新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ミルキーミルキー

ママ・40代・大阪府、女の子16歳 女の子14歳

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自己紹介
小さな娘2人ともみくちゃになりながら日々を送ってます。
昔から本は身近でしたが、文庫や図書館で借りることのほうが多く、ほとんどを忘れてしまっているので今やり直しているかんじです。
何度も読んだものを中心に、自分の記録として感想つけてます。
好きなもの
とにかくお話が好きです。絵本、昔話、児童文学、小説
キャラクターは丸っぽいのが好きです。ムーミン、バーバパパ、がまくん
動物で好きなのはブタ、パンダ、イヌ、クマ、トラ、オルカ…あ、動物が好きなんですね。
あとは花とおもちゃと自転車があれば幸せ。
ひとこと
育児をするようになって、堂々と絵本が読めることに喜びを覚えてます。
むしろもっと本が読みたくて、子供のためより先取りしてしまうこともしばしば。
お気に入りを何度も、と、もっともっとほかにも楽しいのを、の間でいつもあっぷあっぷしてます。

ミルキーミルキーさんの声

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自信を持っておすすめしたい 虜です   投稿日:2013/10/17
精霊の守り人
精霊の守り人 作: 上橋 菜穂子
絵: 二木 真希子

出版社: 偕成社
児童書で主人公が30過ぎの女性なんて、と初めはびっくりしましたが(私やん、と妙な親近感もあり)、とことん考え抜かれたうえでぐんぐん進んでいく物語にすっかりはまってしまいました。

主人公バルサは用心棒家業をしているめちゃくちゃわけありの女ですが、もうとにかく強くて強くて!
圧倒的ともいえるけど、本人もボロボロに傷付きながら絶対負けない姿にじんじんきます。

偶然助けられて行動を共にする皇子のチャグムのドロドロの境遇と人生にはほんと胸が痛くなるけど、応援せずにはいられない大切な子供を見つけたかんじです。
シリーズを通して読んでいくチャグムの成長っぷりといったら素晴らしくて、作者に本当に感謝してます。

どこか日本の昔のような雰囲気もありつつ異世界と交差する壮大なファンタジーなので、すんなり理解できるわけでもありませんが、本当によく練られているので、矛盾が少しもなく、信頼して読めます。ボリュームのあるシリーズですが、読む価値は大きいです。
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自信を持っておすすめしたい さすがの名作   投稿日:2013/10/17
魔女の宅急便
魔女の宅急便 作: 角野 栄子
画: 林 明子

出版社: 福音館書店
実はジブリの映画を見ていないのですが、いまさら読んでみました。

13歳の女の子が魔女のいない町にいって、一人立ちをするという設定に、小さな女の子をもつ身としてドキドキしながら見送ります。

ラジオを持っていたり、宅急便がそんなに普及していなかったりの少し前の時代背景を懐かしくかんじながら、キキが大きな町コリコに少しずつ受け入れられていくエピソードの数々を見守ります。

おおらかで楽しいパン屋のおかみさん、芯のある絵描きさん、少し謎めいたトンボさんなんかが次々に登場して、キキの一年を彩ってくれます。

家にいるときはうっとうしがっていたお母さんの言葉を思い出して反省するけど、いざ里帰りしたときはもう家の子供にはおさまらなくなってて、まだ13歳の女の子のあまりの成長に胸が締め付けられます。

こんな女の子に憧れる娘に育ってほしい、でもこんなに立派に自立を目指してすすんでいかれたら少し寂しい・・・

やっぱり名作ですね。
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ふつうだと思う もうちょっとわかりやすくても   投稿日:2012/12/01
大きな木のような人
大きな木のような人 作・絵: いせひでこ
出版社: 講談社
絵はほんと素敵
種々の緑でページが輝いてます。

ストーリーも素敵、と言いたいけど
わざと書いていないかんじもするから
読み聞かせではストンとは入ってこないかな。

絵にあまりに自信があって
目で味わうのが前提みたい。

好きな人にはすごく大切な一冊ってのもわかるけど
せっかくなら言葉の響きも楽しみたかったと惜しんでます。
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自信を持っておすすめしたい さあ、気合いをいれて   投稿日:2012/12/01
これはのみのぴこ
これはのみのぴこ 作: 谷川 俊太郎
絵: 和田 誠

出版社: サンリード
新しい楽しみ方の絵本でした。

親子で一体となって、見て聞いて息継ぎして。

子供の期待をビンビン感じながら
うまく読み切れるかなと自分にも期待して

ちょっとトーン上げてみたりスピード変えてみたり


ぶわーっと流して読んでても
子供の耳にはきっちり入ってる。

毎日読みたいけど、読んでって言われたらちょっとドキ
ずいぶんと揺さぶってくれる憎い一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 涙なしには   投稿日:2012/12/01
きつねのおきゃくさま
きつねのおきゃくさま 作: あまん きみこ
絵: 二俣 英五郎

出版社: サンリード
何回下読みしても涙で詰まるので
まだ子供に見せてあげられていません。
本棚に並んでいるだけで涙ぐみそうです。

きつねはいい兄ちゃんでいようとしてたわけではない。
気高い心で食べさせ寝かしていたわけではない。

でも、だからこそ静かに生まれてきた愛情みたいなもんで
命かけて戦うことができた。

親だからどうしてもひよこやあひるが子供に見えてくる。
無邪気にぷくぷく太っちゃって、まあ。

自分を信じてくれる存在のために生きる。
言葉だけだとともすれば空虚なのが、中身が詰まるとこうなる。

こんな親で、いてやるともいてやるとも
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自信を持っておすすめしたい じわじわとよい   投稿日:2012/07/03
ぽっかぽか
ぽっかぽか 作・絵: 諸橋精光
出版社: 小学館
広がりのある色使いも、さりげないけど心に残る言葉も、よくよく考えられて作られている絵本だと思う。
お坊さんとたぬきときつねが四季を旅する。
いまじゃもはや身近でなんかないたぬきときつねなのになんだか自然。

どの四季にも花や水など命の美しさがあって
大きな絵でゆったりするページも細かい発見を楽しめるページもあっていいバランスだと思う。

いくつの子と楽しめばいいかはよくわからないけど
なんだか手元に置いておきたい作品です。
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自信を持っておすすめしたい あっというまに   投稿日:2011/06/25
童謡カード 1集(新装版) CD付き
童謡カード 1集(新装版) CD付き 出版社: くもん出版
0歳の下の子にと思って買いましたが
2歳の上の子も一緒に毎日楽しんでます。

ぞうさんにぶんぶんぶんにだるまさん
おおきなたいこ、こいのぼり、いぬのおまわりさん…
ゆったりしたの、軽快なのとバランスもいいです。

バラバラになるので片付けはちと面倒ですが、カードとCDでさらに一緒に歌う効果は抜群で、あっという間に覚えてます。
もともと知ってる歌も多いので安心して歌えますし、
知らなかった歌、うろ覚えの歌もすんなり入ってきます。

童謡の本もCDもDVDも数多くありますが、カード一枚でひとつの歌っていうのが私は一番気に入っていておススメです。
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自信を持っておすすめしたい おじさんとこどもとおくさんと   投稿日:2011/06/14
おじさんのかさ
おじさんのかさ 作・絵: 佐野 洋子
出版社: 講談社
大事な大事な傘を濡らすなんてもってのほか
おじさんはいつも傘を持ち歩いているのに決して濡らしません。
雨の日は傘をかばって歩いたり人の傘に入ったり。

笑いをこらえて大真面目に読むのに苦労するところです。

ところがある日、子供たちの歌を聞きます。

あめがふったらぽんぽろりん
あめがふったらぴっちゃんちゃん

なんて楽しそう
気になって気になって気になって、ついに傘を開いてしまったおじさん

見開き使っての大きな傘の絵です。
黒い傘なのに期待が膨らむ明るいかんじがするのが素晴らしい。

初めて傘をさして雨の中を歩いて大満足のおじさん
家でおくさんが「あら、傘を差したんですか」って静かに驚いているのがまた憎いです。
夫のこだわりを認めて見守るよき妻の姿が描かれた子供の絵本なんて貴重ですね。


さてひとつ気になるのは歌のリズム
私の読み方とパパさんの読み方では全然違うのです。
勿論自分の方が適切と自負するものの、この絵本はパパに読んでもらうほうが多い娘、どっちを採用してくれるのかしら。
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ふつうだと思う 画集としては素敵   投稿日:2011/06/14
ハナノマチ
ハナノマチ 作・絵: 大畑 いくの
出版社: 白泉社
とっても素敵な絵なのですが
文章が追いついてないかんじでした。

大畑いくのさんの絵が見たくて買ったので十分といえば十分なのですが
せっかくならもっと味わい深い物語をつけてほしかったなと悔やまれるので、期待を込めての評価です。

大胆な油絵は飾っておきたくなるくらい。
こんなのが絵本で気軽に見れるなんて贅沢です。
シンプルな絵のほうが人気があるかんじですが
たまにはこんな重厚な絵もなくっちゃ。

2歳の娘にもいちおう見せてみましたが
顔のついたお花が怖かったみたいでリクエストは2回だけ
けどもっと大きくなって、絵の力に気付いてくれたら嬉しいです。
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自信を持っておすすめしたい ほんものの絵本   投稿日:2011/06/14
貝の子プチキュー
貝の子プチキュー 作: 茨木のり子
絵: 山内 ふじ江

出版社: 福音館書店
詩人の言葉を読み、きれいな海の絵が見たくて自分用に買いました。

不自由はなかった小さな貝の子が、退屈なままでない、自分の足で世界を広げようと、いつもの場所を飛び出します。
きれいなものが見たくて、宝石がしまってあるという岩場を目指して
海の奥へ、奥へ

イカの結婚式に遭遇し、魚たちみんなで眺めます。
イカの行列なんて設定がおかしくて、印象的です。

星を眺める岩場について、きれいなきれいなものを眺めることはできたけど、寒くて、疲れて、力がもうない。
カニの子と喧嘩して、最中に絶命

残ったのは貝殻だけ。それも流されプチキューを知る者はいない。


小さなお話かと思っていたのに
とことん大きなお話でした。


けれどなによりびっくりしたのは2歳の娘がずっと聞いていたこと。
途中で絶対膝を離れると思っていたのに
最後まで集中力が切れることもなかった。
次の日もせがんできちんと聞いてくれた。

難しくないはずはないし、楽しくもないと思うのに
ほんものの言葉と絵にはこれほどの力があるのかと感激しました。
参考になりました。 2人

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