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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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なかなかよいと思う 私自身が楽しんで読みました。  投稿日:2013/10/22
おかえし
おかえし 作: 村山 桂子
絵: 織茂 恭子

出版社: 福音館書店
話の運ばせ方の仕掛けを1つ設定、これを律儀に運用することで物語を有機的に紡ぐ手法が好きです。
民話のようでもあります。

泣く話ではない筈ですが、無性に泣けました。
「よろこんでもらえて よかったわ」
下心なく、自然の事としてこう思える素直さが、沁みました。
穏やかな信頼が前提の世界。
それが滑稽な結果を生むとしても。

絵柄が好きです。
キュビスム風の家。
各見開き、フォーマットが統一されてる中で、家の中のものが入れ替わってゆくユーモア。
統一されてるといっても、一点一点手描きで微妙に違ってる温かみ。

反復+累積スタイルの話を読み進めながら、結末をどうつけるんだろう?と気になります。
引越しに始まり、おかえしのおかえしの果ての総入れ替え=引越しに戻って終わる、しかも今度は立場が対等の引越しだから「初めに戻って堂々巡り」のウロボロスに陥ることなく、完結。
イチゴに始まりイチゴに戻り、ようやく「いつもと おなじよう」な日常が再開される。
巧みです!

こう言うと身も蓋もありませんが、ここで行われる「交換」は「ポトラッチ」ですね。
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