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世界の国からいただきます!(徳間書店)

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きみとぼく

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あんれい

ママ・50代・静岡県、男の子20歳

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自己紹介
もともと本が大好きだったので、息子が生まれたのをきっかけに絵本の世界を楽しんできました。
今ではその息子が絵本から児童書の世界に移行しているので、それにつれて私も、久しぶりに再び児童書を手に取り始めました。
児童書にも楽しいものがたくさんありますね。

あんれいさんの声

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自信を持っておすすめしたい 楽しい俳句   投稿日:2011/02/14
どうぶつ句会
どうぶつ句会 作・絵: あべ 弘士
出版社: Gakken
あべ弘士さんの「どうぶつニュースの時間」が大好きな息子なので、きっとこの本も気に入るのではないか?と思って図書館で借りました。
・・・案の定、すごくハマりました!

6匹(といっていいのか・・)の動物達が句会を開くのですが、それぞれのキャラクターが、動物の特徴をうまく生かした設定になっているんです。
句会の代表は、白ふくろうの「雪野 袋」さん。このネーミングもニクイですよね。

春夏秋冬、1年にわたって4回句会が開催され、その様子が実況中継のように描かれています。
それぞれのメンバーが読む句が、なかなか面白いのです。
おふざけの句もあれば、名句もあり。
それぞれの筆跡で書かれた句がそのまま載っていて、その横には句の内容を上手く表した挿絵があって楽しめます。

私は、ゾウのハナさんの句にやられました(笑)。
息子は、カワウソの河くんの句が面白かったようです。
この本を読んで、息子は5・7・5の句を詠むのが小さなブームになりました。

一応最初の方に季語、なんて話も出てきますが。
俳句とはなんぞや、と構えずに読める楽しい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい しゃっくりを止めるには・・・   投稿日:2011/02/11
王さまのえほん (5) びっくり しゃっくり
王さまのえほん (5) びっくり しゃっくり 作: 寺村 輝夫
絵: 和歌山 静子

出版社: 理論社
寺村輝夫さんの「王さま」シリーズ、いろんな本が出ていますよね。
このシリーズは、えほん、と銘打たれていますが、少し厚めで文章が縦書きになっていて、幼年童話のような体裁になっています。

お話は、わがままだけど憎めない王さまのある日の出来事です。
すっかりたいくつしてしまった王さまの前に、小さな女の子宇宙人エグが現れます。
彼女のおかげで王さまはしゃっくりが止まらなくなってしまい、大臣達はどうにかして王さまをびっくりさせようとするのですが・・・。

相手が自分をびっくりさせようとしていることがわかっていると、そうそう本気で驚いたりすることは出来ませんよね。
大臣達もがんばっていろいろ対策を考えているけど、それが王さま本人に筒抜けではねぇ(笑)。

結局しゃっくりは止めることができるのか?
宇宙人エグはどうなるのか?
お話のラストで両方が明らかになります。

王さまのわがままっぷり、ドジっぷりが可愛いこのシリーズ。
6歳の息子のお気に入り本です。
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自信を持っておすすめしたい ローマの青い空を思い出します   投稿日:2011/02/11
ジス・イズ・ローマ
ジス・イズ・ローマ 作・絵: ミロスラフ・サセック
訳: 松浦弥太郎

出版社: ブルース・インターアクションズ
ジス・イズシリーズ、大好きです。(私が)
こつこつ集めていて、この「ローマ」で6冊目になりました。

表紙の明るい青い空の色。
私がローマを訪れたときもこんなふうな青空でした。

他のシリーズでもそうなのですが、サセックさんの絵は写真よりも臨場感がある気がします。
必ずしも写実的な絵ではないのですが、その場の雰囲気をそのまますくいとって描かれているように思えます。
ページをめくるたびに、ローマを訪れた日のことを思い出します。

コロッセオ、真実の口、スペイン広場にトレヴィの泉、そしてヴァチカン・・・。
この本が書かれたのは1960年ということですが、現在でも十分通用するローマのガイド本になっています。
それだけ、イタリアという国の歴史の重みも感じられますね。

お子さんというよりは、大人の方にお勧めの絵本です。
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自信を持っておすすめしたい ありえないけど面白い   投稿日:2011/02/10
どろぼう だっそう だいさくせん!
どろぼう だっそう だいさくせん! 作: 穂高 順也
絵: 西村 敏雄

出版社: 偕成社
牢屋に入れられているドロボウ三人組。
ある日、脱走しようと策を練り始めました。
あまりに突拍子もないその作戦。
・・・なんと見事に成功しちゃうんです。

希望通りに脱走できた三人組。
でも・・・・。世の中、そうは甘くないですね。
最後のオチには、なるほど!でした。
こんなことなら、素直に刑期を勤め上げたほうがよかっただろうに(笑)

現実社会が少しずつわかってきている息子は、
「こんな話はありえないー」と言いつつも面白がっていました。
確かに現実にはありえないお話でしょうが、楽しいです。
挿絵ののほほんとした雰囲気が、いい味だしています。
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自信を持っておすすめしたい ど迫力!で面白い!!   投稿日:2011/02/09
せきとり しりとり
せきとり しりとり 作: サトシン
絵: 高畠 那生

出版社: 文溪堂
全ページ立ち読みで6歳の息子と一緒に読ませていただきました。
表紙のおすもうさんのど迫力なお尻にいきなり目をうばわれました(笑)。

お相撲さんの場所中の一日が描かれていて、ちゃんと起承転結があるお話になっているのに、その文章を良く見ると、すべてしりとりになっているんですね。
言葉遊びが好きな息子はそれを見つけて大喜びでした。

表紙だけではなく、中の挿絵もど迫力です。
とにかく、すごいアングルなんですよね。
それがお相撲さんという題材にぴたりとはまっています。

最近、相撲界は暗い話題が多いですよね。
息子もニュースを聞きかじって、いろいろと否定的な話が多いことも知っています。
でも、国技とも言われていて、長い伝統のあるお相撲。
この本で描かれているような真剣勝負をこれからも実際に見せてほしいな、と思ったりしました。
参考になりました。 5人

自信を持っておすすめしたい とてもわかりやすい伝記です   投稿日:2011/02/07
ダーウィン
ダーウィン 作: アリス・B・マクギンティ
絵: メアリー・アゼアリアン
訳: 千葉 茂樹

出版社: BL出版
「進化論」であまりにも有名なダーウィン。
この本はちゃんとした伝記ですが、雰囲気のある挿絵がふんだんに盛り込まれた絵本でもあります。

幼少期からダーウィンはその片鱗をみせていた、というのか。
好きなものにはとことんのめりこむけれど、興味のないものにはまったく手を出さない・・・。
そんなダーウィンは、親の反対にあいながらも、世界一周の船の旅に出て、見知らぬ動植物の標本を集めて回る博物学者としてのチャンスをつかむのです。

進化論の内容は、我々現代人にとってはある意味常識となっていますよね。学校でも習いますし。
でも、ダーウィンがこのアイディアを思いついた時代は、全知全能の神が万物を作り上げたと誰もが信じている時代。
それに反論するなんて、思いも寄らないことだった時代。
ダーウィンが、自分のアイディアに自信をもちつつも、世に発表するのをためらう様子からも、そんな時代の雰囲気が伝わってきます。

この本では、説明文のほかに、挿絵の一部としてダーウィンの日記やメモの一節、他人に宛てた手紙がたくさん盛り込まれています。
手書き文字で書かれたその部分からは、ダーウィンの肉声が聞こえてくるようです。

内容はしっかりしていますが、いわゆる伝記本より読みやすいです。
小学校中学年〜くらいにお勧めの本です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ほんわか可愛いです   投稿日:2011/02/07
せかいでいちばんすてきなないしょ
せかいでいちばんすてきなないしょ 作・絵: クリフ・ライト
訳: おかだよしえ

出版社: Gakken
表紙の絵のかわいらしさに魅かれて手に取りました。
リアルなのにふんわりした質感が感じられる、くまさんたちがとてもかわいらしいのです。

お話は、仲良しの3頭のくまさん(それぞれ白、黒、茶色なんです)をめぐる、とあるエピソードが語られます。
仲良しなはずの白と黒のくまたちが、自分にナイショで楽しそうに何かをしている・・・
それを知った茶色のくまは・・・。

自分が仲間はずれにされちゃったのかも?と疑う茶色くまくんの気持ち。
そして、ナイショで進めてびっくりさせたいという白&黒くまくんの気持ち。
どちらも、誰しも経験があるのではないでしょうか。

茶色くまくんの迫力ある怒りっぷりが面白いです。
読後感はほんわか、優しい気持ちになれます。
絵と同様、内容もとても可愛い絵本です。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 雑学もたくさん♪   投稿日:2011/02/07
わざわざことわざ ことわざ事典 (3) せいかつの巻
わざわざことわざ ことわざ事典 (3) せいかつの巻 作: 国松 俊英
絵: たかい よしかず

出版社: 童心社
息子が大好きなことわざ事典シリーズです。
この巻では、生活にまつわることわざがたくさん取り上げられています。

イラストがとても可愛いんですよね。
案内役のキャラも楽しくて、「ことわざ事典」という字面から感じられるような堅苦しさなんてぜんぜんありません。
4コママンガやクイズも楽しめますよ。

見開き2ページで1つのことわざを説明しているのですが、ことわざそれ自体の意味だけでなく、そこからどんどん話が膨らんでいくのが面白いです。
「転んでもただでは起きぬ」の項では、話が発展して《わらしべ長者》の説明までされているほど。
雑学にも強くなれるかも!?

シリーズ4冊全部、お勧めです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ことわざに関するウンチクたっぷりです   投稿日:2011/02/07
わざわざことわざ ことわざ事典 (2) からだとたべものの巻
わざわざことわざ ことわざ事典 (2) からだとたべものの巻 作: 国松 俊英
絵: たかい よしかず

出版社: 童心社
息子がお気に入りのこのシリーズ。
第2巻は、からだと食べ物にまつわることわざが盛りだくさんです。

見開き2ページで、一つのことわざについてじっくり説明がされています。
この文章が楽しいのです。ことわざに付随する情報がたっぷりです。
たとえば、、、「九里よりうまい十三里」のページでは、このことわざの意味や成り立ちから十三里がサツマイモを差す、ということを説明したあと、サツマイモの伝来から青木昆陽の話にまで展開するんです。

さらに合間合間に四コママンガやクイズのページが挟まれていて、飽きずに楽しく読むことができます。
楽しみながら知らず知らずのうちにことわざのお勉強になっちゃうというお得な本です。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 内容が濃いのにわかりやすいです   投稿日:2011/02/03
ならの大仏さま
ならの大仏さま 文・絵: 加古 里子
出版社: 復刊ドットコム
先日、奈良に旅行に行った際にホンモノの大仏様をみた息子。
大仏様が作られた歴史的背景を知りたがったので、子ども向けに書かれた本を探していてこの本を見つけました。

加古里子さんが書かれた本だけあって、内容はとても本格的です。
対象年齢は、小学校高学年〜、といった感じですね。

まずは平城京、奈良の都が出来た背景から始まります。
そこから、当時の世相から天皇家・藤原家の仏教への帰依、といったことが述べられ、大仏建立にいたる流れが丁寧に書かれています。

仏像が出来るまでの過程は、私も学生の頃歴史で習った覚えがありましたが、建立後に何度も火事や戦で破損したこと、そして何度も修理が行われてきたことなどは初めて知りました。

非常に幅広い内容を網羅しつつ、大仏をめぐる歴史の流れがつかめます。
内容はとても濃いですが、わかりやすく平易な言葉で書かれていて、簡単な言葉以外は漢字に振り仮名が振られています。
大人が読んでも十分興味深い内容でした。
学校で日本の歴史を学ぶ年齢のお子さんにお勧めです。
参考になりました。 2人

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