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読書感想文におすすめの作品
夏休みの宿題で多く出される、読書感想文。まずどんな本で書いたらいいか、という本選びから困ってしまう親子が多いのではないでしょうか。毎年発表される課題図書もありますが、こちらでは、自由読書(※)として課題図書以外の作品で感想文を書きたい子どもたちに向けておすすめ本を紹介します。まずなんといっても本の内容が面白くないと感想なんて出てきませんよね。子どもたちが共感したり、心から面白いと感じるところから自然に感想がわきあがってくるような作品を集めました。
※読書感想文コンクールの主催者が指定した本を読んで書くのが「課題読書」、自分で読みたい本を自由に選んで読書感想文を書くのが「自由読書」です。
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大人になればしっぱいの1つや2つは当たり前。けれど子ども達にとっては初めて経験するショックな出来事でしょう。このお話は、そんな子ども達を励まし、勇気づけてくれる頼もしい存在です。
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八月一日、夏休みの登校日。みずかは先生に「だって、書けないんだもん」と言いました。おもしろい本を読んで、ああおもしろかったなあって、胸がいっぱいになる。どこがどうおもしろかったとか、何がよかったとか書こうと言葉を探そうとすると、しゅるしゅるしゅるって、おもしろかった気持ちがきえてしまう。だから「感想文、むり!」……
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誰かにおくりものをする時、何をあげようか、どんなものが喜ばれるかなどいろいろ悩みますよね。さらにこのお話に出てくるクマタのように自分が大切にしているものを手渡す場面に出くわしたら、どんな選択をすることが正しいのでしょう?読めば誰の心にも気づきと温かさを残してくれるお話です。
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こうへいが見つけた変わった自動販売機。ボタンを押すと、そのとき必要なものが何でも出てくる。しだいに販売機に頼っていくこうへいを心配したお母さんが、ボタンを押したことで、突然販売機が姿を消してしまった!魔法のような自動販売機に出会った少年の成長ストーリーです。
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弟ができて面白くないあたしは「すてご」になる事を決意し、家出をします。女の子の子供らしいユニークな発想や空想力のたくましさがこの物語を魅力的にしています。さぁ、「あたし」は無事誰かに拾われていくのかな?絵がたくさんで読むのが楽しい!お兄ちゃんお姉ちゃんにおすすめ。
【小学校低学年におすすめ】
大金持ちのひとりむすこフライは、なんでももっています。たくさんのおもちゃやおかし、自分だけの遊園地やサファリパーク。そんなフライのところに、あそび相手として、ごくふつうの家の男の子ビリーと飼い犬のピュンピュンがやってきました。ビリーたちと一緒にあそぶうちに、フライが気づいたことは…? さし絵がたっぷり入った楽しい物語。【小学校低学年、中学年におすすめ】
子どもたちが毎日やらなければならない「しゅくだい」。でも「しゅくだい」を忘れても、その理由を上手なウソで話せたら怒られない…!?そんな子どもたちの願いが叶ってしまうユニークなお話。けれどもウソの理由を考えるのもなかなか大変!想像力を働かせてウソ(物語)をつむぐ楽しさと難しさに気づくことのできるお話です。
【小学校中学年におすすめ】
新版ヒキガエルとんだ大冒険(1) 火曜日のごちそうはヒキガエル
作:ラッセル・E・エリクソン 絵:ローレンス・ディ・フィオリ 訳:佐藤 涼子 出版社:評論社 ISBN: 9784566013360
税込価格: ¥1,320
たちの悪いミミズクにつかまってしまったヒキガエルのウォートン。ミズクは6日後の自分の誕生日の特別なごちそうとして、ウォートンを食べるというのですが…。どんな絶望的状況にあろうとも決してあきらめない勇敢なウォートンの姿と、お話にちりばめられた優しさが光るお話です。
【小学校中学年におすすめ】
ある日、かあちゃんのことを書いた作文を読んだ父ちゃんが大笑いして言ったのは、「かあちゃんはほめるときげんがよくなるんだ。とにかくほめること。パソコンもビデオも扱い方をまちがえると動かないだろ、それと同じさ」ということば。 それを聞いた4年生の哲哉は早速かあちゃん取扱説明書を書きはじめます。子どもが大共感するこちらのお話。でもお母さんが読んでもじーんとしちゃうんです。
【小学校中学年におすすめ】
小学四年生のツヨシのクラスに、一輪車とくちぶえの上手な女の子、マコトがやってきた。転校早々「わたし、この学校の番長になる!」と宣言したマコトに、みんなはびっくり。でも、小さい頃にお父さんを亡くしたマコトは、誰よりも強く、優しく、友だち思いで、頼りになるやつだったんだ―。サイコーの相棒になったマコトとツヨシが駆けぬけた一年間の、決して忘れられない友情物語。【小学校中学年から高学年におすすめ】
<小学校三年生のときに水泳教室でおぼれてから、「オボレンジャー」というあだ名がついた光平は、今年こそは泳げるようになりたいと願う。そこで亡くなったおばあちゃんにもらった、願いがかなう日記に書いて自分なりに練習をして夏休みの水泳教室に挑むのだが、練習の成果はなく1メートルも泳げなかった。日記を通じて大切なこと学び、成長していく少年の姿を描いた夏の物語。【小学校中学年から高学年におすすめ】
「通知表なんて、ただの紙切れじゃん。あんなので、ぼくらの何がわかるの?」通知表って何であるんだろ? あれを見たって、どこをどう直せば成績が上がるのかなんてわからないじゃないか。「ねえ、先生の通知表をつけようよ」主人公の朝陽の一言から、4年3組でクラス一丸となって担任のハシケン先生の通知表作りが始まった。でも、人に成績をつけるって、こんなに難しいことだったのか!?
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子犬のシャイローと出会ったことをきっかけに、少年マーティは、誰にも言えない秘密をもつことに・・・。子犬を思う少年の気持ちが、痛いほど伝わってくる珠玉の名作!
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「ダレカ」という名の黒ネコとあった悟は、いつのまにか知らない森にいました。森の中では同じ学校の子たちと会いますが、誰も悟のことを知りません。話を聞くとそこは「竜」が支配する世界。悟はかおるという女の子と共に竜退治に繰り出します。読み始めたら止まらない迫力満点の冒険物語です。【小学校高学年におすすめ】
赤ちゃんからお年寄りまで、すべての人間が平等に持っている24時間。自分の時間を自由に使えるのは当たり前? でも、もし、あなたの時間が、知らないあいだに盗まれていたとしたら……?「時間がない」「そんなの役にたたない」なんて口にしがちな、忙しがっているすべての子どもと大人に読んでもらいたい一冊です。【小学校高学年から中高生におすすめ】
思わず撃ってしまったナゲキバト、大切な牛の死、悪友とのいたずらなど、いくつもの苦い経験を通して「生きる」ことを学んでいくハニバル。難しい問題が目の前に立ちはだかりどうして良いかわからない時、そこにはいつも、きびしくも愛情あふれる祖父のポップの教えがありました。【小学校高学年から中高生におすすめ】
平和に暮らしていた人々の運命を一瞬にして変えてしまった原爆投下。生き残った人々が大切な人に伝えられなかった思いの数々を朽木祥さんが丁寧に描きます。その思いを受け止めながら、成長していく主人公の希未(のぞみ)をはじめとする中学生たち。高学年の子どもたちにも読みやすく、広島を知り、考えるのにおすすめの1冊です。【小学校高学年から中高生におすすめ】
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