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はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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渡”邉恵’里’

その他の方・40代・東京都

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自己紹介
アートや本が大好きで、子どもの頃よりも、今、絵本を楽しんでいます。

膠原病患者です。
(混合性結合組織病、関節リウマチ、シェーグレン症候群)
その他、間質性肺炎、甲状腺機能低下症があります。

読書は安全に楽しめる趣味の一つですが、せっかくなので、インプットだけではなく、アウトプットもしてみようと思い、レビューを書いています。
大人のための読書案内の、参考になればうれしいです。
好きなもの
演芸(落語、講談、浪曲、手品、お笑い、大道芸など)
読書(いろいろな本を読みます)
図工(絵画制作、手芸なども)
アートセラピー
東京の街歩き、下町や銭湯巡り、昔風の建物見学
喫茶店・カフェ
料理、自宅で「同居」しているぬか床とのお付き合い
6月は、梅仕事とラッキョウ漬けに精を出す(予定)
ひとこと
大人も楽しめる絵本を探しています。
図書館内のカフェや自宅でゆっくり、絵本を楽しみます。
絵本は誰でも楽しめるアートで、ちょっとした異空間に安全に旅行できます。
年齢に関係なく、いろいろな本を楽しむ事が好きです。

読書は、私のような持病のある人も、入院中も楽しめるステキな娯楽ですね。

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初期〜2020年ごろまで、読書・レビュー記載分

渡”邉恵’里’さんの声

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自信を持っておすすめしたい これは、ホラーです。  投稿日:2018/11/26
おともだち たべちゃった
おともだち たべちゃった 作: ハイディ・マッキノン
訳: 中西 史子

出版社: 潮出版社
題名も中身もシュールな作品。固定観念を打ち壊し、新しい世界を広げてくれる破壊力のある作品だった。
なぜ友達を食べたのか、どういう友達だったのかは一切かかれていない。後先考えずに食べたらしい。この短絡的で、突発的な出来事は、自分の人生の中でも起きると思わせる何かがあった。この絵本は読んだ時も驚くが、読み終わってしばらくしてから、また思い出して、不気味な気分になる。今まで、大事なことを簡単にダメにしてきたのではないか、かけがえのない何かを勝手な都合で喪ったのではないか、そして、そういうことが未来にも起きるのではないか…などと考えてしまう。やましい事のある大人は、そう思うかもしれない。

子どもにとっては、単にびっくり絵本で面白いかもしれない。物を考え込むタイプには、いろんなテーマを与えてくれると思う。「友達」って何だろうか?少なくとも、お腹がすいた時に簡単に利用できるおやつではないはず。深読みすればするほど、怖い絵本。人は大事にしようと、心底思えます。
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自信を持っておすすめしたい 人類の恐ろしさと、生物の悲哀を堪能できるギャグマンガ。  投稿日:2018/11/26
ドキドキ! ぜつめつ動物園
ドキドキ! ぜつめつ動物園 出版社: 理論社
恐竜から原子哺乳類までの絶滅した動物をギャグ漫画で紹介する希有な本。魔女の(あまり可愛くない)ヒロインが、「ぜつめつ動物園」に雇われて、先輩(美形男子)と園長(悪魔のおっさん)と一緒に、時代別に区分されたエリアごとの動物の特徴がいつの間にか学べてしまうという、スグレモノ。園長のオヤジ臭い(本当に匂ってきそうな)捨て身のギャグ(本人はまじめに働いているつもりだが)と、美形男子と、おちゃめな女子のコントに付き合っているだけなのだが、どういうわけだろうか。なぜその時代に絶滅したのか、どういう特徴があった生き物なのかが違和感なく、押しつけがましくなく描かれている。ユーモアが好きな人には、心地よい「教育漫画」なのでは。

そして、動物を絶滅に追いやる人類の恐ろしさや、絶滅していく悲しみも伝わってくる。ああ、あんたらも苦労したのに、あまり報われなかったのかなぁ…としんみりする(場面もある)。そして、あまり可愛くないヒロインが一方的にアタックするだけの不毛な恋の行方も、生物の非情を感じさせるのに十分である…。頑張れ、かわいくない女子!
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自信を持っておすすめしたい 原作(映画)を見なくても楽しめる、子育て「あるある」  投稿日:2018/11/25
ダース・ヴェイダーとルーク(4才)
ダース・ヴェイダーとルーク(4才) 作: ジェフリー・ブラウン
訳: とみなが あきこ

出版社: 辰巳出版
今や古典の名作映画となった「スター・ウォーズ」。それをリアルタイムで見た人も、全然知らない人も楽しめるパロディ作品。
私自身は、映画も見てないし、子育ての経験もないが、それでも相当楽しめた。これは、子育て中の友達にプレゼントしたい一冊。

どんな映画スタアさんにも、幼少期はあるわけで、親兄弟はいるわけで、その舞台裏を、スターウォーズに影響されまくった幼少期を過ごした作者が、激しく妄想しまくって、できた夢の一冊。ファンとして夢がかなった!尊敬すべき物語に敬意を表して、かつ遊び心満載で作品に臨んでいる作者の、楽しい気持ちが伝わてくるようだ。作者自身も子持ちなので、きっと子育てで困った時に、「ダースベイダーだったら、こんな危機はどうやり過ごしたのだろうか?」と、神に祈るような気持ちで(?)あれこれ想像したのに違いない。勝手に妄想した結果、4才のルークという設定が生まれ、商品化にこぎつけ、よく売れた…というサクセスストーリーが誕生し…と、読者の私も勝手に想像して楽しんでいる。想像することの楽しさを、改めて教えてくれる。
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なかなかよいと思う 悪夢を引き起こす絵本  投稿日:2018/11/20
かがみのなか
かがみのなか 作: 恩田 陸
絵: 樋口 佳絵
監修: 東 雅夫

出版社: 岩崎書店
どこかの小学校の怪談。鏡が気になる少女が、ある日突然、鏡のなかの人に、連れ去られる。話は単純だが、それに至るまでの絵が怖い。日常から異界に紛れ込むjまでの、少女の心理を見事に描いている。よく見ると小道具も凝っていて、怖い。意図的にやっているのだと思うが、少女たちも妖怪や宇宙人を思わせる、変な感じがして怖い。とにかく絵が怖いので、夜中に一人で読むと、もれなく悪夢が見られそうで怖い。だいたい一人でトイレに行けなくなる。そこには鏡があるから…いい年こいて、久しぶりに怖い思いをしました。大人が読んでも十分楽しめる怪談絵本。自分が子どもだったら、トラウマになっていそうだな…どうでもいいが、どうしてみんな眉毛がないのだろう?それも怖いわぁぁああ。
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自信を持っておすすめしたい 成長することは、戻れないこと  投稿日:2018/11/14
ぼくのばしょなのに
ぼくのばしょなのに 作: 刀根 里衣
出版社: NHK出版
一人っ子が両親の愛情を一身に受けられた時期が終わる。兄弟の誕生の時、よろこべない子もいる。自分にも経験があるから、この子が必至に自分の居場所と両親の愛情を減らさないように頑張るのが痛いほどよくわかる。後から生まれてくる兄弟に、良いものを全部奪われてしまうと思って、親にさんざん泣きついたことがあったと聞いた時、自分は下の兄弟をあまり好きになれない理由がわかったきがした。
兄弟というのは、微妙な問題。
このペンギンの子と同じ経験をした人も多いはず。でも、いつかは巣立っていき、大変な時もひとりでどうにかしなければならない時が来る。子どもの成長の過程で乗り越えていく試練を、優しいタッチで丁寧に、読者にも語りかけるように描いている。ふんわりと温かい、優しい時間を経験できた子と、いっぱいの愛情を全力で注ぎこんだ両親の、両方の幸せを味わうことができる作品。兄弟がいない人にも、この切なさを体験していただきたい。
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自信を持っておすすめしたい 生きるということ、死ぬということ  投稿日:2018/11/13
葉っぱのフレディ−いのちの旅−
葉っぱのフレディ−いのちの旅− 作: レオ・バスカーリア
絵: 島田 光雄
訳: みらい なな

出版社: 童話屋
春に大きな木に生えた葉っぱのフレディ。仲間たちと共に夏を謳歌し、秋には紅葉し、冬には散っていく。たった1年間の人生において、フレディは成長し、考え、来るべき「死」という運命に抵抗し、それを受け入れ、旅立っていく。死について考え、生について振り返る。アメリカの哲学者が生涯に1冊だけ作った絵本。テーマは重いが、葉っぱを見ているためか、素直に受け入れられてしまった。これは、シンプルな絵と、美しい写真のおかげかもしれない。もし、この絵が、マンガのキャラクターのように顔や表情が具体的に描かれていたら、悲しすぎて死んでいくフレディを直視できなかっただろう。目も口もない葉っぱで表現しているところが、作者の優しさであり、知恵であると思う。生まれてきたからには、誰もが、変化し続けていく。年も取るし、病気にもなるし、最後には死んでしまう。その一連の流れを改めて考えさせられる作品だ。もし、子どもの頃に読んだことがある人があったら、大人になった今、改めて読み返してみて欲しい。
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自信を持っておすすめしたい ココヤシとトウモロコシの、何と言う偉大さ。  投稿日:2018/10/17
国際理解にやくだつNHK地球たべもの大百科 フィリピン(ココヤシ料理)メキシコ(タコス)
国際理解にやくだつNHK地球たべもの大百科 フィリピン(ココヤシ料理)メキシコ(タコス) 監修: 谷川 彰英
出版社: ポプラ社
ココヤシは捨てるところがない、有用な植物。また、様々なお馴染みの野菜の原産国がメキシコ。日本からの移民が暮らした…知らないことが多くて、驚いた。ココナッツやタコスなどが身近に感じられるので、なんとなく相手の国の事も知っているような気がしてしまっていた。勝手に親戚のような気分になっていて、ごめんなさい。
最近、フィリピンの祭りや、フィリピン人との交流があるので、とても勉強になった。特に、食べ物の話は、なにはともあれ盛り上がるので、お料理も是非とも作ってみて感想を伝えてみたいと思う。メキシコ人とも交流したい気持ちは満々だが、まだそのチャンスが訪れていない。お待ちしております。

子ども向けの、優しく書かれた本で、写真も多いので、年齢問わず、いろんな人が国際理解に役立てると思う。文化、歴史、料理レシピ、その国の人からの手紙(直筆!)と、盛りだくさんのお子様ランチ的な地理の本。大人向けにもこういう楽しい本を作って欲しい。
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自信を持っておすすめしたい たくましい子どもたち  投稿日:2018/10/06
世界に生きる子どもたち すごいね!みんなの通学路
世界に生きる子どもたち すごいね!みんなの通学路 文: ローズマリー・マカーニー
訳: 西田 佳子

出版社: 西村書店
いろんな国の子どもたち(小学校くらい)が、どのような通学路を通って学校に行くかを、写真と短い文章で紹介したドキュメンタリー絵本。小舟に乗って川を渡ったり、崩れかかった橋を無理やり渡ったり、延々と何時間も山を越え谷を越え歩き続けたり、谷間をロープだけで渡ったり…危険な場所もなんのその。生活力に溢れたたくましい子どもたちは、どんどん学校に通っていく。どう見ても、危険な場所であっても、ちょっと楽しそうに見えてしまう。日本ではありえない風景だ。こんなふうにたくましく育った子どもたちは、きっと素敵な大人になるだろう。自分が学校に通った時は、2キロの平坦な道がとても大変に感じたけど、そんなことはとても恥ずかしくて言えない。

人生の大抵のことは、この絵本を見ると、どうってことがないように思える。世界の子どもたの逞しさに触れて、勇気を頂いた。
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自信を持っておすすめしたい ある意味、ホラー  投稿日:2018/10/04
30000このすいか
30000このすいか 作: あき びんご
出版社: くもん出版
この絵本については、ぜひ、見てください!とまず言いたい。
100回の解説よりも、1回、実際に見た方が伝わる。

あきびんご氏の作品は、どこに連れていかれるのかわからないドキドキ感が最高だ。この話も、普通にあり得ない展開をしていき、最終的にはシュールなホラー作品のような終わり方をしている。どんな結末かは、ぜひぜひ、読んで、体験してほしい。

絵本から、ドドドドドド…という、30000個のすいかが大移動する音が聞こえてくるようだ。すいかの、裏★世界制覇。ご期待ください。
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自信を持っておすすめしたい 長生きすると暇になるのか!  投稿日:2018/10/04
ドキドキ! 妖怪めぐり
ドキドキ! 妖怪めぐり 出版社: 理論社
隙でもないくせに、頼まれたこともしないだらしない男子・桃太郎が、天狗にそそのかされて「妖怪退治」にでかけ、おそらく歩いていける範囲の(ご近所の)メジャーな妖怪たちに出会うお話。
桃太郎少年のダメさ加減が生々しく、妖怪の偉大さが引き立つ。見事なギャグ漫画だ。妖怪を漫画で紹介する本はいろいろあるが、この本はバツグンに明るく、ユーモアがあり、現実的で、リアルだ。妖怪、というよりも、変わった個性を持つ人間のような印象なので、夜中に一人で読んでいても怖くないので安心だ。

山姥と海女房が、妙に色気があって(といってもおばちゃん)生活感たっぷりで、面白かった。妖怪にもいろんな大人の事情があって、生活がかかっているんだなあ…と思うと、仲間意識が芽生えて、一緒に、大変な時代だけど、頑張ろう!と妖怪に(頼まれもしないのに)応援してしまった。妖怪は、仲間だった。いや、私自信が妖怪だったのか…
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