この本の大きな楽しみのひとつは、読んだ後にあります。「もしきみがシンデレラなら?」そんな問いかけが本の最後には待っています。お子さま自身が「もし自分なら…」を考える。たとえば継母と最初に会ったときとき、舞踏会に出かけたとき、ガラスのクツが脱げたとき、自分ならどんな気持ちになるだろう。
もちろんそこに無二の正解はありません。作品の中に身を置いて、そこに現れる「心」や「行動」を自由に考えてみる。それは、想像力を遠くのびやかにし、そして自分以外の誰かを思う繊細な心配りを育みます。
絵は人気イラストレーターの柴田ケイコさん。独特の鮮やかな色づかいと、ぬくもりにみちた美しいタッチで、シンデレラの視界が展開されてゆきます。ひとつの物語、ひとつの絵本が、お子さまの豊かな滋養となりますように。
期間中、新規にご投稿いただいた方で、掲載条件を満たした方すべてに、通常の掲載ポイント20ポイントに加え、ボーナスポイント80ポイントを付与します。
※ポイントについてさらに詳しく知りたい方は「よくあるご質問」をご確認ください。
※絵本ナビポイントは応募期間終了後に加算いたします。

プレミアム会員は、レビュー投稿ポイント・レビューコンテストポイントが2倍になります。(※初回掲載ポイントは2倍ではありません)
レビュー投稿前にぜひプレミアムサービスにご登録ください♪
プレミアムサービスのご登録はこちら
-
シンデレラが語るシンデレラ
絵: 柴田 ケイコ
文: クゲユウジ
出版社:高陵社書店
税込価格:1,100円もしあの童話の主人公が自らの口で語ったら。「シンデレラが語るシンデレラ」は、前作・桃太郎に続く「1人称童話」のシリーズ二作目です。 「昔々あるところに…」でおなじみのスタンダードな昔話は、決まって3人称、いわゆる「ナレーション」でえがかれています。3人称から1人称へ。客観から主観へ。このシリーズでえがかれるのは、主人公の「たとえば」の胸の内。シンデレラは何を思い、何を見つめ、何を求めていたのだろう。主人公視点で物語を体験する1人称童話は、つまるところ「まなざしと気持ちの絵本」といえるのかもしれません。
miki222さん
30代 ママ 千葉県
シンデレラは一人称に不向き?
一人称シリーズの前作「桃太郎」がとても斬新で面白かったので、期待して手に取りましたが、思った程は気持ちが盛り上がりませんでした。 理由の一つは、お話の体質による物だと思います。 桃太郎の場合、強く・・・続きを読む
みいのさん
50代 ママ 東京都
無難
よく知っているシンデレラとかけ離れた、奇をてらったお話を予想していましたが、思ったより無難なフツーのお話でした。シンデレラが語るよりも、まま母やお姉さんたちの立場から描いたお話だったら、面白かったかな・・・続きを読む
さみはさみさん
40代 ママ 東京都
好みではないかな
息子たちはシンデレラには興味なさそうだったので、私一人で読みました。 有名な話を違う立場から描いた試みを最近よく見かけます。この本もそんな1冊です。 ただ、「私」が思っていることを一方的に・・・続きを読む
クッチーナママさん
40代 ママ 東京都
シンデレラの性格
同じシリーズの「桃太郎が語る桃太郎」を読んで面白かったので、こちらも読んでみたいと思いました。 私はひねくれ者なので、実はシンデレラの性格が、あまり好きじゃないなと思っていたのですが、こんな風にシン・・・続きを読む
スケボウさん
40代 ママ 東京都
おもしろい!!
おもしろい!!! この絵本を読んで、とにかくそう思いました。 シンデレラのお話は、いろんな出版社さんの絵本を 何度も何度も読みました。 でもこの絵本は初めて!! とても衝撃を受けました。 ・・・続きを読む
応募ルール
募集期間 | 2017年8月17日(木)0:00〜2017年9月13日(水)23:59 |
---|---|
募集内容 | 『シンデレラが語るシンデレラ』のレビュー(感想、エピソード) |
応募方法 | このページの「この絵本のレビューを書く」ボタンか、作品詳細ページからご応募ください。(投稿は1作品に付き、お一人様1回限りです) |
発表について | 2017年9月下旬を予定 入賞レビューの発表は、絵本ナビのこのページで行います。入賞レビューを投稿してくださったご本人様には、絵本ナビ事務局から直接メールでもご連絡致します。 |
注意事項 | ※関係者のご応募はできません。 ※投稿後、掲載後のレビューの再投稿も受付けますが、再投稿の場合はポイント付与の対象とはなりませんのでご注意ください。 |