いっすんぼうしの絵本
小さな体の男の子が、知恵と勇気で活躍する「いっすんぼうし」の物語は、子どもたちに人気のある昔ばなしです。たくさんの「いっすんぼうし」の絵本が出版されていますが、それぞれ絵や文章で異なる味わいと魅力があります。おじいさんとおばあさんが男の子を授かる場面や、いっすんぼうしが鬼と対決する場面など、絵本ごとに細かな設定や描写の違いがあり、読み比べてみると面白いですよ。ぜひ、お気に入りの「いっすんぼうし」を探して楽しんでくださいね。
編集部おすすめ作品
はたこうしろうさんの描く「いっすんぼうし」は元気いっぱい! 溌溂とした姿が魅力的です。昆虫や生き物に囲まれ、勇ましく活躍する姿に子どもたちも夢中になることでしょう。
なじみ深い一寸法師のおはなしが、石井桃子さんの文、秋野不矩さんの美しい絵で味わえます。親子でくり返し楽しめるロングセラーの一冊です。
味わい深い方言で書かれた、読み応えのある一冊。美しい文と絵で「いっすんぼうし」の物語を楽しめます。
おばあさんの中指から生まれた「いっすんぼうし」。語り口も楽しく、荒井良二さんの描くいっすんぼうしが生き生きと愛らしい一冊です。小さな版型で持ち歩きにもおすすめです。
美しい文と、草双紙・絵巻物を思わせる品格のある絵で、「いっすんぼうし」の物語を味わえます。
親しみやすく明快な絵で、小さな体のいっすんぼうしの魅力が際立ちます。鬼と対決する場面も迫力満点!
文:
小沢正 絵:
石倉 欣二 出版社:
偕成社 税込価格: ¥880 発行日:2004年01月15日 ISBN:9784034493403