つんつく先生、絶好調!
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投稿日:2017/09/30 |
毎回毎回、想像以上のことをして、ぶっとんでいるけど憎めない・・・。
それが私の中のつんつく先生。
今回つんつく先生は、園児たちのまえで嘘をつきます。
理由は、どんぐりを先生がひとりじめしたいから。
まるで子ども・・・。でもそれが、つんつく先生なのです。もう仕方がないのです。
嘘はすぐに園児たちにばれますが、そんな先生でも園児たちが
ニコニコ笑顔で慕っているのは良いなあと思います。
先生の歌とダンスの場面は、声に出して読んでみると楽しさアップ。
らったらったら〜
らりるう〜
つんたらつーん!
ろろん
声に出してみると、なんだか自分まで気持ちよくダンスを踊っている感じがしました。
つんつく先生になったつもりで、歌ってみましたよ(笑)
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大好きだよって・・・
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投稿日:2017/09/29 |
前作の方が好みでした。
ストーリーじたいは、のぶみさんらしくユーモアがあって、ぷぷっと笑える部分もあって
息子も時折笑いながら聞いておりました。
うんこちゃんのキャラクターも、憎めない感じでおもしろいと思います。
とくに、うんこちゃんが出てくるときの「出しなさいよ・・・」の一言が、妙に好きな私です。
ただ、ラストでかんたろうがうんこちゃんに、
自分もうんこちゃんが大好きだったよ と言って、泣くのです。
幼稚園のお友達も、うんこちゃんが消えそうだとわかり泣くのです。
あれ、かんたろうとうんこちゃんってそこまで仲良しだったかな?って
読んでいて、それほどかんたろうとうんこちゃんの繋がりが感じられなかった私には
かんたろうの 大好きだったよ 発言が、唐突な感じがしてあまりしっくりきませんでした。
大好きだよ って、もっと深い言葉じゃないかなあ。
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アンちゃんの成長物語
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投稿日:2017/09/29 |
イヤだイヤだ ばかり言っている、マイペースでちょっとわがままなアンちゃん。
最初は、おいおいアンちゃん大丈夫?と思いました。
だけどアンちゃん。突然現れたかみさまをすぐに受け入れて
かみさまの言うことは素直に聞くんです。
そして、かみさまとの出会いによって、最後はグンと成長します。
ラスト、もう姿が見えなくなってしまったかみさまに語りかける
アンちゃんの言葉が胸に響きました。
アンちゃんが、これからみんなに優しくしようって思ったのは
かみさまのお腹がいつもいっぱいになるように・・・だからなんですよね。
自分のためではなくて。
話の最初と最後で、アンちゃんの印象が凄く変わりました。
息子はのぶみさん恒例のクイズや絵探しを楽しそうにしていましたが
ラストに近づいてくると集中して聞いて、
最後は悲しくなったのか毛布をかぶってしまいました。
あたまのうえのかみさま。一人一人にちゃんといる、その人だけのかみさま。
お母さんのお腹にいる時から、ずっとずっと、一緒のかみさま。
そんなかみさまがほんとにいたら、ちょっと素敵だなあ・・・。
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おススメします
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投稿日:2017/09/29 |
正直、今さら読んでもなあ、知ってるし・・・と思ってみはじめたのですが
ごめんなさい、とても新鮮な 十二支のはじまり でした。
おもしろかったです。
虎が牛よりも遅くなった理由や、羊の気の弱い性格、タツとヘビの関係は
この作品で初めて知りました。
とくに、タツとヘビの関係は なるほど〜と印象的でした。
(タツはもともとはヘビだったけど、辛い修行をして天にのぼれるようになった。だからヘビよりタツの方が偉い)
そして虎は・・・、よっぽど悔しかったんでしょうねぇ・・・。
十二支のはじまり を探している方にはおススメできる作品だと思います。
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すてきなお母さん
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投稿日:2017/09/29 |
犬のお母さんが、子どもたちを見るときの目があまりにも優しくて・・・。
そしてそんなお母さんに育てられた子どもたちが凄く幸せそうで・・・。
見ているだけで良い気持ちになれました。
おおきくなっても こどもです
わたしの かわいい こどもです
今年(2017年)9才になった我が子。
この子が大人になったら・・・なんてことはまだ想像もできないけれど
10年後、20年後にはきっと、このお母さんと同じ気持ちになってると思います。
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おじいさん、その笑顔のしたには・・・
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投稿日:2017/09/29 |
小学校で読んできました。 対象は五年生です。
落語絵本というだけあって、まずテーマがおもしろいですね。
さらに、文章がとても軽快でテンポよく、読み聞かせする立場としても
かなり楽しいです。
とくに後半は、若者と茶店のおじいさんの会話が主になりますが
この二人のかけあいがまた絶妙です。
おじいさんの最後のセリフを聞いた若者、
(わー、じいさんにしてやられた!)って思ったかもしれませんね。
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素敵なお誕生日
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投稿日:2017/09/23 |
私たち親子の、初工藤ノリコ作品がこの作品。息子が幼稚園の年少さんの頃でした。
読んだ瞬間、ひとめぼれ状態でした。
お誕生日を迎えた五つ子のヒヨコたちは可愛いし、
何より細かく丁寧にすみずみまで描きこまれた洋菓子店やおもちゃ屋さんは、
大人の私でも見ていてワクワクしました。
とくにおもちゃ屋さんは、当時丁寧にじっくり時間をかけて絵を楽しんだっけ。
「あなたはこの中だったら、どのおもちゃが欲しい?」って、会話もふくらみました。
お誕生日会の最中、ヒヨコたちの
「おとうさん おかあさん どうもありがとう! ぼくたち ぐんぐん おおきくなろう」
の言葉が大好きです。
親にとって最大の願いの一つですものね、子どもがぐんぐん成長してくれること。
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可愛い絵日記
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投稿日:2017/09/22 |
小学校で読み聞かせしてきました。対象は一年生です。
前半は主人公の男の子が、お友達が飼っているペットを
絵日記風に紹介しています。
この作品、絵日記風になっている特徴をいかして、
字体もまるで本当に、小学一年生くらいの子供が書いているように
つくられているんですよ。
凝ってますよね〜、いもとさんのこだわりを感じます。
だいちゃんちの九官鳥には笑えました。
「いらっしゃいませ」って言葉を教えたのに、九官鳥が覚えたのは「ませ」だけなんて。
後半は、男の子自身の家にいるペット?のこと。
いえ、普通に考えたらとてもペットとは呼べない野良ねずみ・・・。
でもお母さん、チーズをあげたりお芋をあげたり、お世話してるもんなあ。
男の子は、
これって? これって? ぼくんちのペット?
って、?を三つもつけた気持ち、よくわかります。
このねずみのその後が気になりました。
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お妃様が印象的だった
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投稿日:2017/09/20 |
今回、ヒロインのしらゆきひめよりも、お妃様の方が印象に残りました。
赤いドレスを着て、いかにもワガママで気が強そうなお妃様。
そんなお妃様の末路は 死 でした。
最後までしらゆきひめを憎み死んでいったお妃様。
よっぽど自分よりも美しいしらゆきひめが、許せなかったのですね・・・。
かがみよ かがみ!せかいじゅうでいちばん美しいのはだあれ?
鏡がそれはお妃様と答えると、
そうでしょう そうでしょう。 もういっかい いってちょうだい!
と高笑いして喜ぶお妃様。恐ろしく凄まじい美への執着だな・・・。
いもと先生が、外見も、そして内面も、上手にお妃様を描いているなあと思いました。
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夏に読みたい花火絵本
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投稿日:2017/09/18 |
この作品、リズミカルな文章で、実際に声に出して読むと
読み手としてもとても楽しいんです。
みんな はりきって いこうぜ!
ワッセ ワッセ さあ いそごうぜ。
↑
気持ちよく読めますよ(笑)
良かったのは、ただ花火をあげるだけではなくて
しろねこぐみ くろねこぐみ とらねこぐみ の三組が
ライバル関係にあって、競って一番を決める という要素があったこと。
さらに、各組によって打ち上げる花火に個性があったこと。
おもしろかったですよ。
そしてなんといっても、しかけですね。
花火をテーマにした作品にしかけが加わると、
凄く効果があるなあって思いました。
このしかけのおかげで、花火の迫力が格段にアップしていて
とっても印象的でした。
夏の花火の絵本を探している方へ、ぜひおススメしたい作品です。
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