うしかない!と思った。
 まさかこんな手があるなんて!

 世の中しかけ絵本は沢山あるけれど。手紙が付いている絵本も沢山あるけれど。
 それでもこの絵本はその中でもキラリと光っている――そんな気がする。

 ゆうびんやさんが届ける先に待っているのは、有名童話の主人公たち。
 しかも届けるお手紙も、心温まるものからくすくす笑ってしまうようなものなど様々。
 気付けば自分がおとぎの国にいるような気分になっているから不思議だ。
 だって内容が詳しすぎる。
 魔女が受け取ったダイレクトメールなんて、笑ってしまった反面「魔女さん、ダイレクトメールしかこないの?お友達作ろうよ…」…なんて余計な心配までしてしまったり。
 向こう側にしかいなかったおとぎの国の登場人物たちが、まるでそこにいるかのような感覚だった。
 子どもの頃にこれを読んでいたなら、もっと素敵な空想に浸れたに違いない。
 そう思うと出会うのが遅すぎた。
 でも、大人の目から見ても、あまりにも素敵すぎる絵本だ。

 ところで絵本ナビで初めてこの絵本がシリーズものだと知った。
 こんなに面白い絵本が他にもあるなんて!

 これは早く買いに行かねばなりませぬ…。
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自信を持っておすすめしたい あのカバンがほしい!!   投稿日:2007/05/29
かばんうりのガラゴ
かばんうりのガラゴ 作: 島田 ゆか
出版社: 文溪堂
 とある絵本カフェで見つけたこの本。
 その時は
「あ、『バムとケロ』シリーズで有名な人の作品だ」
 ぐらいにしか思っておらず(当時は『バムとケロ』も読んだことがなかった)何となく手に取った。
 私はけっこうあまのじゃく体質らしく、本屋で「今人気の作品!」と謳われている作品はあまり読む気がしない。はやりを追いかけているように思え、平積み作品よりも、ひっそりと本棚にはまっている絵本ばかり手にしていた。
 けれど、そんな私はやはりまだ未熟だ。
 今の大勢の人の注目を集める作品はやはり素晴らしいのだ。
 「かばんうりのガラゴ」を読んで私は深々とそう思った。

 ガラゴは旅するカバン屋さん。
 おもちゃのような風体のカバンを引きずりながら、旅の途中に出会う様々なお客さんの要望にあったカバンを取り出す。
 魅力的なカバンがたくさん出てくるカバンを見て「ガラゴのカバンがほしい!!」と思うこの気持ちは、映画「トトロ」の「あのふわふわ猫バスに乗りたい!!」という気持ちとよく似ている。
 しかもあちこちに仕掛けられた小さなストーリーに、何度も読み返してしまい、これこそまさに巷を賑わす「島田ゆかマジック」なのだと実感した。

 この本をきっかけに私はすっかり「島田ゆか」ファンに。
 今私の本棚にはガラゴシリーズはもちろん、バムとケロシリーズもばっちり揃っている。
 これからは平積みも余すことなくチェックしようと思わせてくれた作品、ガラゴ。
 早く3作品目が出ないかな、と私はわくわく待っている。
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自信を持っておすすめしたい 本当の強さと優しさを教えてくれたきつね   投稿日:2007/05/17
きつねのおきゃくさま
きつねのおきゃくさま 作: あまん きみこ
絵: 二俣 英五郎

出版社: サンリード
 小学校の教科書に載っていたのが忘れられずに、ずっと探していた絵本。当時読んで、胸の奥が何とも言えない切なさや優しさ、悲しさで満たされたのが印象的だった。
 子どもの自分と大人の自分。
 まるきり同じ自分ではないのに、読んだ後には同じ感情が胸を締め付けた。

 きつねはひよこに出会う。
 もちろん食べようと思ったが、待て待て、太らせてから食べてやろうと考える。
 きつねとひよこの暮らしが始まる。
 ひよこはきつねに素直に甘える。
 「やさしい」と言われてまんざらでもないきつねには、もう悪者の顔は見受けられない。
 そのうちきつねは他の動物にも慕われるようになって…と、きつねはいつの間にか「悪者」から「いいやつ」になっている。
 これは、もう、映画「レオン」とか好きな人にはたまらない展開だと思う。(実際、私がそう)
 最後のきつねの姿には、本当の強さは何か、優しさは何かを見ることができる。

 ちなみにこの絵本、小学校教師をしている姉が1年生のクラスの学級文庫に置いたところ、かなり人気があったという。
 今の子も、あの時私が感じた気持ちを感じながら読んでいるのだと思うと、何だかうれしくなる。 
 子どもに読み聞かせる時にはぜひ、最後の締めの一言を優しさを込めて言ってほしい。
 くれぐれも、笑わないように。
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