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びっくり
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投稿日:2008/09/27 |
いろいろな動物の鳴き声が見開きで紹介されてゆきます。
が、突然、泣いていている子供が登場。
そこからは一転して、動物たちも泣き出してしまいます。
初回、読んだときは泣いている動物が続いたところで
「やっ」
と表紙を閉じてしまいました。
数日後。
泣いている動物の箇所は超特急でやり過ごし、
「よしよし」
のページへ。
「大変! みんな泣いちゃった。『よしよし』してあげなくちゃ!」
と促すと、息子は一生懸命に
「よしよし、よしよし、よしよし」
イラストを撫でていました。
それからおもむろにページをめくり、笑顔になったみんなを見せました。
「みんな、にこにこになったね、よかったね」
そう声を掛けると
「びっくりー!」
急にみんなが泣き出したからびっくりしたのだそうです。
『えーんえーん』から『にこにこ』への変化が楽しいようで、息子は飽きもせず、毎日
「びっくりー!」
をやっています。
奥付ページのイラストでは、母親が子供を「よしよし」しているのですが、息子はこれがお気に入りのよう。
読み終わると毎回、絵と同じように「よしよし」してくれとねだります。
ちょっとしたふれあいにもよい絵本です。
「鳴く」と「泣く」、「泣き顔」と「笑顔」、泣いたときは「よしよし」の理解にも役立った……ような気がします。
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のんびりと冒険
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投稿日:2008/08/06 |
小さな町で暮らすふねくんが、少年から友達への手紙を預かって旅に出ます。
目的地は大きな港町。
まだ行ったことのない遠い遠いところです。
気持ちのよい潮風に吹かれながら小さな町を旅立ったふねくん。
さて、ふねくんはお手紙を無事届けることができるでしょうか。
朝や昼で色を変えてゆく空や海の青が、とてもきれいな絵本です。
多くのページには空と海しか描かれていませんが、広がりと奥行きを感じさせられます。
旅の終着、港町のパノラマは見事!
開くごとに船たちが少しずつ進んでいるのも面白いです。
そしてにぎやかな大きな港町にたどり着き、それまでの旅の静けさにふと気づく。
そんな絵本です。
お話の中心はふねくんの港町までの冒険。
船旅らしく、ゆっくりゆっくりと進んでゆきます。
飛行機は空をひとっ飛び。
でもふねくんはかもめをともない、ゆっくりゆっくりと旅を進めます。
何かと「迅速である」ことが求められる息子のこれから。
(きっとわたしもそう急かしてしまう日がくるでしょう)
ですが、時には静かに周囲へ目や心を向けながら、ゆっくりと進むことの大切さも覚えていたいと思います。
さて、息子の一番のお気に入り。
これはやはり港町のパノラマ。
ページを開くごとに景色の中に船が増えてゆくのが、乗り物好きな息子には楽しいようです。
ふねくんを追い抜いていった大きな船が、すでに入港していることに気づいたときは、うれしそうに数ページを行ったり戻ったりしながら確認していました。
ほかには空一杯の虹が描かれたページ、星空を映す波間での一休みのページが息子のお気に入り。
見開きの絵が、絵としてもきれいだなあと思う一冊です。
このふねくん。
いしかわさんの「のりものいろいろかくれんぼ」にも出演(?)しています。
息子はこの二冊を並べて見比べるのも大好き。
実は飛行機くんとも共演しているのですが、それに気づくのはいつのことでしょう。楽しみです。
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あった!
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投稿日:2008/07/29 |
○○の□□(形容)おしり、で続く絵本です。
○○の□□、で溜めて
「おしり」
とページをめくっています。
最後の「あった!」で息子のおしりを捕まえるふりをすると
「きゃあっ」
と笑いながら大はしゃぎで逃げ出します。
繰り返し読むうちに
『もうすぐ「あった!」が来る、来る』
と期待を募らせるようになったようで
『来たぁ〜!』
とばかりに逃げ出してゆきます。
同じ調子でぬいぐるみやおもちゃを使って遊ぶのも楽しいです。
我が家では「おしり」はちょっとしたゲームになりました。
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素敵なお話
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投稿日:2008/07/29 |
絵本の題名には「ずかん」とありますが、絵本としても十分に楽しめます。
つばめさんが運んできたぴよちゃんへのお手紙。
何が書かれているの? 誰からのお手紙?
手紙を読んだぴよちゃんはどうするの?
やさしいタッチで描かれたイラストには、日本語と英語(スペルとカタカナでの発音表記)が添えられていますが、絵や物語を邪魔する要素にはなっていません。
他のぴよちゃんシリーズにも見られる仕掛け(?)も健在です。
中表紙のクイズを参考に、遊ぶこともできます。
時にはお話を中心に、時には図鑑として、楽しみ方の多い絵本だと思います。
ページを繰る毎に、ほんの少しずつ季節も進んでゆく季節。
ゆったりした時間の流れが心地よいと思いました。
息子も大好きな絵本です。
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はくしゅー
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投稿日:2007/11/13 |
登場人物(?)が舞台の上で一芸。それに拍手をおくる繰り返しのとてもシンプルな絵本です。
「はくしゅー、ぱちぱちぱち」で一緒に拍手をするのが息子には楽しいようです。
毎日必ずこの本を本棚から持ってきて
「ん」
と差し出してわたしに読むよう求めるほど、大好きな絵本になりました。
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