新刊
きみの話を聞かせて しろさめ作品集

きみの話を聞かせて しろさめ作品集(小学館集英社プロダクション)

全編透明水彩画で描かれたイラスト作品に、描き下ろしのショートコミックを大幅に加えた、待望の作品集!

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うさぎのタンタン

ママ・30代・東京都、女の子6歳 女の子1歳

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自己紹介
母子ともに絵本好き!
あらゆるジャンルを読んでいて、図書館のおはなし会は赤ちゃんの時から通い、常連に。
ひとこと
素敵な本と出会えますように!

うさぎのタンタンさんの声

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なかなかよいと思う 怖くない妖怪×医療の絵本  投稿日:2022/08/23
ようかいのもり たぬきクリニック
ようかいのもり たぬきクリニック 作・絵: 長谷川 あかり
出版社: 大日本図書
妖怪がたくさん登場しますが、この絵本は全く怖くありません! 妖怪がちょっと怖い子でも、安心して読むことができます。

たぬきクリニックは、妖怪たちの頼りになる病院。
怖い、強いイメージのある妖怪も、この本の中ではケガをしたり病気をしたり、なんだか親近感がわいてしまいます。

絵の中の病院内の貼り紙や医療本、書類もよく見ると面白く、子どもが覚えたてのひらがなを一生懸命読んでいました。
たぬきクリニックでまさか手術ができるとは思わず(たぬき先生、失礼しました)、子どもも印象に残ったようで、看護師さんが持つ紙を読んで、「ママ、ばっし ってなぁに?」という質問も出てきたりと、外科用語も学べました。

子どもの絵本なので、グロテスクな絵もなく、ふんわり可愛らしい絵で、安心して、病院とはどんなところか、医師や看護師、薬剤師の仕事もわかって良かったです。

最近の子どものお気に入り本になりました!
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なかなかよいと思う 物語の創作、本の制作まで書かれている!  投稿日:2022/08/23
かえるのほんや
かえるのほんや 作: やぎ たみこ
出版社: PHP研究所
本屋さんと聞くと、ズラリと並んだ本を売っていたり、お話会をしていたり、そんなイメージを想像するかと思います。

でも、この かえるのほんや さんは、それだけではありません。
作家さんがいて物語を考えたり、その打合せをしたり、本を制作していたり。一冊の本がどうやって作られ、私たちの手元に届くのかが分かります。
ここまで描かれている絵本に出会うことは、なかなかありません。

ストーリーもとても面白く、子どもも、
「かえるさん、すごいね!」、「この絵本も、こうやって作ってるの?」と言っていました。

こんなに楽しく、一冊の本の作成?手元に届くまでが書かれた絵本はなかなかないので、是非、本好きさんはお読み下さい!!
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なかなかよいと思う ぼくにしか見られない世界  投稿日:2022/08/20
かたつむり
かたつむり 作・絵: キム・ミヌ
訳: わたなべなおこ

出版社: あすなろ書房
心に訴えかける絵の補足として文が少しあるせいか、対象年齢は3?5歳となっていますが、これは大人だって十分楽しめると思います。
あっさり読もうと思えば読めてしまいますが、じっくりページをめくると、「深い!」。思わず唸ってしまいます。

モノクロの細かい線画に、たった1色おとこのこの自転車用ヘルメットの赤。おとこのこにグッと惹き込まれます。

おにいちゃんたちと一緒に遊びたくて、ペダルのない自転車で必死について行こうとする おとこのこ。随分と離されたところで、おにいちゃんが戻っきて期待したのもつかの間、“ついてくるな”と放たれた言葉。
おにいちゃんから突き放された おとこのこ の気持ちを考えると、胸がキュッと締め付けられます。
しかも、道を外れて坂から落ち、自転車ごと放り投げだされ、誰も助けてくれる人がいない、一人ぼっち。もう、世界からも見放されてしまったような絶望。

そんなとき、おとこのこの大事な頭を守るヘルメットと同じで、大事な体を守る赤色の殻を持つ かたつむり が。
色と、ゆっくりとしか進めないスピードと、共通点が多い かたつむり が見せてくれた世界は…、それはその人しか見ることができない世界でした。

わたしはこのままで良いんだ。わたしにしか見られない世界もあるんだ。そう気づかせてもらえました。
4歳の子どもがどこまで感じ取ったかわかりませんが、時を経るにつれ、色々と感じ取って味わって欲しいなぁと思います。

世界に置いてけぼりにされたように感じている人に、そっと手渡したい絵本です。
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なかなかよいと思う うちの冷凍庫へも、ようこそ?!  投稿日:2022/08/19
れいとうこのそこのおく
れいとうこのそこのおく 作・絵: うえだ しげこ
出版社: 教育画劇
食べてもらうことを楽しみにしていた食パンは、まこちゃんに食べてもらえず、れいとうこ行きに…。

うちには、朝はパン派の子どもがいますが、すぐ消費するので、今まで食パンを冷凍庫に入れたことがありませんでした。
「食パン、冷凍保存できるんだ?!」と、まさかの親が学ぶ状態に。

ふわふわの状態で食べてもらいたい食パンは、カチンコチンになる運命に抗うべく、色々と頑張るものの、やっぱり…!!

食パンには悪いですが、今度うちの冷凍庫にもお招きしようと思います。

食べ物を凍らせることで長持ちさせる。凍らせたことで食感が変わっても、適した調理をすれば食べられる。この絵本を通じて、食品ロスについての勉強にもなると思いました。

うちの子も、まこちゃん同様に食パンの耳を食べないのですが、耳をラスクにすると喜んで食べます。保存法ではありませんが、こんな食べ方もオススメです!
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ふつうだと思う ペッタンペッタン一緒に跳ぼう!  投稿日:2022/08/18
なわとびしましょ
なわとびしましょ 作: 長谷川 義史
出版社: 復刊ドットコム
縄をぶんぶん回してジャンプし、縄跳びしている風を今まで味わっていた子どもが、ようやく4歳で縄跳びができるようになりました。

この『なわとびしましょ』は、跳べても跳べなくても楽しめますが、やっぱり跳べるようになると、より楽しめるようです。

一人での縄跳びではなく、みんなで楽しむ大縄跳びなのですが、入ってくる人入ってくる人、「大丈夫?」と声をかけたくなるほど。
出だしからおじいちゃんおばあちゃんが入ってくるし、魚やうどんを持って入ってくるし、段々と人ではない人も入ってくるし…。
子どももついつい、「うどん、出ちゃうよ!」等とツッコんでしまうほど。

こんな人たちの縄跳びだと、そりゃあ、お空の雲さんも気になるはずです。

随分長いことペッタンと続いた縄跳びも終わりがあり…、縄を踏んじゃったのは、だーれだ?
とっても楽しめました。
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なかなかよいと思う 絵本×ラムネで一気に知育に  投稿日:2022/08/13
ラムネいろいろトンタカトン
ラムネいろいろトンタカトン 作・絵: 浦中 こういち
出版社: 春日井製菓販売
ラムネだけだと、ただ単純に美味しい。
絵本だけだと、色々な味と色のラムネが出てくる絵本。
でも、この2つを合わせると知育になり、ビックリしました!!

読んで楽しい、食べて楽しいだけでは終わらず、ラムネの包装を使って工作を楽しむことができるのも特徴で、子どもがとても楽しんでいました。

工作をしたいがために、ラムネを要求されることも…。(春日井製菓さんの戦略にまんまとハマる我が子。笑)

おやつの時間をもっと楽しくするには、オススメのセットです!プレゼントにも良いと思います。

※我が子の場合ですが、絵本は、ラムネを食べたくなったり、工作したくなるので、歯磨き後のおやすみタイム向きではありません。
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なかなかよいと思う はじめてのバスは大冒険のはじまり  投稿日:2022/07/27
バスにのるひ
バスにのるひ 作: はせがわ さとみ
絵: nakaban

出版社: 絵本塾出版
人間にばけて、はじめてのバスに乗って、おじさんの家へと遊びに向かうきつねの子。
きつねだとバレないように、降りるバス停を間違えないように、さぁ、ドキドキの大冒険のはじまりです。

手には、おじさんからもらった木の実。
通り過ぎるバス停の数だけ食べると、降りるバス停がわかるという、大事な木の実です。
この木の実がとても美味しくて、最初は緊張していたきつねの子も徐々に気持ちが和んで…と思いきや、まさかの出来事が!!
これには、隣で聞いていた我が子の表情もみるみる曇っていきました。

どこで降りるか分からなくなってしまったきつねの子。不安でいっぱいの目の前に広がった海の景色には、思わず我が子も「うわぁーっ!」と声が出ました。
その後の展開にはホッとしたようで、「まさか、運転手さんがね?。(ニヤニヤ)」と。

最近、祖母とはじめてのバスに乗った我が子。緊張と、次々と変わる景色に、「ここは日本?」と聞いてきたそうです。電車でたった一駅分の短い距離ですら、日本ではない所に来てしまったと心配になったくらいですから、きつねの子にとっては本当に大冒険だったと思います。
そんなことを思い出しながら、きつねの子と一緒に大冒険できました。
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なかなかよいと思う 見も心も救うドーナツ  投稿日:2022/07/27
ドーナツペンタくん
ドーナツペンタくん 作: 柴田 ケイコ
出版社: 白泉社
キッチンカーで海水浴場にやって来たペンタドーナツやさん。
「海水浴場でドーナツ?売れるの?」という私の思いをよそに、意外にも 揚げたてドーナツに惹かれたお客さんが次々と。何なら隣の我が子も、どのドーナツにするか真剣に選び出し、「わたしはこれ!ママはどれにする?パパは?」と、家族分選びました。

すると、今度のお客さんは、自分の顔のドーナツを作ってほしいとのご注文。自信がなさそうなペンタくん、頑張って作るも……その形を見て我が子は大爆笑!!!
大喜びの我が子とは対照的にションボリ顔のお客さん。でも、ドーナツを食べればその味には大満足。「見た目も大事だけれど、やっぱり味が大事なのよ。だからママの料理も大目に見てね!」と、さり気なく母の気持ちも伝えておきました。

そんな美味しいドーナツを売るペンタくんには、もう一つの仕事があって…?!
ドーナツ愛あふれるペンタくん、応援したくなりました!
海水浴場でドーナツなんてと言って、ごめんなさい。見かけたら、ドーナツ買います!
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なかなかよいと思う 好奇心は冒険の始まり  投稿日:2022/07/23
アーサーと金いろのつな
アーサーと金いろのつな 作: ジョー・トッド=スタントン
訳: 河合 祥一郎

出版社: すばる舎
冒険をして世界中の不思議なものを集めるブラウンストーン一族。その最初の冒険者アーサーの物語です。

グラフィックノベル絵本ならではのポップな絵やコマ割り、物語のテンポの良さから、まるで色鮮やかなアニメーションを見ているかのよう。

北欧神話を知らない4歳の子どもでも、楽しんで聞いていました。
ばけものオオカミがアーサーの手を食べてしまったときは「あっ!」とドキドキ。
アーサーと一緒に冒険をする感覚で楽しめました。


いざという大冒険でも、日頃の好奇心による知識(おばあさんから聞いた話)と体験(普段の小さな冒険)は着実にアーサーの身になっていて、そこに勇気も加わり、大きく成長したアーサー。

周りからはどんなに変わっていると思われても、自分をつき動かす好奇心はとても大事!!
そして、好奇心はきっと生きるための何かに繋がっている。そんなことを改めて気付かせてもらいました。

子どもの好奇心は何でも応援してあげよう!

我が子の好奇心は、どんな冒険につながるかしら…今から楽しみです。
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なかなかよいと思う マルちゃんとおばあちゃんの絆  投稿日:2022/07/23
おてがみで あいましょう
おてがみで あいましょう 作: 木村 いこ 木村 セツ
出版社: 理論社
最近、保育園で毎日手紙を書いてきてくれる我が子。とびきりのお洒落をしたママの絵の隣りには、書き慣れない平仮名で一生懸命書いた「ままえ だいすき」の文字が。

“今しか書けないこの文字で、おじいちゃんやおばあちゃんにも手紙を書いてほしい!”と思い、この絵本を手に取りました。

ページをめくるたびに、マルちゃんとおばあちゃんの可愛らしい絵手紙のやり取りが見られ、お互いを思う二人の心の繋がりを感じます。
新聞ちぎり絵もとても素敵で、おばあちゃんがマルちゃんのことを思いながら心を込めて作ったことが伝わってきます。

実際に、作者は お孫さんのいこさん と おばあちゃんのセツさん ということに、とても驚きました。だからこそ、こんなに温かい絵本ができたのでしょう。

この絵本を読んで、子どもは早速、おじいちゃんおばあちゃんに手紙を書き出しました。
ポストに完成した手紙を入れる際、平仮名表とにらめっこして書いた文字と、時間をかけて塗った絵、そして想いが、届きますように…と願いを込めました。
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