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世界の国からいただきます！（徳間書店）

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本！

ヒラＰ２１

その他の方・70代以上・千葉県

自己紹介: 子どもの通う小学校の読み聞かせをスタートに、絵本の世界に飛び込んだ私ですが、いつの間にか子どもは親離れ。
私だけが絵本の世界に残ってしまいました。
小学校、中学校での読み聞かせをベースに、障害者関連施設、高齢者福祉施設と新境地を開拓中です。

読み聞かせおすすめコーナー

ヒラＰ２１さんの声

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なっちゃんの心　

投稿日：2015/08/18

なっちゃんときげんのわるいおおかみ
	作: 香坂直絵: 垂石眞子出版社: ポプラ社

風邪をひいてお留守番することになったなっちゃん。
それほど具合が悪いのでなかったら、不満不機嫌はよくわかります。
でも心の中におおかみを飼っていたなんて、なっちゃんも大変です。
理性がおおかみを退治してくれたけど、スリリングな展開でした。

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この話は知りませんでした　

投稿日：2015/08/18

いのりの石
	文: こやま峰子絵: 塚本やすし出版社: フレーベル館

広島は路面電の街だからこそのエピソードのように思います。
あの原爆に敷石は耐えられたけれど、その上で地獄のような悲惨なことが起こったのです。
その敷石を平和のシンボルにしようと、石に様々な風景が描かれてきます。
その石が、外国に平和を訴えるための使者となります。
内容は素晴らしノンフィクション絵本ですが、絵にあまり緊張感がないのが残念。

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６歳になったら　

投稿日：2015/08/17

アントニーなんかやっつけちゃう
	作: ジュディス・ヴィオースト絵: アーノルド・ローベル訳: 渡辺茂男出版社: 文化出版局

お兄ちゃんにやられっぱなしの坊やの夢は、お兄ちゃんに仕返しをすること。
想像する武勇伝は、勝ち気な弟気質そのものです。
でも、お兄ちゃんのアントニーは何歳？
６歳だったりしないよね。
弟くんは何歳だろう。
忘れていけないのは、お兄ちゃんと同い年になることも、お兄ちゃんより年上になることもありえないってこと。
そう考えると泣きたくなっちゃうから、やっぱり夢の中でもお兄ちゃんをやっつけちゃおうか。

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おやすみ体験ツァー？　

投稿日：2015/08/17

あと10ぷんでねるじかん
	作・絵: ペギー・ラスマン訳: ひがしはるみ出版社: 徳間書店

あと10分で寝る時間だという坊やのところに押しかけたハムスター集団。
寝る準備を手伝っているとはとうてい思えないにぎやかさですが、坊やも楽しんでいるようです。
まとめ役のハムスターの奮闘ぶりも可愛いのですが、好き勝手しほうだいのハムスターたちにいろんな発見があって、眠るどころではなくなりました。
おやすみ前の読み聞かせには合わない絵本ではあります。

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普通が一番　

投稿日：2015/08/17

ぶたのしあわせ
	作・絵: ヘレン・オクセンバリー訳: 矢川澄子出版社: 文化出版局

ぶたの夫婦の夢もよくわかるけれど、慣れない生活はやっぱり無理がありますね。
自分がみた夢も合わせて考えてしまいました。
でも、ぶたさんたちのふだんの生活にしても、ずいぶんと恵まれているように感じましたけど…。

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プロモーション絵本　

投稿日：2015/08/16

案山子
	作: さだまさし絵: 小泉るみ子出版社: サンマーク出版

NHKのドラマを見ていて、何となくさだまさしの作品を漁っていたら見つけた絵本です。
「案山子」という歌は大好きなのですが、絵本を見て、味わいの深さを再認識しました。
歌詞のイメージを絵にして違和感がないのは、この歌を小泉さん自身が自分のものにしているからでしょうか。
たぶん、さだファンにしか響かないのが残念です。

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カンガルーにポケットがなかったら　

投稿日：2015/08/16

ポケットのないカンガルー改訂版
	作: エミイ・ペイン絵: H．A．レイ訳: 西内ミナミ出版社: 偕成社

子どものためには、カンガルーにとってポケットはなくてはならないものです。
そのポケットがないとしたら、どのように子育てしたら良いのでしょう。
いろんな動物たちの子育てを画きながら、ポケットがないカンガルーのケイティの解決策を探っていく、ユーモラスでハートフルな作品です。

でも、ポケットを持っていないということを、重大な身体障害と考えたらどうでしょう。
ケイティにとって深刻な問題に違いありません。
ケイティが明るくいられるのは、そんなケイティを包み込む共生社会がそこにあったからです。
それだから、ケイティは前向きなのです。

人間社会に置きかえて、大人目線で見直してみたら、とても考えさせられる絵本です。

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花を愛でる老人　

投稿日：2015/08/16

花仙人中国の昔話
	著: 松岡享子絵: 蔡皋出版社: 福音館書店

奥さんを亡くして独り暮らしの秋先は、花をまるで自分の奥さんのように大切にしていました。
変わり者のような生活が、邪心溢れる荒くれ張委によって踏みにじられます。
欲の固まり張委と無欲な秋先の対比が、悪と正義構造になっています。
花の精の登場が、中国らしいと思います。
言われない罪で断罪されそうになった秋先ですが、自身仙人になれて幸せだったと思います。
松岡享子さんの思い入れの込められた再話です。

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なんという猫でしょう　

投稿日：2015/08/16

ふとっちょねこ
	作・絵: ジャック・ケント訳: まえざわあきえ出版社: 朔北社

表紙の絵とタイトルからは想像できない悪猫物語です。
なんでもかんでも呑み込んで、どんどん大きくなっていく猫のお腹。
とってもブラックなのに、コミカルな絵なので、とてもドライな感じで、楽しめてしまいました。
最後に、絆創膏をお腹に貼って普通サイズになった猫が可愛いのが、悪い夢でも見ていた感があって、良かったです。
よくもお腹に色々と入りましたね。

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ゴロゴロの進化　

投稿日：2015/08/16

たとえば、せかいがゴロゴロだったら
	作: 高畠那生出版社: 講談社

みんなそろってゴロゴロしていたら、だらけた生活になるような気がするのですが、この絵本に描かれているのはただのゴロゴロではありません。
ゴロゴロは進化し、エクササイズにもなっているではありませんか。
みんなそろって苦労しそうな島ではありますが、疲れをとるためのふとんの開発など、立ち上がるためのアイテム、結構だらけた気持ちを引き締めてくれるところもあるような、ないような。
高畠さんにかかると、生活にいろんな発見があります。

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