くまちゃんは、おきにいりのバスで、おでかけです。
ぶううん ぶううん
バスは走って、おやまをのぼります。
がんばれ がんばれ
おやまのてっぺんには、とっておきの楽しみが待っているんです。
それはね・・・?
パパの大きな体でバスを走らせるくまちゃん。
くまちゃんを見守りながら、とびきり楽しい遊びにつなげちゃうパパ。
くまちゃんの無邪気な表情からは、楽しいと大好きと安心があふれていて、
ふたりはいつもこうやって遊んでいるんだな、と感じられる幸せな時間が流れています。
体を使った遊びも、パパならでは。
読んでいる子は、同じようにパパと遊びたくなること間違いなし!
作者は、『やまねこのおはなし』(イーストプレス)や『ゆき』(ほるぷ出版)など、数々の人気絵本を手がける、きくちちきさん。『しろねこくろねこ』(学研)で、ブラティスラヴァ世界絵本原画展「金のりんご賞」を受賞しています。
この絵本は、受賞日と同じ日に誕生した息子さんとの日々から生まれたのだそう。
さいごは「パパ もう いっかい」。
のびのびと自由な筆のタッチが気持ちよい、パパと子どものふれあい絵本です。
同時発売の『パパおふろ』もあわせてどうぞ。
(掛川晶子 絵本ナビ編集部)
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