手紙 ~親愛なる子供たちへ~
自分の親が何度も同じ話をすることに嫌気がさすことがあるでしょう。
でもその親は、自分が子どもの頃、何度も何度も同じ絵本を読んでくれたのです。
そう思うと、せつない想いで涙がこみ上げてきます・・・。
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こんにちは、絵本ナビ事務局長のカナガキです。
いつも絵本ナビShopをご利用いただきましてありがとうございます。
今日はみなさんに、僕が涙した本をご紹介しに登場しました。
(すでに話題に火が付いて、品切れの書店が続出しているようですが、
絵本ナビShopでは(数十冊ですが)確保できたようですのでご案内します)
最近、パパ仲間のメーリングリストで話題になっている詩があります。
ご存じの方も多いかと思いますが、「手紙 ~親愛なる子どもたちへ~」という、
作者不明のポルトガル語の詩をもとにしたもので、
年老いた親から子どもたちへあてたメッセージです。
冒頭のくだりは、その詩の中で僕が胸を打たれたところ。
年老いた親が何度も同じ話をしてしまうことを、
子どもの頃同じ絵本を何度も繰り返し読んでとせがんだ、
そのことと対比させて語られているのです。
原文を抜粋してご紹介したいところなのですが、CDになっている歌の
歌詞でもありますのでそうもいかず・・・歯がゆい思い。
でも公式サイトではなんと気前よく全文を公開していますので、
その詩を読むことが出来ます。
>>>こちら
この詩に、情景に合った写真をあわせて書籍化したものがこちらです。
詩はサイトで読めてしまうのですが、心に響いた方は本を手に入れるといいですよ。
↓
「手紙 ~親愛なる子供たちへ ~」
紹介文にはこんなふうに書いてあります。
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年老いた私がある日今までの私と違っていたとしても、どうかそのままの私を理解して欲しい。---------------------
人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい。
やがては老いを迎えるこの星の住人より、万感の思いをしたためた魂の言の葉。
この詩は歌になり、CDになっています。これがまた泣けます。
(残念ながらCDは絵本ナビShopでは取扱いありません)
さて、この詩、この本は絵本ではありませんが、この本と同じように胸を打ち、
泣ける絵本があります。
◆『ちいさなあなたへ』は、生まれてきた子どもが成長して、
いつか自分から離れていくことに想いを馳せた作品。
「全米の母親が号泣」したというこの絵本、もちろん日本の母親の涙を誘っています。
◆『子どもたちの遺言』は、子どもたちの想いを「遺言」と題して
谷川俊太郎氏が綴る詩と写真の絵本。
特に、冒頭で新生児からのメッセージとして語られる「生まれたよ ぼく」
には、大人のみなさんは胸がつまることでしょう。
◆そして、『ちいさなあなたへ』→『子どもたちの遺言』→『手紙~親愛なる子供たちへ~』
という流れの最後は、やはり『千の風になって』ではないでしょうか。
絵本版や、いわさきちひろさんのイラストを合わせた本も出ています。
いかがでしたか?
最後に絵本ナビの人気コーナー、「ママが泣ける絵本」ページをご紹介しておきます。
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母親になって、はじめてわかったことがたくさんあります。
母親だから、涙溢れる。日々の苦労を、涙が押し流してくれる。
生まれてきたことに心から感謝したくなる、そんな絵本をご紹介します。
>>>ママが泣ける絵本
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最後まで読んだいただいてありがとうございました。
また気まぐれにメールマガジンに登場しますので、次回もお楽しみに。
ではまた!