ぼくのおじいちゃん

ぼくのおじいちゃん

  • 絵本
作: マルタ・アルテス
訳: よしい かずみ
出版社: BL出版

税込価格: ¥1,430

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作品情報

発行日: 2014年09月01日
ISBN: 9784776406556

出版社のおすすめ年齢:3歳〜
23×23cm 28ページ

みどころ

ぼくのおじいちゃんは、だんだんとしをとってきた。
ときどき、ひとりでいるとさみしくなったり、ぼくのことがわからなくなっちゃうこともある。
でも。そんなときがぼくの出番!
ぎゅうってすれば、ほら大丈夫。
ぼくがおじいちゃんに教えてあげたり、おじいちゃんがぼくに教えてくれたり。
おじいちゃんがいれば、ふたりで冒険だってできる。
おじいちゃんは、ほんと子どもみたいな時もあるし、へんなことしちゃうこともある。
でも、それがぼくのおじいちゃん。だいすきだよ・・・。

クマのおじいちゃんと孫のぼく。ふたりの日常を描きながら、その特別な関係を優しく描き出します。
年をとれば誰もが「老い」てきます。今まで出来ていたことが出来なくなったり、がんこになったり、耳が遠くなったり。家族との関係性も少し変わってきたりします。どういう対応をしていいか、わからなくなったりすることだってあるかもしれません。自分の親だって同じです。
だけど、ふと見ると誰よりも自然に接しているのが息子だったりします。
息子にとっては、年をとった今のおじいちゃんが大好きなんですね。
おじいちゃんにとっても、孫は大事なお友だち。頼ったりすることだってあります。
そうやってお互いを必要としているからこそ、一緒の時間を豊かにしていけるのでしょうか。

とっても愛らしい絵で、一緒に手をつないで歩いたり、遊んだり、ぎゅうっとしているふたりの様子を見ていると、こちらにまで優しさが伝わってくるようで、幸せな気持ちになってきます。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

出版社からの紹介

クマのおじいちゃんと孫のぼく。おじいちゃんは、ときどきさびしくなったり、ぼくのことを忘れてしまったりします。でも、ぎゅっとだきしめれば大丈夫!「老い」を自然に受けとめるぼくの視点で、お互いに補い支え合う、日常の優しさを描いたお話。

ベストレビュー

おじいちゃんと孫の関係すばらしい! ホロリ

年老いていくおじいちゃんの切なさが伝わります 
おじいちゃんは一人でいると淋しくなるのです。なんだか せつなくなるのですね  そんなときが ぼくの でばん!
孫といっしょで 元気をもらえるのですね  これは本当です
若い人から 元気をもらう  
そして孫は おじいちゃんからいろんな事を教えてもらうのです
この関係がいいですね!

年をとるということ 物忘れしたり ちょっとへんなことしたり・・・・・
それは 現実のことで受け入れるしかありませんが
みんな 子どもだったときがあり だんだん年老いていくんです

大好きなおじいちゃんとハグしているの  愛を感じます
大好きなおじいちゃん  

とても 良いお話しでした 
(にぎりすしさん 60代・その他の方 )

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