
シートベルト かっちん. けいちゃんごう すすみまーす。 いち に いち に ぶーぶーぶー. ゆらゆら ゆらゆら おっとっと! あ! あぶなーい! 急ブレーキ!
楽しいオノマトペで、乗り物の冒険が始まります。でも、この乗り物、実はけいちゃんのベビーカー。パパと一緒のお散歩がいつの間にか変身して……。 もちろん運転手はけいちゃん。行く手には、ぐねぐね道やでこぼこ道など、ハプニングもあります。うさぎさんやくまちゃん、ねこさんも乗せてあげて、一緒に冒険を楽しみましょう。
えがらしみちこさんの、柔らかい色彩と造形で描かれるベビーカーの世界。子どもにとって身近な乗り物だけに、夢が広がります。ベビーカーが苦手なお子さんも、こんなベビーカーの世界を知ってしまったら、好きになっちゃうかもしれませんね。
(中村康子 子どもの本コーディネーター)

シートベルト かっちん。いち に いち に ぶーぶーぶー。いち に いち に ぶーぶーぶー。 けいちゃんのベビーカー、けいちゃんごう すすみまーす。そこへ、うさぎさんと くまさんが やってきて、「ぼくも のせて!」「わたしも のせて!」「いいよ いいよ ここに どうぞ」 けいちゃんごう すすみまーす! ぐねぐね みちです。きをつけて くださーい。ゆらゆら ゆらゆら おっとっと! でこぼこ みちです。つかまって くださーい。がたがた がたがた がったんこ。なみなみ みちです。とびますよー! ぴょんぴょん ぴょんぴょん じゃんぷっぷ。あ! あぶなーい! 急ブレーキ! そこへ とびだして きたのは? 水彩の優しいタッチとリズミカルな擬音が心地よい、毎日のお散歩が楽しくなる1冊。ベビーカーが苦手なお子様にも!

春に読むのがおすすめ
えがしらみちこさんの描く小さな子の愛らしい姿が大好きです。触りたくなるほっぺにいつもきゅんとなってしまいます。
赤ちゃんが主役の絵本は色々ありますが、ベビーカーにのった赤ちゃんって、意外と珍しいなと思いました。
ベビーカーに乗ってお散歩する赤ちゃん。お散歩する原っぱや道には、たんぽぽやすみれが咲いています。
春に読むのにぴったりの作品なので、これからの時期におすすめです。 (クッチーナママさん 50代・ママ 女の子20歳、女の子17歳、男の子15歳)
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