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伴門陶汰

パパ・50代・愛知県、男の子20歳 女の子9歳

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自己紹介
息子が選んでくる(3冊までのルールで)絵本を、添い寝しながら読み聞かせしています。
僕の方が先に寝てしまい、どっちが読んでもらっているのかわからない時もありますし、児童書もそろそろどうだと言っても「絵がないからイヤ」という息子は、ひとり読みもしますが、まだまだ読んでもらう方が「好き」と言うので、「もういい」と言われるまでは続けてみようと思っています。
3歳くらいからずっと続いている習慣なので、どんなに眠くても、遅い時間になっても絵本を選ぼうとして、ママから叱られることも…。パパとしては嬉しい気持ちと、生活習慣をちゃんとつけさせないとと思う気持ちが半々。でもやっぱり絵本を選ぶ息子の様子を見ていると嬉しくなります。
好きなもの
子どもの笑顔が見える絵本・喉を鳴らす猫‥うンまい純米酒・惚れてまうおちょこ‥‥他にはおらんぞという置き物・衝動買いしたくなる絵‥‥‥盛り上がれるボードゲーム‥‥‥死ぬまでにもう一回行きたいトルコ‥‥‥‥1分に賭ける芸人魂レッドカーペッド‥‥‥‥‥
ひとこと
学生時代に読書感想文というものを、一度も提出した記憶がありません。どうやって切り抜けてきたのか、自分でも不思議なんですが、昔は本を読むということがなかったので、ましてや感想文なんて、どう書いたものか見当もつかないですが、息子の反応がよかった絵本や、自分の思い入れの深い作品は紹介したいと思うから不思議なものです。でも何から書いていいのか悩み、やはりまとまりがなく、読みにくい文章になってしまいます。それでも読んでくれた方がありましたらとても嬉しいです。

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伴門陶汰さんの声

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自信を持っておすすめしたい 小1で人気があるよ  投稿日:2010/11/24
とっておきの詩
とっておきの詩 作: 村上 しいこ
絵: 市居 みか

出版社: PHP研究所
小学1年生の息子が、今教室で人気があるよって教えてくれました。(2010年の課題図書に入っています)
息子の宿題には毎日詩の朗読があります。小1で習う詩ですから、易しくて楽しいものばかりですが、息子はあまり好きではない様子。僕も小学生の頃を思い返せば、“詩”と聞くとなんとなく構えてしまったり、なんだか緊張する存在だった気もします。
この本の主人公もそんな一人みたいです。この本は、苦手だという彼がまっすぐに詠んだ型破りな詩が笑えて、息子たちの間で人気があるんでしょう。優等生の「せみ」の詩は、唸ってしまうほど素晴らしいですが、如何ともしがたいセンスの違いを感じてしまいます。出来はともあれ、詩の基本は、まず楽しむこと。自分で苦手だとわかっている子は、いずれできるようになると思うな。
ほらやっぱり、最後に良い詩ができましたよ。とっておきかぁ‥誰にも見せられないのが勿体ないほど、いい詩だなぁ!
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自信を持っておすすめしたい 胸をなでおろすことでしょう  投稿日:2010/11/22
おかえし
おかえし 作: 村山 桂子
絵: 織茂 恭子

出版社: 福音館書店
このお話しを読んで、稀に名古屋辺りの飲食店のお会計で見られる寸劇を思い起こしました。
「ここは私が、(払います)」「いかんてっ、(私の方こそ払います)」「まぁええてっ!(いいじゃありませんか!)」「あかんてっ!(そんなこといけません!)」「今日のところは私が(払わせてちょうだい)」‥こんなやりとりに立会う羽目になった店員さんは苦笑いです。
お話しはというと、たぬきの隣りに引越して来たきつねが、たぬきの家に手土産を持って挨拶に行くことから始まります。けっこうなものを頂いたと思ったたぬきはおかえしを届けます。良いご近所づきあいの始まりか、と思いきや、そのおかえしにまたおかえしを持って行く、おかえし合戦が勃発してしまいます。
繰り返されるおかえしのおかえしのおかえしのおかえし‥読む方もつらくなって来るほどに、息子はゲラゲラ大笑い。ついには予想を超えるおかえしに、どう終わるものかと周りが心配してしまいます。
最後は仲良く収まってくれるから、読む人も店員さんも、ホッと胸をなでおろすことでしょう。
それにしても、たぬきもきつねも(おばちゃんも)、持って行った(出した)方の顔は実に晴れやかで、満足げなのがとても印象的です。
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自信を持っておすすめしたい 今後目が離せなくなりそうです  投稿日:2010/11/22
もりのおくのおちゃかいへ
もりのおくのおちゃかいへ 作: みやこし あきこ
出版社: 偕成社
黒い木炭の濃淡だけで、透明感と空気感が凄いよく描かれています。そこに作者のお気に入りかと思える、赤と黄(混ざった橙)だけが色鮮やかに浮かび上がって、眺めるだけでも綺麗な作品です。
黒い濃淡に異次元空間に迷い込んでしまったような雰囲気がよく伝わります。「もりのなかへ」を連想しそうな、動物たちとの楽しい触れ合いや、見所でもある、美味しそうなケーキが、最後一瞬で消え去ってしまい、やはり夢か幻だったのかと思ったところで、おとうさんとおばあちゃんの笑顔や仕草、ケーキのリボンが、夢じゃなかったかもよと物語っているような、ほんわかしたエンディングになっています。
前作「たいふうがくる」では、黒一色だけに台風が迫って来る緊迫感がひしひしと感じられ、翌朝のスカッと晴れ渡った青い空が、もの凄く気持ち良かったのを覚えています。大人受けしそうな前作から、より絵本らしくなったこの作品を読むほどに、今後目が離せなくなりそうです。また、作品が増えるごとに色の数も増えていくのか、楽しみになりました。


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自信を持っておすすめしたい あとがきも読んでみてください。  投稿日:2010/11/09
さかな1ぴきなまのまま
さかな1ぴきなまのまま 作・絵: さのようこ
出版社: フレーベル館
ねこなら、さかなは生で食べそうなものです。じゃあ、このねこは普段さかなを焼いて食べるのか?読む前ならこんな疑問も湧きそうです。
猫好きの目からしても、決して可愛いとは言えない主人公のねこが、友達を探しに出掛けた先で、これまた一歩後退りしてしまいなへびと出遭います。
でも、「友達になろう」と言われてなれるものでもありません。ただただ心持ちの落ち着かないまま、本編は終わってしまった感はありましたが、“1ぴきなまのまま”の意味には納得しました。
それから是非、あとがきも読んでみてください。佐野洋子さんの幼少の頃のエピソードを読むことで、より良くこの作品が理解できると思います。
息子にあとがきまで読み聞かせすると、鼻頭に熱いものが込み上げて来るような高揚感がありました。そして、人と人が友達になったきっかけの不思議を、自分の経験の中で、思いを廻らせてみました。
僕の中では、すごく心に引っかかる作品のひとつになりました。
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自信を持っておすすめしたい 自分の型  投稿日:2010/11/08
おれはねこだぜ
おれはねこだぜ 作・絵: 佐野 洋子
出版社: 講談社
ねこは当然魚が好きでしょうが、昼も夜も、もしかしたら毎食食べているかも思えるほど、さばが好きなねこがいました。そのねこに突然、空飛ぶ!さばの大群が襲いかかります。ねこに食べられたさばの亡霊かと思いました。「さばを くっただろ」と死んだ目をして執拗に追いかけて来るさばに“ぎょっ”と寒くなります。恐怖にかられたねこは、「おれは ねこだぜ!」と虚勢を張りますが、逆に、気が小さいことを露呈している様にしか見えません。
しかしねこには、いつも肌身離さず身に付けている、自分の型ともいうべき帽子とパイプを持っています。いつもの格好に戻ったねこの表情は、一変して別人格のよう。何の迷いや不安も見当たりません。
また「こんやは さばでも くうか」と呟く、いつものねこがそこにいました。
いったい何が言いたいお話しなのか、一度では到底わからなくて、何度も読み返してしまう、そんな魅力が佐野洋子さん作品にはあります。。「100万回生きたねこ」や「さかな1ぴきなまのまま」など、70年代には色んなねこの作品を発表されました。おそらくねこ好きであることは間違いないでしょう。それを感じさせるタイトル「猫ばっか」という作品も是非読んでみたいです。
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自信を持っておすすめしたい パーといきましょう!  投稿日:2010/10/31
森のじゃんけんぽん!
森のじゃんけんぽん! 作・絵: はらだゆうこ
出版社: 旺文社
人間の捨てたゴミの行く先で、心がほっこりするドラマが繰り広げられていました。森で開かれているじゃんけん大会もいよいよ大詰め、オオカミのボスとキツネの大将による決勝戦です。景品は行司のカラスが集めたゴミの山。「欲しくない…」と思う読者とは裏腹に、「負けらんねぇ」と燃え上がる二頭。
オオカミとキツネ、息子は見た目でキツネを応援していました。僕はというと、“パーを出す”と宣言して相手を動揺させる作戦をとる(いるいるこういう人と思った)オオカミが、逆にキツネに作戦タイムを取られて動揺し、鼻をほじりながら愚考を廻らすも、考えがまとまらず素直に“パーを出す”ところが好きです。
キツネはというと、裏の裏を読んだのでしょうが“あいこ”になってしまい、おそらく後付けの言い訳でしょうが、予想を超える機知に富んだひと言で、めでたしめでたしでじゃんけん大会は幕を下ろしました。
起伏が大きなお話しではありませんが、何度か読み返してしまう作品です。
我が家のじゃんけんでも、しばらく“パーのあいこ”が続きそうです。
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自信を持っておすすめしたい 食べものへの愛が感じられました  投稿日:2010/10/12
べべべんべんとう
べべべんべんとう 作・絵: さいとう しのぶ
出版社: 教育画劇
ぼく目線で、おかあさんの作るおべんとうを解説してくれます。
おかずは同じでも、量や盛りつけ方が違うと全然変わって見えるものですね。残念ながら家族でぼくだけ給食です。それも“さばみそ”のメニューに「さいあく〜」と叫ぶのを見て、「これなら大丈夫!」と言う息子。そもそも給食は苦手な息子なのに、好きな魚と、時間がかかってしまうごはんも、ふりかけさえあれば平気と、少し頼もしさを覗かせていました。
遠足のおべんとうは、好きなものばっかり入れてもらえそうで嬉しいのですね。そうそう“バナナはおやつに入りません”という意見には同感ですが、こんなやりとり今の小学生でもしているのでしょうか?
運動会ともなるとすごいボリュームです。家族みんなで参加すればこうなりますよねぇ。定番のからあげは欠かせませんね。
また、外国におべんとうがあるのかは疑問ですが、いろんなお国柄をイメージした、いかにも的を得たおべんとうが笑えます。〜みたいなやつと、やっつけ的な書き込みもいいですね。アフリカのおべんとうは必見です。もはやおべんとうではない!息子も「なんでやねん!!」とツッコミ笑いしていました。
うちの嫁さんは、悲しいかな、冷麦をべんとうに持たされてことがあるそうで、まさにおにいちゃんの友達のようだったと。うら若き頃のあまりに悲しいエピソードで、多くを語ってくれませんが、全国のおかさあさん方、そうめん(冷麦)をお弁当にしないようにお願いいたします!
どのページもおべんとうが溢れていて、さいとうしのぶさんの食べものへの愛が感じられました。見てなんぼのおいしい絵本です。ただし、見るだけで満足しそうなおいしそうイラストですから、食後に読むのは避けた方がいいかもしれませんね。ごちそうさまでした。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 探し物はなんですかぁ?  投稿日:2010/10/11
ぼくのおふろ
ぼくのおふろ 作・絵: 鈴木 のりたけ
出版社: PHP研究所
表紙の折り返しから、とてつもないお風呂がたくさんあって、「パパは“ぶらんこぶろ”がいいなぁ‥」とお気に入りを探すと、「僕も!!」と相槌を打つ息子。「“かいてんずしぶろ”や“ふろれす”もいいぞ」と続けると、「フロレスってなに?」「プロレス、知らんかぁ?!白いマットのジャングルでなぁ‥」と本題に入るまでに回り道してしまいましたが盛り上がりました。
読み出してからも、感心するほどよく考えられた、楽しいお風呂がたくさん出てきます。“チョコぶろ”や“プリンぶろ”に喜ぶ息子。その横で発見した“アフロ”。さりげなくダジャレを入れてるなぁ、しかも井上陽水似のおっさん、さっきも見たような‥、前に戻ってみると、やっぱりいるいる。どのページにも書き込んであるわと思いきや、後半は、必死でこのおっさんを目を皿にして探すことになりました。緻密な絵の中の、神出鬼没なおっさんをしらみ潰しに探していると、1風呂ごとにドラマが見えてきます。面白い人、とんでもない風呂を見つけては、息子と教え合って盛り上がり、1ページづつじっくり堪能できました。世の中すべてがお風呂なんて面白い世界ですわ。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい “赤色”  投稿日:2010/10/03
こんなおつかいはじめてさ
こんなおつかいはじめてさ 作・絵: オームラ トモコ
出版社: 講談社
おばあちゃんちへリンゴを届けるお使いを頼まれたぼく。自転車に乗って、リズムにも乗って、軽快に読み進められるストーリー。タイトルから歌っているように軽やかです。
“うれしい たのしい おつかいは いろんな ぼうけん まってるよ”
“どんどん すすめ ぼくの じてんしゃ”
モノトーンの中に、ぼくと関係するものだけが、リンゴと同じ“赤色”に描かれていて、目に飛び込んでくるようです。
一気に読めてしまいましたが、横で聞いていた息子が、「このカエルはいつからいるの?」聞くので、よく見ると見知らぬカエルが、自転車にくっ付いています。次には「りんごが足りないよ!」と言うので、自転車のカゴから落っこちるリンゴを追いかけたり、数えたり、戻っては何度も読み返しながら、『バムとケロ』のようだなと思いました。
“赤色”が強調された色使いは、『かさ』『ちょっとそこまでぱんかいに』『まよなかの ゆきだるま』などを連想して、久しぶりに読み直すキッカケにもなりました。
また、オームラトモコさんの『なんのぎょうれつ?』は、みなさんの感想を読むほどに興味をそそられて、読みたい本リストに入れて、読める日を楽しみにしています。
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自信を持っておすすめしたい エクアドルに想いを馳せて  投稿日:2010/09/28
特急キト号
特急キト号 作・絵: ルドウィッヒ・ベーメルマンス
訳: ふしみみさを

出版社: PHP研究所
主人公のペドロ(推定1歳)は「キト号」が大好き。一日一回の「キト号」の到来を待ちわびて、その姿見つけけると「ダダダダ!」と、唯一しゃべられる言葉で、お雄叫びを上げます。
ある日家族で駅までに行った時、目を離した隙にペドロが「キト号」に乗り込んでしまい、そのまま発車してしまいます。エクアドルを縦断する長距離鉄道の「キト号」は、延々とヘドロの町から離れて行ってしまいます。今生の別れか、アンデスでの過酷な旅を思うと『母を訪ねて三千里』を連想しますが、まだ赤ちゃんのヘドロは、自分の置かれた状況に不安を感じることもなく、親切な大人たちに助けられて、飄々と鉄道旅を満喫しているように映って、羨ましく思えました。。
舞台になっているのは、赤道直下の国エクアドルです。燦々と太陽が照りつけ、“白く”そびえ立ったアンデス山脈の麓の、“緑”のジャングルを抜けて、“真っ赤”な機関車「キト号」が走しる情景が、ページから浮き出て、広がっていくように想像しました。
実はこの絵本、作者が旅したアンデスをイメージして、“土色”一色で描かれています。
世界を旅しながら、我流で絵を完成させたベーメルマンスの絵は、一見ラフなデッサン画にも見えてしまいますが、何十回と納得いくまで書き直したと、あとがきにありました。色のない分、自由な想像で、何度でも読むことができそうです。
もう一つ、表紙に描かれている“2羽のにわとり”の描写がとっても面白いです。
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