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ヒラP21

その他の方・70代以上・千葉県

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自己紹介
子どもの通う小学校の読み聞かせをスタートに、絵本の世界に飛び込んだ私ですが、いつの間にか子どもは親離れ。
私だけが絵本の世界に残ってしまいました。
小学校、中学校での読み聞かせをベースに、障害者関連施設、高齢者福祉施設と新境地を開拓中です。

読み聞かせおすすめコーナー

公開

ヒラP21さんの声

11939件中 31 〜 40件目最初のページ 前の10件 2 3 4 5 6 ... 次の10件 最後のページ
ふつうだと思う いろんなことを考えました   投稿日:2024/09/04
ブレーメン通りのふたご
ブレーメン通りのふたご 著: 蓼内 明子
絵: 井田 千秋

出版社: フレーベル館
コンパクトな物語にしては、抱えているテーマが多くて、飛躍が多くて、少々疲れぎみでたどり着いた最後にあれこれが集約されているような物語でした。
マキとカツラの双子の姉妹関係。
どうして両親は不在なんだろう。
不思議な双子ユニットのまりえり正体。
雑然と話が進んでいくので、多少消化不良な読後感です。
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自信を持っておすすめしたい 俗っぽいえんまさまです   投稿日:2024/09/04
おひゃくしょうとえんまさま 中国民話
おひゃくしょうとえんまさま 中国民話 著: 君島 久子 佐藤 忠良
出版社: 福音館書店
地獄の門で死後の世界を振分けているのが閻魔大王かと思ったら、なんとも強欲で俗っぽい閻魔さまです。
一番ケチだと狙われたお百姓もいい迷惑です。死んでもいないのに生き地獄に陥れようという、閻魔大王に腹を立ててしまいました。
ところで話は意外な方向に向かいます。閻魔大王と一緒の堂に住んでいる堂守がとても良い人でした。
堂守から話を聞いたお百姓は、閻魔大王の念じた魔法を逆手に取って、次々と大収獲を続けるのです。
すっかり大金持ちになったお百姓は、閻魔大王にお供えをするのでしょうか。
こんないい加減な閻魔大王なんて祀らなくても良いと思うのですが。
地獄の沙汰も金次第?
何を現世で見苦しい。
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自信を持っておすすめしたい 都会の神聖な森   投稿日:2024/09/04
ぼくのひみつのともだち
ぼくのひみつのともだち 作: フレヤ・ブラックウッド
文: 椎名 かおる

出版社: あすなろ書房
この絵本を見て、なぜか明治神宮外苑の再開発による森の伐採を連想してしまいました。
ビルが立ち並ぶ街の中で、小鳥や動物たちがいる森があるなんて、なんと素晴らしい事でしょう。
もちろんそこにはゾウやキリンや、動物園でしかお目にかかれない生きものはいません。
でも少年は、木々にゾウや様々な動物をイメージして大切に思い、むしろ敬愛する秘密の友だちだと思っているのです。
ある日その森は伐採されることになりました。
友だちを失いたくないという、少年の木々を守りたい一念が奇跡を起こしました。
木々が動物の形のままで歩き出したのです。
木々は安全な場所に収まりました。
でも、これはハッピーエンドではなくて問題提起です。
いきなり木が移り住んできたら、困ることもあるはずです。
これでは木々が去った後、やっぱり森はなくなり家が建つのです。
大人としてはそこまで考えないと、この絵本を読んだことにならないような気がしました。
自然はたやすく元には戻れません。
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自信を持っておすすめしたい ジェンダー平等ということ   投稿日:2024/09/03
SDGsのきほん 未来のための17の目標 ジェンダー 目標(5)
SDGsのきほん 未来のための17の目標 ジェンダー 目標(5) 著: 稲葉 茂勝
監修: 渡邉 優

出版社: ポプラ社
ジェンダーの問題というと、LGBTQの話という先入観があったので、根本的な男女平等の話と知って、内容的に腑に落ちました。
男尊女卑の意識はないにしても、性差による分担意思は歴史の中で培われてきてしまいました。
女性の社会進出には多いに賛成ですが、男として見てしまう所に、同一意識に欠けるところがあるのかも知れません。
反省。
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自信を持っておすすめしたい オチが素晴しい   投稿日:2024/09/03
やぎのはかせのだいはつめい
やぎのはかせのだいはつめい 作・絵: 槇 ひろし
出版社: 福音館書店
一本の樹を、まるまる有効活用できるように、切り分けていく機械とはなんと素晴らしい発明でしょう。
樹から取れる材料、原料、副産物と、無駄なく切り分けていく中で、木の繊維質までは考えが及びませんでした。
それにしても最後にでてきたのは1本のつまようじとは、やぎのはかせのユーモア感覚は抜群です。
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自信を持っておすすめしたい 願いを込めた交響詩   投稿日:2024/09/03
空気を変える 地球で生きつづけるために、今わたしたちができること
空気を変える 地球で生きつづけるために、今わたしたちができること 作: デビ―・リヴィ
絵: アレックス・ボーズマ
訳: 宮坂 宏美

出版社: あすなろ書房
カバーを見て、まず重厚な感じがしました。
科学絵本でありながら、知識を押しつけず、願いを込めたような展開です。
現実的な部分と、自然の力を大きく見せている所に、シンフォニックな感じがしました。
多分、地球温暖化の脅威については、誰もが「漠然と」認知しているのです。
認知していながら、積極的に動かないのは、目先のことに追われ、問題を先送りしようという他力本願のような心理構造があるのです。
そんな時に、救いの道を示されるのは大きなことです。
人類が破滅した後は、海藻と自然だけの地球になってしまうのかとも思いました。
マイナス思考で考えるよりも、プラス思考で考えることを学びました。
取組みは個人レベルではなくて、もっと大きなところの判断でしょうか。
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なかなかよいと思う 気持ちを伝える大切さ   投稿日:2024/09/02
いやっ!といえないノニ
いやっ!といえないノニ 作: ヘザー・ハート=サスマン
絵: ジュヌヴィエーヴ・コテ
訳: くまがい じゅんこ

出版社: サイエンティスト社
本当は「いや!」と言いたいのに、「いいよ」といってしまうノニは、嫌な思いをいっぱいしているようです。
さり気なく本当の気持ちを言えれば良いと思いますが、怒りを込めて「いや!」と叫んだことには、ちょっとわだかまりがあります。
以前は「いや!」と言えていたノニが、スージーに対しては言えません。
子どもどうしの力関係が感じられました。
でも、本当の気持ちでつきあえるのが、友だちですね。
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自信を持っておすすめしたい 重くて爽やかなお話でした   投稿日:2024/09/01
ずっと見つめていた
ずっと見つめていた 著: 森島 いずみ
絵: しらこ

出版社: 偕成社
化学物質過敏症とはどのようなものなのでしょう。世の中には様々なアレルギー症を持つ人がいて、大変に神経を使い苦労している人がいるのは知っていますが、そのために環境の良い所に移り住みというのはすごい決断です。
その上心機一転レストランを始めることにしたものの、村という閉鎖社会では簡単に受け入れてもらえません。
これだけ重いテーマを抱えながら、この小説は爽やかです。
それは、都会から移り住んだ少年の新鮮な気持ちと、少年時代という純粋な視点で描かれているからでしょう。
ちょっとしたドラマの後で、どことなく心地よく終わるお話の展開に、重い要素は薄らいでしまいました。
きっとこれからの大変さを語る前に、余韻を残して終らせたのです。
でも、これからも進んでいけそうな、あっけなさではありました。
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自信を持っておすすめしたい 子どもの気持ち、大人の気持ち   投稿日:2024/09/01
みけねえちゃんに いうてみな
みけねえちゃんに いうてみな 著者: 村上 しいこ
絵: くまくら珠美

出版社: 理論社
モノクロームの絵がカラーに変わる時、問題が解き明かされる時、児童書なのに大人的な感動をしてしまいました。
1年でご主人と別れてしまったシングルマザーは、子どもにはフタをしておきたいことってあるのですよね。
発端は子どもの名前の由来でした。
小学校でありがちな宿題です。
本当は割り切って教えてあげれば良かったんですよね。それがたとえ別の形であっても。
子どもに不信感を与えるのは禁物です。
親子のコミュニケーションで困った時、みけねえちゃんのような存在があったら良いですね。
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自信を持っておすすめしたい 考えることはいろいろ   投稿日:2024/09/01
まだかんがえるカエルくん
まだかんがえるカエルくん 作・絵: いわむら かずお
出版社: 福音館書店
カエルくんは哲学者なのでしょうか。
考えることはいろいろですが、「道」とか、「好きなもの」とか、「心のこと」とか、さりげないけれど、掘りさげていけば様々に拡がっていく課題ばかりです。
淡々と描かれているけれど、脈絡もなく続いていきそうな絵本でした。
時間と気持ちにゆとりがある時に、じっくり眺めたいと思います。
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