絵本ナビホーム  >  レビューコンテスト   >  宇宙のすがたを解明?!めくって楽しむしかけ絵本『宇宙のすがたを科学する』みんなの声大募集!

宇宙のすがたを解明?!めくって楽しむしかけ絵本『宇宙のすがたを科学する』みんなの声大募集!

日本のみなさんへ!

Q:この本を作ろうと思ったきっかけはなんですか?
長い科学の歴史の中で、宇宙という目に見えないものを想像する人間の能力に魅了されたからです。また、夜空の美しさや夜の静かさが好きだったことも動機の一つです。

Q:この本を作る上で、工夫したことや苦労したことはなんですか?
この本を作ろうと思ってから、私はたくさんの本を読んで情報を整理し、文章を書き、絵もすべて自分で描きました。科学の歴史を楽しく探検する自分なりの方法も見つけたのですが、そこには数多くの困難がありました。例えば、本というものは動きのない2次元の世界です。その中で3次元や9次元、12次元の宇宙や無限の空間をどのように表現すればよいのでしょう? しかも現代の宇宙論では、想像図を描こうとすること自体が果敢な挑戦なのです。また、別の困難もありました。それは現代宇宙論の中で、想像に留まっていることとすでに理論化されていることを区別することです。幸いにも、フランスの宇宙学者ジャン・フィリップ・ウザンが私に協力をしてくれました。

Q:読者にはどういうところを見てほしいですか?
古代ギリシア時代から現代の宇宙論者に至るまでの私たち人間が生み出したアイデアの素晴らしさを感じてほしいです。もう一つは人間の謙虚さです。2600年もの間に、私たちの宇宙に対する理解は深まりました。宇宙がとてつもなく巨大であることを知った今、私たちは砂の一粒にすぎないのです。

Q:日本の読者にメッセージをお願いします。
私は10歳の頃から日本文化が大好きで、自分の本が日本語に翻訳されることはとても嬉しいです。ありがとう!

賞品

宇宙のすがた賞

著者サイン本  2名様

著者サイン本を2名様にプレゼントします!

絵本ナビ賞

期間中、新規にご投稿いただいた方で、掲載条件を満たした方すべてに、通常の掲載ポイント20ポイントに加え、ボーナスポイント80ポイントを付与します。

期間中、新規にご投稿いただいた方で、掲載条件を満たした方すべてに、通常の掲載ポイント20ポイントに加え、ボーナスポイント80ポイントを付与します。

※絵本ナビポイントは1ポイント=1円として、絵本ナビのお買い物にご利用いただけます。
※ポイントについてさらに詳しく知りたい方は「よくあるご質問」をご確認ください。
※絵本ナビポイントは応募期間終了後に加算いたします。
プレミアム会員ならさらに100ptゲット!
プレミアム会員は、レビュー投稿ポイント・レビューコンテストポイントが2倍になります。(※初回掲載ポイントは2倍ではありません)
レビュー投稿前にぜひプレミアムサービスにご登録ください♪
プレミアムサービスのご登録はこちら

対象作品

  • 宇宙のすがたを科学する

    • ちょっとためしよみ

    宇宙のすがたを科学する

    著: ギヨーム・デュプラ
    訳: 渡辺 滋人
    出版社:創元社
    税込価格:3,080円

    宇宙って風船みたいに丸い?
    それともクレープみたいに平たい?
    古代ギリシア人の考えた宇宙ってどんなの?
    アインシュタインの目には宇宙はどんなふうに見えてたの?
    コズミックウェブ(宇宙のクモの巣)ってどういうこと?
    多元宇宙ってどんな姿をしているの?

    古代や中世の学者から、コペルニクス、ガリレイ、ニュートン、アインシュタイン、そして現代の宇宙観や最新の宇宙理論まで、これまで私たちはどんなふうに宇宙の姿を描いてきたのか、そして描いていくのでしょうか?

    著者のギョーム・デュプラは科学の歴史を丹念に調べ、さまざまな宇宙の想像図を集め、この本の中で紹介しています。

    難しい考えをわかりやすく伝えるために、科学者はいろいろなイメージを用いて説明をします。膨張する宇宙を風船にたとえたり、宇宙の構造をスポンジを使って説明したり、多元宇宙の姿を泡の様子で表そうとしたり。

    宇宙の姿を解明するという壮大なチャレンジに挑んだ人類の軌跡が、味わい深いイラストを通してわかる学習しかけ絵本。親子でいっしょに楽しめる一冊です。

ねこよんよんさん

40代 ママ 佐賀県

 

宇宙のすがた

これまで宇宙に関する絵本や図鑑をいろいろとみてきました。 その中でもこの本は時代や文化の違いで宇宙がどのように考えられてきたか、人間が宇宙についてどう考えていたかを学ぶことができる数少ない絵本に感じ・・・続きを読む

押し寿司さん

60代 じいじ・ばあば 愛知県

 

宇宙

先日孫たちと、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館に日にちをかえて2回も訪れました。折角行ったのに2歳の孫を追いかけるだけでじっくり観回れなかったので、この本に出会ったことで嬉しくなりました。じっくりと宇宙・・・続きを読む

Tamiさん

40代 ママ 千葉県

 

息子の興味のど真ん中。

小3の息子が、最近一番面白かったと言って、 今年の夏は、「地球の形を哲学する」で読書感想文を書きました。 感想を要約すると、 「昔の人は地球は平面で、亀や象の上に乗っていると考えていたなんて、な・・・続きを読む

ママのプーさんさん

30代 ママ 千葉県

 

宇宙の不思議がイメージできてすごい

宇宙に興味を持ち始めた息子が 宇宙についての本を読むことがありますが、 他の本では、説明が多くて分かりづらかったり、 イラストが簡単すぎてイメージしづらかったりしました。 この本は面白いで・・・続きを読む

ゆうちょさんさん

60代 じいじ・ばあば 神奈川県

 

不思議な世界を夢見る気分になりました

まず、この本を手にした理由は表紙の斬新さです。 いろいろな形の不思議な絵が眼に入りました。 自然に手にしてしまい、中をのぞいてみると、 むかしのひとが考えた宇宙のことで、ううんと 頭をかか・・・続きを読む

一覧を見る

応募ルール

募集期間 2018年11月22日(木)0:00〜2018年12月19日(水)23:59
募集内容 『宇宙のすがたを科学する』のレビュー(感想、エピソード)
応募方法 このページの「この絵本のレビューを書く」ボタンか、作品詳細ページからご応募ください。(投稿は1作品に付き、お一人様1回限りです)
発表について 2019年1月上旬を予定
入賞レビューの発表は、絵本ナビのこのページで行います。入賞レビューを投稿してくださったご本人様には、絵本ナビ事務局から直接メールでもご連絡致します。
賞品発送は、コンテスト終了後1ヶ月を目処に当選者さまに郵送いたします。
注意事項 ※関係者のご応募はできません。
※投稿後、掲載後のレビューの再投稿も受付けますが、再投稿の場合はポイント付与の対象とはなりませんのでご注意ください。

対象作品

著者情報

  • ギヨーム・デュプラ

    ギヨーム・デュプラは古今の宇宙のイメージ・宇宙観を研究しているイラストレーター。10年以上に渡り、科学史・神話・文化人類学・宗教分野から物語や宇宙図を探し求め、収集している。 科学と芸術の境界に立って想像力と表現力をもとに、忘れられた宇宙観、正しく理解されていない宇宙像を取り上げ、自ら描きながら、多様な試みを通じて万人向けに紹介している。 これまでの4つの著作でその歩みをたどると、まず諸文化の宇宙認識に関する『さまざまな世界、神話と宇宙図』2006、続いて『地球のかたちを哲学する』2008(邦訳は西村書店2010)、3冊目は天に目を向けた『コスモス――天空の歴史』2008。 4作目の『動物めがね』では、人間と動物の視覚を比較するという独特の方法を用いて周囲の世界のとらえ方を研究している。近年はアニメーションフィルムのために、世界観の科学史的考証などに関わっている(映画『地球のかたち』2010、『ヤコル、世界の記憶』2012)。 2014年には、デュプラの研究とイラストをもとにしたゲーム用のマシーン“コスモトロン”が、ヴォー‐アン‐ヴラン(ローヌ県)のプラネタリウムに設置された。コスモトロンは天地創造をテーマにした幅広い年齢層向けの双方向型ゲーム機。

  • 渡辺 滋人

    京都大学文学部仏文科卒。学習塾で小・中・高生に英語・数学などを長年にわたって指導。訳書に『親子で学ぶ数学図鑑』(創元社)などがある。

全ページためしよみ
年齢別絵本セット