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日本語のごろ合わせの妙と懐かしい画風
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投稿日:2009/12/14 |
小学4年生のクラス30人ほどの読み聞かせで読みました。古風な気もする正統的な絵が魅力で手にとりました。「あいうえお」の語呂合わせで展開する、アイウエ王国とカキクケ公国との戦いの物語です。戦いと言っても、「マミムメ猛」という猛獣型の戦車や、「ハヒフヘ法」という戦法(?)が出てくるなど、懐かしい感じの語呂合わせが笑わせます。語呂合わせそのものは、1、2年生向きかも知れません。
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秀逸な寓意
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投稿日:2009/12/14 |
小学3年生の読み聞かせで、大変好評でした。「せんそうの話をします」と前置きして読んだのですが、そのときは、「ちょっと怖い」という感想を漏らした子供たちが、読み始めると大笑い。「せんそう」の持っている愚かさというよりもこっけいな部分を、あますところなく表現していると思います。読み終わったら、「せんそうの話じゃなくて、せんとう(銭湯)のお話だね」という、抜群のオチをつけてくれた子供もいました。
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読み聞かせ向きの物語
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投稿日:2009/11/02 |
20人弱の小学4年生のクラスで読み聞かせました。実際は、「ぼくがラーメンたべてるとき」を読みきかせたくて、いきなりそれからでは難しいと思い、導入のためにこれを読みました。結果的には、子供たちにとっては、「ひみつのカレーライス」の方が、素直に楽しめる作品でした。導入からオチまで、ごく正統的な構成です。絵も、ちょっとレトロな感じが、親しみ安さを覚えます。カレーライスへの期待感、あんなカレーライスがあったらいいな、と思わせる質感、読後にもわくわくさせるエンディング。当初、4年生には物足りないかな、とも思ったのですが、純粋に楽しんでくれたと思います。
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大人が受けた衝撃をどう子供に伝えるか
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投稿日:2009/11/02 |
書店で手に取ったとき、とても強い衝撃を感じました。「これを読みきかせたい」と思ったのと同時に、「子どもたちにわかってもらえるだろうか?」という気もしました。「ひみつのカレーライス」を導入部にして、「食べ物」をテーマにした読み聞かせ、というつもりで、この本も読みましたが、小学校4年生の子供たちには、やや難しかったかも知れません。20人程度を相手にした「読み聞かせ」には、そもそも向いていないかもしれません。ただ、この本がもっているであろうメッセージ、「自分と同じ時代に生きている同世代の子供たちが、働いたり、物を売ったり、あるいは傷つき、倒れているかもしれない」ということを語り合う上で、とてもよい入口になると思いました。今度は、小学1年の息子を相手に読んでみようと思っています。
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わたしの読み聞かせデビュー本です
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投稿日:2009/10/08 |
息子(小学1年)の学校の、絵本の読み聞かせボランティアとして、初めて息子のクラス(10数人)で読んだのがこの本です。
朝、始業前の15分という限られた時間の中で読みきるために、何度か練習しましたが、「読み聞かせのノウハウ」のようなものはまったくわからないの、「良い読み手」であったかどうかわかりません。ただ、表紙の、主人公「チコ・ボンボン」の絵を見たとたん、子供たちは歓声を上げてくれました。比較的最近出版された本でないと、なかなか興味しんしんという反応は得られないと予想していましたので、その点は成功だったと思います。こまごまと読むというよりは、絵をざっくりと語る、というスタイルに向いていると思います。それで内容は理解できますし、吹き出し風のセリフや書き込みは、子供たちが実際に手にとって見た方が面白いと思いました。読み聞かせで終わるのではなく、玩具のように手にとって見たくなるような、賑やかな絵本です。腑に落ちる教訓があるわけではありませんが、ちょっとした工夫と勇気で、何でも出来てしまうチコ・ボンボンのようなキャラクターは、小学校1年生くらいの子供たちには身近なようです。逆にいうと、少し成長の早い子か、もっと高学年だったら、少々物足りないかもしれないと思いました。
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