話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ
新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

TOP500

やこちん

ママ・50代・兵庫県、女の子19歳

  • Line

やこちんさんの声

2035件中 1 〜 10件目最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい は・や・りっっ!!  投稿日:2024/04/04
まるがいいっ
まるがいいっ 作: 林 木林
絵: 庄野ナホコ

出版社: 小さい書房
「二番目の悪者」のコンビによる、第3弾!!
心して読みました。

どうやら、「まる」が大流行な世の中で
なんでもなんでも「まる」だったのに
「まる」の不都合なところが発覚し
三角へとシフトしていく・・・・。

世の中は、こんなものなのかもしれません。

とってもとっても深い、ラストの「ENDLESS」が
容易く続きを物語ります・・・。

大人目線の方が、いろんな楽しみ方ができそう(#^^#)
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい あたたかいにおい  投稿日:2024/03/06
あかいてぶくろ
あかいてぶくろ 文: 林 木林
絵: 岡田 千晶

出版社: 小峰書店
手袋は、右と左、両方そろっていて機能するもの。
でも「ニコイチ」ゆえに「あれ?片方ない・・」という事態にも陥りがちです。
私はいつも、手袋はぎちぎちに束ねています。
子どものころは左右紐でつなげてありました。母は心配性たったのかな・・。

そんな手袋の右と左が、
離れ離れになった後のそれぞれの物語を描いた
心温まるお話です。

手袋本体が擬人化してしゃべったりするわけではないのに
ラストにニアミスしたときには
「あぁ・・」と・・
なんだか、ちょっとしたすれ違いの恋愛ドラマを見ているような気分に・・。

やはり、林木林さんの文章は秀逸です。
また
柔らかくあたたかそうな真っ赤な手袋は
生き生きと描かれています。

もうすぐ春を感じる今の時期にこそ読みたい一冊です。

参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 「絶対」という言葉  投稿日:2024/02/27
焼けあとのちかい
焼けあとのちかい 文: 半藤 一利
絵: 塚本 やすし

出版社: 大月書店
戦争を知らない世代です。
ですが
戦争のことを知りたくて、いろんな本を読んでいます。
この絵本は、半藤一利が文を書かれたとのことで、手に取りました。

半藤さん自身が経験した、東京大空襲の様子が描かれています。
あまりにも淡々とお話が運んでいくのが
よりリアルに感じられてました。
実体験だからこそ、それを思い出すときは
いくつになっても当時の目線になるのではないかというようなリアルさでした。

最後に「絶対」という言葉がでてきます。
焼け跡で感じた無力感や、信じていたものが崩れていく感覚に、
「この世に絶対はない」という思いを抱くと同時に
「絶対戦争をしてはならない」という思いを強くした
少年時代の半藤さん。
それを胸に刻んでの、その後の人生を思うと、
これを伝えなければ!!という決意を感じるような一冊です。

参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 人生の折り返し地点にて・・  投稿日:2024/02/02
おばあちゃんのはこぶね
おばあちゃんのはこぶね 作・絵: M.B.ゴフスタイン
訳: 谷川 俊太郎

出版社: すえもりブックス
ゴフスタインの絵本は、
ハッとさせられるメッセージが込められていてひきつけられます。

90歳のおばあちゃんが
子どもの時から大切にしていた、
父お手製の方舟とともに
それまでの人生をふりかえります。

大切な思い出が、方舟にはいっぱい詰まっていて
それは、とても暖かいもので・・。

自分自身も、人生の折り返し地点を過ぎ
友人から、終活・・という言葉も聞かれるようになりました。

振り返ったとき
いいことも悪いことも、暖かく振り返ることができるためには
「今」を大切に生きることのような気がします。
大切に生きている地点から振り返る出来事は
すべて温かく感じるような気がするからです。

絵も字も少ないこの絵本は
そんな気持ちにさせてくれた本でした。

参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 死を受け止める・・・  投稿日:2024/02/02
ぼく、いいたい ことが あるの
ぼく、いいたい ことが あるの 作: ジャン=フランソワ・セネシャル
絵: 岡田 千晶
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
孫が、大好きなおばあちゃん・・今はもういないおばあちゃんを、
求め・・そして、悲しみながらも、再生していくお話です。

「くまとやまねこ」「おじいちゃんがおばけになったわけ」など
愛する人との別れを描いた絵本はありますが
こういう本は、大人向けだなぁと思います。

絵のタッチが柔らかいので
こころの大事な部分に、そっと手を当ててもらっているような・・
そんな気持ちになる一冊です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 温かいお話  投稿日:2024/01/29
透明犬メイ
透明犬メイ 作: ラッチャナ
絵: 丹地陽子

出版社: 岩崎書店
犬が大好きで
犬のお話を見つけては読んでいます。

小学生の奏太についてくる犬は
気配だけで姿は見えません。
そんな透明な犬が、学校にまでついて来て、大変な展開に!!

大半を占める、透明な犬のお話の部分はファンタジーなんだけど
そのあとに続くリアルにつながる時
「あぁ、だからだったんだ」という結末が待っています。

透明な犬の存在に気付けるのは
心が柔らかい子どもの時期の
特別な出来事なんだと思います。
だれでもそんな思い出があるはずです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい あぁなるほどー  投稿日:2024/01/15
エレベーターは秘密のとびら
エレベーターは秘密のとびら 作: 三野 誠子
絵: たかおか ゆみこ

出版社: 岩崎書店
エレベーターに乗って、降りた階で、不思議な現象が起こる・・・。
ずっと不思議な現象だけが繰り返されるので
なんなんだろう・・と読み進めると
なるほどっっ!!
そういうからくりかっっ!!という結末が待っていました。
それは「一件落着」とはちょっと違う
わくわくする未来を感じさせるものでした。

短くてすぐ読めますが
うまい具合に起承転結がまとめられていて
低学年の子たちの読書欲を満たしてくれるような
素敵な一冊です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい キリンの首  投稿日:2024/01/15
きりんのこが せのびをしています
きりんのこが せのびをしています 作: 林 木林
絵: 山口 マオ

出版社: 金の星社
キリンの首は長い。
その特徴を「本を縦開きにする」という技で
最大限表現した
とてもわくわくする絵本です。

想像を絶する首の成長に
ちょっとビビりましたが
おかあさんキリンの温かいまなざしが
そこにはありました。

キリンと言えば、首が特徴ですけど
実は長いまつ毛の目元も
チャームポイントだと思います(#^^#)


参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 歩く速度を、少し緩めて・・・  投稿日:2024/01/13
でんでんでんしゃ
でんでんでんしゃ 作: 林 木林
絵: ひがし ちから

出版社: ひさかたチャイルド
でんでんむしの電車に乗って
ゆるりと景色を味わいながらの移動。
ときどき道まちがいなんかもあって
沢山の景色を見ることができて・・。

なんてことのない
ページを繰るたびに景色が変わる
移動系の絵本なんですけど
そのストーリーは
昔の自分を思い出すようでした。

忙しい日常から
出産のために突如、生活のスピードが遅くなる・・。
全て子どもの都合に合わせて
移動も徒歩で・・・。
でも
今まで気づきもしなかった野の草花や
ちょっと寄り道した裏路地に意外なものを見つけたり・・と
視点が変わり
そしてそれは、自分の価値観が変わっていく不思議な体験でした。

効率がいいことが求められる世の中に
一石を投じるような
心豊かになる一冊です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ほろりとしみる、痛快エンタメ小説  投稿日:2024/01/11
アンドロメダの犬
アンドロメダの犬 作: 今井 恭子
絵: 石倉 欣二

出版社: 毎日新聞出版
今井恭子さんが描く犬の物語が好きで手に取りました。

お父さんを病気で亡くした男の子が
タイムマシンに乗って、未来の自分に会いに行く・・。
こんな大事なシーンが
実は壮大な前振りで
話は、そのあとの方が肝心で
なおかつ、痛快エンタメとなっており
ページを繰る手が加速し、止まりませんでした。

遭遇する宇宙人が、犬である設定が必要だったかはなぞですが
少年の成長の階段には
いろいろな試練があり
それを乗り越えて大人になるんだなぁと思いました。

ファンタジー設定がかすむほどメッセージ性のある
深いエンタメ作品です。

参考になりました。 0人

2035件中 1 〜 10件目最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 ... 次の10件 最後のページ

ディズニー映画『アナと雪の女王』10周年 本の世界に踏み出そう

出版社おすすめ


全ページためしよみ
年齢別絵本セット