シニア世代と読む絵本
シニア世代の方への読み聞かせやお話会で人気のある絵本を集めてみました。
介護の場や、デイサービス・施設などでも活躍している絵本たち。「懐かしいねえ」「そうそう、昔こんなことがあってね」なんて、記憶の引き出しが開いて会話が弾んだりするのも、絵本の力ですね。子どもたちと読むのとはまた違う味わいの「絵本タイム」はいかがでしょう。
編集部おすすめ作品
繊細な筆使いで旅の楽しさを描く、絵ばかりの絵本。八巻目となる今回の旅の舞台は日本です。電気が普及する前の、なつかしい日本の自然と町並みが描かれています。
世界を魅了した「旅の絵本」シリーズ全10冊。訪れたのは、中部ヨーロッパ、イタリア、イギリス、アメリカ、スペイン、デンマーク、中国、日本、スイス、オランダ。美しい街並みや自然の風景、そこで暮らす人々を克明繊細に描きます。さりげなく描き込まれた童話の主人公や名画の一場面などを探すたのしみも。
懐かしい夜店がずらり。文字のない絵本の傑作。お兄ちゃんと妹が神社の境内に出かけてゆくと、縁日の準備をしています。やがてたくさんの夜店が並びました。わた菓子、いか焼き、お好み焼き、金魚売りに、ひよこ売り……
まったなし！ついにきた、優勝決める大一番！最強の横綱武留道参（ぶるどうざん）、挑むは小結明の海（あけのうみ）。みあって みあって はっきょい……。
山奥に暮らすたぬきが、大都会に住むたぬきのもとへお嫁入り。人間に化けたたぬきたちは、初めて電車やレストランを経験します。花嫁道中は目を回すようなことばかり！
ある冷たい風の吹く日、一人のおばあさんが町外れにある『Life』という小さなお店にやってきました。『Life』は、お店と言ってもなにかを売っている普通のお店とは違います…。
たけのこがたろをのせたまま、ぐんぐんぐんぐんのびだして……。テンポの速い構成のしっかりした物語と流れるような横長の絵が、絵巻物を思わせます。
ある老人が木をスケッチしていると、木はいろいろなことを語りかけてくれ、木との対話が始まる。水をぐんぐん吸い込む根っこ、空を見上げながら風の歌を聞いている枝、がまんをしているこぶ。木のいのちの物語。
４７都道府県をだじゃれで笑い飛ばそうという試み。「いいかげんに滋賀県」のようなズッコケ笑いが、長谷川さんの絵で全面展開!
しりとり、句読点遊び、回文、かぞえうた、なぞかけなど、18種類のことばあそびを、軽妙なタッチのイラストで楽しむ大型絵本。子どもから大人まで楽しめる一冊。
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