いままでの童話や昔話は決まって「むかしむかしあるところに…」で始まり、3人称、いわゆる「天の声」で書かれています。
それを1人称に変えてみたら物語はどうなるだろうと考えてみました。つまり、3人称から1人称へ。客観から主観へ。
もし桃太郎が自らの口で語ったら。その額にカメラがついていたら――
「1人称童話」はそんな発想のちょっと変わった絵本です。
語られるのは3人称のナレーションでは語られない、桃太郎の胸の内。
主人公の視点から物語を体験する1人称童話は「まなざしと気持ちの絵本」といえるのかもしれません。
また、この本の最後には「もしきみが桃太郎なら?」という問いかけが待っています。
お子さま自身が「もし自分なら」を考えます。たとえば鬼退治に旅立つとき、鬼と向き合ったとき、自分ならどんな気持ちになるだろう。
もちろん正解はありません。物語の中にその身を置いて、そこに現れる「心」や「行動」を自由に想像してみるのです。
それ自体がお子さまにとって新鮮な体験となることと思います。
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桃太郎が語る桃太郎
絵: 岡村優太
文: クゲユウジ
出版社:高陵社書店
本体価格:1,000円+税「昔々あるところに…」でおなじみのスタンダードな昔話は決まって3人称、いわゆる「天の声」でえがかれています。3人称から1人称へ。客観から主観へ。
もしあの童話の主人公が自らの口で語ったら。
その額にカメラがついていたら――「1人称童話」はそんな発想のちょっと変わった絵本です。
えがかれるのは、3人称のナレーションでは語られない、主人公の「たとえば」の胸の内。
他者である主人公の視点から物語を体験する1人称童話は「まなざしと気持ちの絵本」といえるのかもしれません。
「もしきみが桃太郎なら?」本の最後には、そんな問いかけが待っています。
この本の大きな楽しみのひとつは読んだ後にあります。お子さま自身が「もし自分なら」を考える。
たとえば旅立つとき、鬼と向き合ったとき、自分ならどんな気持ちになるだろう。 もちろん正解はありません。
物語の中にその身を置いて、そこに現れる「心」や「行動」を自由に想像してみる。 それ自体がお子さまにとって新鮮な体験となることと思います。
まずは「桃太郎」から。以降「シンデレラ」「浦島太郎」へ。
ひとつの物語がお子さまの豊かな滋養となりますように。
応募ルール
募集期間 | 2017年6月29日(木)0:00〜2017年8月3日(木)23:59 |
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募集内容 | 『桃太郎が語る桃太郎』のレビュー(感想、エピソード) |
応募方法 | このページの「この絵本のレビューを書く」ボタンか、作品詳細ページからご応募ください。(投稿は1作品に付き、お一人様1回限りです) |
発表について | 2017年8月下旬を予定 入賞レビューの発表は、絵本ナビのこのページで行います。入賞レビューを投稿してくださったご本人様には、絵本ナビ事務局から直接メールでもご連絡致します。 |
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