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昭和の日本のファンタジー
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投稿日:2011/10/14 |
50年ほど前、
東京近郊の農村で夏を過ごした少年の不思議な思い出。
この少年、大人には見えないものが見える。
子どもにしか見えないもの。
けれど、どの子どもにも見えるわけではないもの、が見えるだ。
人間の暮らしと隣り合わせに、昔からずっと静かにいるものが。
切り口の鋭利なファンタジーではなくて、
昭和の日本ののどかさが流れるファンタジーです。
少年の不思議な力は、“察する力”とでも言った方がぴたりときます。
その力で何をするでもなく、ただ察して見て体験する少年。
戸惑う少年に寄り添い、そっと導いてくれる大人たち。
斉藤洋さんのお話しは、読んでいてほっとします。
農村の風景描写が、とても懐かしい。
暑い真夏にひんやり肌に感じる、大きな農家の土間の暗さが蘇りました。
ぜひ夏休みに読みたい児童書です。
中学年から大人まで、おすすめです。
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2人
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どうぶつじゃない。ぼか、どうつぶ!
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投稿日:2011/07/08 |
ずっと絶版だったガアグの名作、待望の復刊です。
しかも、より原作に近い大きさと表紙の色だそうで、心躍りました。
山奥の洞窟に一人暮らしのボボじいさんは、心優しくお料理上手で動物達と仲良し。
そこにやってきた「どうつぶ」の大好物は、とんでもないものでした。
嘆き悲しんだボボじいさんはなんとかしなければ!と頑張ります。
穏やかな時間が静かに流れています。
奇をてらうだけの面白さではなく、
子ども達の心のひだを優しく揺らすようなおかしさを与えてくれます。
この上なく温かい、味わい深い絵本です。
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3人
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大切なものを、きちんと子ども達へ。
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投稿日:2011/07/05 |
夏の日、麦畑に現れたくものこに連れられてそらのむこうへ飛んでいく。
そこにあったのは、そらのドーム。
ドームの中では、そらのこたちが大切なものを一生懸命守っているのでした。
麦畑の黄金色、空の青、雲の白。
広々と美しい景色の中に、苦しくなるような茶色いものが一つだけ。
それは何でしょう。
なぜ茶色になってしまったのでしょう。
好きなときに好きなだけ、太陽の光を浴びられる。
好きなだけ、清々しい大気を深呼吸できる。
そんな美しく安全な空を、子どもたちへ渡していくのが大人の責任ではないでしょうか。
くものこが、大切なことを教えにきてくれた絵本です。
好きなだけ太陽を浴び、
好きなだけ深呼吸して育った大人にこそ、ぜひ読んで欲しい絵本です。
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2人
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珠玉の一冊。
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投稿日:2010/10/12 |
太陽の陽射しも大地の風も感じる事のできない難病を抱え、
幾重ものガーゼで閉ざされた3つの部屋だけで生きなければならない、
11歳の少年、マドゥレール。
国で一番と評判の絵描きサクマットと少年は友情を育みながら、
その部屋の壁に二人の物語を描いていく。
小さな部屋の小さな少年が思い描く世界はその部屋の空気のように純粋無垢。
しかし、どの世界よりも広く、太陽の光よりも輝きを持っていた。
壁の絵が美しい四季を巡って冬を迎える時、少年の人生も・・・。
こんなにも美しい世界を感じられる本に、出会えた事に感謝したくなる、珠玉の一冊。
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2人
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読書が子どもを成長させる。
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投稿日:2010/05/13 |
小学4年生のライリーは、忘れ物や無くし物の名人。
「身体にくっついていなければ、自分の頭も無くしちゃうんじゃないかしら?」
と、お母さんに言われるほど。
ライリーもそんな自分を諦めてしまっているようだったのだが・・・
ある日、初めて本当にやりたい!と願うことにであったライリー。
ちょうど学校の課題で『テディ・ルーズベルトの伝記』を読む内に、
自分の希望を叶えるための方法を考え出し実行していく。
久しぶりに安心して読める児童書でした。
友達、先生、親・・・個性的だけれど善良な人々が登場します。
興味を持って本を読み、読書で成長していく子どもの姿を読めるのは本当に嬉しいです。
「こういうことなんだよ、読書って」と語っているような本です。
中学年にお薦めします。
大人が読んでも面白く読めます。
とにかく文章が上手い!と思いました。
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圧巻。
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投稿日:2010/04/08 |
通常サイズの絵本でも迫力のある、手島圭三郎さんの版画。
ビッグブックでは、ただただ息をのむばかり。
しまふくろうの子どもがお父さんとお母さんに連れられて、
湖へ魚を獲りにやって来ました。
静かな山奥の湖で、静かなハンターとなるお父さんふくろう。
日暮れていく山の端や月の光で気温を感じます。
自然はもとより、しまふくろうの羽ばたきの風を感じます。
五感で感じる絵本です。
特に、しまふくろうのお父さんが魚を捕る場面は圧巻です。
子どもから大人まで、引き込まれることでしょう。
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2人
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躍動感溢れる絵本。
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投稿日:2010/03/18 |
表紙からして勢いがあり、お話しにぐいぐい引き込まれます。
モノトーン絵本の代表作として有名な絵本です。
カラーよりもモノトーンであることで「きかんしゃ ちゅうちゅう」が周りの景色に埋もれることなく生き生きと走っていますね。
文字の配列デザインもアソビゴコロがあり、絵のバランスもピタリとはまっていて、気持ち良く読めます。
長く読み継がれる絵本であることに納得の一冊。
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2人
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走って帰り、子どもを抱きしめたくなる絵本
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投稿日:2010/03/11 |
冬の夕方、お留守番をしている女の子がお母さんの帰りを待っています。
まだかな?もう見えるかな?
窓に顔をくっつけるように、のぞいています。
外は寒いので、窓はくもっています。
女の子はゆびで月を描きました。
すると、月の中にお母さんの姿が見えました!
女の子は嬉しくなり、お母さんと想像の世界で遊びます。
お母さんの帰りを待ちわびる子どもの心情が伝わってきます。
くもった窓を通して見ることで、幻想的です。
息子を留守番させている身としては、今すぐ走って帰りたくなります。
暖かい部屋で、子どもを抱きしめたくなる絵本です。
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その気持ち、いつまでも忘れないで。
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投稿日:2010/03/10 |
オランウータンの男の子が、ベッドで眠る前のお話し。
今日頑張ってくれたぼくのからだ、ひとつひとつにごあいさつします。
あし、もも、むね、うで・・め。おやすみ、またあした。
ぼくが今日楽しくいられたのは、みんなのおかげなんですね。
ぼくは、ぼくのからだみんなでできている、ぼくなんですね。
自分を大切にすること。
ぼくを大切にしてくれる人を信じること。
親として、一番知っていて欲しいことが描かれた絵本です。
抱きしめたくなる絵本です。
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4人
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みごと、みごと。
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投稿日:2010/03/10 |
わたしは、さくら。
ソメイヨシノ。
日本人の心に咲く花、ソメイヨシノ。
みごとな花を咲かせる桜が、自分の一年を語ります。
桜は春だけでなく、夏も秋も冬も、ずっと息づいているのです。
そんな当たり前のことを、あらためて教えてくれます。
丁寧に描かれたかがく絵本ですが、物語もある絵本です。
綺麗に咲いた桜は、本当に「みごと、みごと」
さすが福音館書店、お見事です。
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2人
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