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税込価格: ¥748
発行日: 2021年11月19日 ISBN: 9784122071353
288ページ
男が一人、老いて死んでいくのを看取るのは、本当によかった――夢に見た専業詩人の生活、ぽっかりとした自由。もんもんと考え、るると書く。カリフォルニアのキャニヨンを犬どもを従えひたすら歩く。料理や洗濯は、しないことにすぐ慣れた。山賊のように台所で立って食べた。卵ばっかり食べていた。のしかかるローンに光熱費、熊本地震、石牟礼道子さんのこと、末っ子の結婚、そして……日本に帰ろう。「みんなホルモンのせいでしたと、今は言い切りたい」――女のための戦記『閉経記』から五年。書くことで生き抜いてきた詩人の眼前に、今、広がる光景は。
ベスト・エッセイ2024 / 道行きや / 切腹考 鴎外先生とわたし / ふたつの波紋 / ウマし / なっちゃんの なつ
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