期間中、新規にご投稿いただいた方で、掲載条件を満たした方すべてに、通常の掲載ポイント20ポイントに加え、ボーナスポイント80ポイントを付与します。
誰もが知っている童謡『どんぐりころころ』。子どものころ、歌い終わるといつもどんぐりの行く末が気になりました。最近になって再びそのことが思い出され、それなら私が作っちゃえ、とばかりにお話を書かせていただくことになりました。
いろいろと調べてみると、同じように感じたかたがいらっしゃるようで、歌の続きが存在することを知りました。荒木とよひさ氏による3番は、母さんどんぐりがやってきて、どじょうにお礼を言って連れ帰り、4番は再び転がってどじょうのところに遊びにいくという内容。また岩河三郎氏によるものは、リスにおんぶされて山へ帰るというもの。他にもハトによるものなど、いろいろあるようです。多くの人がなんとかどんぐりをお山に返してやりたいと願っているのだと知り、がぜん使命感に燃えました。
そしてできたのがこのお話です。曲にのせて歌いきってみてください。その先の歌はみなさんにお任せします。おもしろいものができたら、ぜひ送ってくださいね!
-
どんぐりころころ おやまへかえるだいさくせん
作・絵: スギヤマ カナヨ
出版社:赤ちゃんとママ社
税込価格:1,320円どんぐりころころ どんぶりこ〜
おいけにはまって さあたいへん♪
だれが読んでも、すぐにメロディーまで思い出すのではないでしょうか。
もちろん、これは童謡『どんぐりころころ』です。
この歌には2番まであります。覚えていますでしょうか。
そう、最後はどんぐりが「お山が恋しい」と泣いてどじょうが困って終わっているんですよね。
「その後、どんぐりはどうなったんだろう・・・。」
歌い終わるといつもどんぐりの行く末が気になっていたというのが、絵本作家のスギヤマカナヨさん。
最近になって思い出し、それなら私が作っちゃえ、と誕生したのがこの絵本なのだそうです。なんて面白い発想!!同じ気持ちだったという子がいたら、こんなにすっきりすることはないですよね。
さて、絵本の方はどんぐりとどじょうがお池の中で出会うところから始まります。 その後、やっぱりお山に帰りたいと泣くどんぐりを見て、たくさんのお池の仲間がやってきます。どうしたらお山に帰れるのでしょうか。そこで、みんなでかついで泳ぐとどんぐりは無事に池のふちまでやってきます。すると今度は、かえるがどんぐりをおんぶをしてお山を探しに出かけます。そこで見つけた小さなお山。でもちょっと小さいような・・・?
この後も、さらにさらにどんぐりの冒険は続きます。出会う動物も移動距離もどんどんダイナミックになりながら展開していきます。そして、気になる最後の最後は?
あらためて読むと、どんぐりの運命ってすごい。自然界のたくさんの生き物たちを、その身をもってどんどんつないでいきます。そんなお話が全部、みんなの知っている『どんぐりころころ』のメロディーにのって進んでいくんです。要するに、ぜーんぶまるごと歌えちゃう絵本なのです。
さあ、さっそく深呼吸して、みんなで最初からうたってみませんか!
応募ルール
募集期間 | 2015年7月16日(木)0:00〜2015年8月12日(水)23:59 |
---|---|
募集内容 | 『どんぐりころころ おやまへかえる だいさくせん』のレビュー(感想、エピソード) |
応募方法 | このページの「この絵本のレビューを書く」ボタンか、作品詳細ページからご応募ください。(投稿は1作品に付き、お一人様1回限りです) |
発表について | 2015年8月中旬を予定 入賞レビューの発表は、絵本ナビのこのページで行います。入賞レビューを投稿してくださったご本人様には、絵本ナビ事務局から直接メールでもご連絡致します。 |
注意事項 | ※関係者のご応募はできません。 ※投稿後、掲載後のレビューの再投稿も受付けますが、再投稿の場合はポイント付与の対象とはなりませんのでご注意ください。 |