この本の大きな楽しみのひとつは、読んだ後にあります。「もしきみがシンデレラなら?」そんな問いかけが本の最後には待っています。お子さま自身が「もし自分なら…」を考える。たとえば継母と最初に会ったときとき、舞踏会に出かけたとき、ガラスのクツが脱げたとき、自分ならどんな気持ちになるだろう。
もちろんそこに無二の正解はありません。作品の中に身を置いて、そこに現れる「心」や「行動」を自由に考えてみる。それは、想像力を遠くのびやかにし、そして自分以外の誰かを思う繊細な心配りを育みます。
絵は人気イラストレーターの柴田ケイコさん。独特の鮮やかな色づかいと、ぬくもりにみちた美しいタッチで、シンデレラの視界が展開されてゆきます。ひとつの物語、ひとつの絵本が、お子さまの豊かな滋養となりますように。
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シンデレラが語るシンデレラ
絵: 柴田 ケイコ
文: クゲユウジ
出版社:高陵社書店
税込価格:1,100円もしあの童話の主人公が自らの口で語ったら。「シンデレラが語るシンデレラ」は、前作・桃太郎に続く「1人称童話」のシリーズ二作目です。 「昔々あるところに…」でおなじみのスタンダードな昔話は、決まって3人称、いわゆる「ナレーション」でえがかれています。3人称から1人称へ。客観から主観へ。このシリーズでえがかれるのは、主人公の「たとえば」の胸の内。シンデレラは何を思い、何を見つめ、何を求めていたのだろう。主人公視点で物語を体験する1人称童話は、つまるところ「まなざしと気持ちの絵本」といえるのかもしれません。
ととくろさん
30代 ママ 千葉県
シンデレラ、は違う気がしました。
桃太郎一人称の作品を読んだ際は アプローチが新しいなと思いました。 が、今回シンデレラの一人称は あまりピンと来ませんでした。 さもありなん、という感じです。 シンデレラを題材にするなら、 ・・・続きを読む
みいのさん
50代 ママ 東京都
無難
よく知っているシンデレラとかけ離れた、奇をてらったお話を予想していましたが、思ったより無難なフツーのお話でした。シンデレラが語るよりも、まま母やお姉さんたちの立場から描いたお話だったら、面白かったかな・・・続きを読む
バーバショコラさん
30代 ママ 神奈川県
自分でも考えたくなる
シンデレラ目線で描かれたシンデレラ!これは女の子が読んで楽しいですね。このシリーズの桃太郎も読みましたが、シンデレラも面白いですね。ガラスの靴はわざと脱いだという説もありますが、このお話のなかでは、脱・・・続きを読む
ピンクちゃんさん
40代 ママ 広島県
いっぱい想像してみました
子供と一緒にいっぱい自分がシンデレラだったつもりで想像してみました。この時はこうしただろう、あの時はああしただろう・・・。いろいろそうやって想像しながらお互いの考えを話してみるとすごく楽しくて、子供も・・・続きを読む
じっこさん
30代 ママ 東京都
おもしろい試み
シンデレラのストーリーをシンデレラが一人称で語るお話です。 一人称は、試みとしてはおもしろいと思います。ただ、この本を読んで、子どもに「自分ならどんなシンデレラになるだろう」と考えさせるのは難しいか・・・続きを読む
応募ルール
募集期間 | 2017年8月17日(木)0:00〜2017年9月13日(水)23:59 |
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募集内容 | 『シンデレラが語るシンデレラ』のレビュー(感想、エピソード) |
応募方法 | このページの「この絵本のレビューを書く」ボタンか、作品詳細ページからご応募ください。(投稿は1作品に付き、お一人様1回限りです) |
発表について | 2017年9月下旬を予定 入賞レビューの発表は、絵本ナビのこのページで行います。入賞レビューを投稿してくださったご本人様には、絵本ナビ事務局から直接メールでもご連絡致します。 |
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