＜ミキハウスの宮沢賢治の絵本シリーズについて＞

1987年に刊行がスタートした「宮沢賢治の絵本シリーズ」は、今年（2015年）、『ひのきとひなげし』（絵/出久根育）と『カイロ団長』（絵/こしだミカ）の2作品が刊行され、全部で25作品となる予定です。
編集者の松田素子さんによると、「2021年までに全37作を刊行して、シリーズ完結となります」とのこと！　これは、宮沢賢治が37歳で生涯を閉じたことへの追悼の意味もかねているのだそうです。
来年2016年は『フランドン農学校の豚』（絵/nakaban）と『雨ニモマケズ』（絵/柚木沙弥郎）を刊行予定。2021年まで楽しみが続きますね！

今回のレビューコンテストの対象作品は全部で6作品。シリーズの中から今の季節にぴったりな作品をピックアップしてみました。あなたのお気に入りの作品を、まだ読んだことのない作品を、是非この機会に手にとって、レビューを書いてみませんか？